読書:駆け出しマネジャー アレックス リーダーシップを学ぶ

「駆け出しマネジャー アレックス リーダーシップを学ぶ」マックス・ランズバーグ・著、 村井章子・訳。

テレパスのリーダー社員にリーダー教育をしている(教育なんておこがましいね、ちょっと話し合ってるって感じか)。

すると当人がこの本を読んで「おもしろかった。オヤマさんが言ってるような事が書いてある」そうで、借りて読んだ。小説仕立てで、難題が次から次に押し寄せる。八方ふさがりの中から、解決策を見つけていくのはおもしろい。

私の言葉は説得力が足りないんだけど、書籍には説得力があるな~。その社員は意識改革が目を見張るほど進んでいる。「あ~、若いとこんなに伸びるのかなぁ」と感心している。

読書:金持ち父さん貧乏父さん

「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート キヨサキ・著、白根 美保子・訳。

ベストセラーになる本はやっぱりおもしろい。「お金の見方」が変わるかもしれませんよ。

「貧乏父さん」は、ホントはちっとも貧乏じゃないのね。むしろ成功者の部類。多くの人はそれを目指して、学校教育を受けていると思う。ここでは、あえて「普通の父さん」とは書かずに「貧乏」と書くことで、その差を明確にしている。

お商売の家は、多かれ少なかれ、金持ち父さんのような事を言ってるんじゃないだろうか? 良い学校を出た知識人がかならずしも幸せになるわけでもない。この著者の本をもう少し読んでみたくなった。それにしても、こういう本を古本で安く手に入れるとお得な気分~。

読書:人生に奇跡を起こすノート術

「人生に奇跡を起こすノート術」トニー・ブザン・著、田中孝顕・訳。

前から気になっていたマインドマップを知るきっかけになった。マインドマップの入門がわかりやすい。あ、これならやれるかも、って感じ。で、作ってみる。これは、楽しいーかも~。

マインドマップについては、こちらのページ(http://mindmap.jp/)がわかりやすい。

読書:野口整体 病むことは力

「野口整体 病むことは力」金井 省蒼・著。

「治り始めてかるから痛む」野口整体の本を読むと、この事はすごい説得力がある。この本の感想をたくさん書きたいのだが、うまい言葉が見つからない。

野口整体 気・自然健康保持会」のページはこちら。

新宿の朝日カルチャーセンターでもやってるようだ。4月からのクラスに入ってみようかなー。

読書:チェンジ・ザ・ルール

「チェンジ・ザ・ルール」エリヤフ・ゴルードラット・著、三本木亮・訳。

「ザ・ゴール」シリーズの3作目。今回はソフトウェア会社が舞台で、「わかる・わかる!」部分が多い。

舞台となる会社はテレパスよりも規模が大きくて、それでも抱える悩みは変わらないんだなー。

むしろ会社の規模が大きいと、それだけ小回りがきかなくなり、大変な部分が増えるのかもしれない。そんな企業を舞台に、読者も一緒に悩みながら、解決方法を見いだしていく。

前作、前々作の「TOC」を知ってから読む方が理解が進むと思う。

読書:ザ・ゴール2 思考プロセス

「ザ・ゴール2 思考プロセス」エリヤフ・ゴールドラット・著、三本木亮・訳。

「ザ・ゴール」の続編。ストーリー仕立てでおもしろい。問題は「雲」を書いていくことで整理され、「現代問題構造ツリー」や「未来問題構造ツリー」を一緒になって構築しているような気持ちになる。

前作よりも、経営に即決している内容だった。続けて、シリーズ3作目も読もう~っと。

読書:その他大勢から抜け出す成功法則

「その他大勢から抜け出す成功法則」ジョン・C・マクスウェル・著、齋藤孝・訳、解説。

正月に弟が読んでた本を借りた。

「11の考える習慣」について目次を記しておきたい。
目次を読むだけでも「そうだ!」と気づく。

1.大局的に考える習慣
    「視野が広がる」と「推理力」も深まる
2.集中的に考える習慣
    「選択と集中」こそ成功への最短ルート
3.創造的に考える習慣
    頭をアイデアの貯蔵庫に変える方法
4.現実的に考える習慣
    不測の事態にもあわてずに対応する
5.戦略的に考える習慣
    人生を有利に運ぶための戦略の立て方
6.前向きに考える習慣
    「できる!」と思う人に運がつく
7.反省して考える習慣
    「一日の自省」は「一生の富」をもたらす
8.「非・常識」に考える習慣
    「人と違うことをする」からチャンスも大きい
9.「アイデアを共有」して考える習慣
    人の頭を上手に使う法
10.利他的に考える習慣
    「人のために」が「自分のために」
11.実利的に考える習慣
    着実に「実績」を上げる頭の使い方

「作家ハリー・A・オーバーストリートは、「未熟な精神は新しいことに次から次へと飛びつくが、成熟した精神は一つのことを最後までやり遂げる」と言った」とある。ぐさりと来た。私にあてはまる。

読書:最強の経営手法TOC

「最強の経営手法TOC」山中克敏・著、加藤治彦・解説。

ザ・ゴール」を読んで「TOC」の事が少しわかった気がした。「ザ・ゴール」のあとがきに、その本通りに実践して成功した例がいくつもある、と記述されているが、「そんなにうまくいく?」と勘ぐっていた。
「まぁアメリカではうまくいったかもしれないが、日本ではどうだろう?」とも思った。
ネットで「TOC」を検索したら、この本(最強の経営手法TOC)がヒットした。読んでビックリ。

著者は、オキツモ株式会社の創業者の息子さんで、現在、会長職を務める山中氏が執筆している。内容はオキツモで起きた実際の出来事を物語風に、そしてわかりやすく、TCOの導入から成果が表れる様を書いている。

驚いた・驚いた。
なにが、って、今は改善されたとしても、数年前までは「納期の遅れ」や、諸問題をかかえていて、それを会長自身が文書にしていることだ。自分の会社がかかえていた問題点を本にするというのは勇気がいる。さらに、成功していく課程を文書にしている。「よそにまねされる」と思って隠したくなるのが普通ではないだろうか。山中会長の器の大きさを感じる。

オキツモがTCOを取り入れ、試行錯誤を繰り返しながら、社員の意識が変化していく様子がわかりやすい。最初、現場は「上が余計な事をはじめて、、、」と思うし、これまでのやり方を変えるというのは、本当に難しい。そういった「日本企業の文化(風土?)」を踏まえているので、私には「ザ・ゴール」よりも身近な例でわかりやすかった。

我々とは異なる業界ではあるが、業務を進めていくうえでの「遅れ」また、その原因となる「クライアントからのとびこみの急ぎ仕事」等など、共通する点がある。製造業のことはちっとも知らなかったが、問題の根本というのは共通するのかもしれない。製造業ではない分野の方も参考になる本だと思う。

山中氏の経営者としての才覚はすごい。
「日経ビジネス」の記事で「TOC」について知り、「うちの会社にいいんじゃないかな?」と言い出したのは山中会長だ。また、父親の病気という事態で大学を中退したので、会長になってから復学し、大学院まで出ている。その中で「経営手法」について学ぶ姿勢にも頭が下がる。さて、こういった事を私の会社ではどう活用したらいいのかな?

読書:いつからファーストフードを食べてきたか

「いつからファーストフードを食べてきたか」佐藤昴・著。

気仙沼は日本で最初に「スローフード都市宣言」をした。スローフードな街で育った私も、東京暮らしが長くなり、いつの間にか、ファーストフードに染まっている。ファーストフードっていつから食べ始めたんだろ?

この本には、アメリカで誕生した頃の話から、どのように日本に入ってきたのか? バブル期、そして安売りに走った時のこと、スターバックスなどのカフェ事情、ドトールコーヒーが着実に売上を伸ばしていることなどの栄枯盛衰がおもしろい。

そういえば、いつの間にか消えてしまったハンバーガーショップもあったなぁ。21世紀に生き残っていくのは、どんな店だろう?

著者は日本マクドナルドと日本ケンタッキーフライドチキン(KFC)で働いた経歴があり(KFCでは代表取締役も務めた)、そして、レイ・クロックとカーネル・サンダースに出会い、藤田田にも影響を受けた人だ。へぇ~~~。