母の住むアパートを後にして、「ざわざわ」という坂道を上がり、気仙沼中学校に行ってみます。
気仙沼中学校の、あの広い校庭の半分が仮設住宅になっていました。残りの半分は駐車場です。
気仙沼には仮設住宅を建設出来る場所が少ないので、学校の校庭、公園、あらゆる場所が仮設住宅の対象です。
ところで、中学生の部活はどうしているのでしょうか?
私達は、この広い校庭を思う存分に使って、部活に汗を流していたことを思い出すと、陸上部、サッカー部、テニス部、ソフトボール部、野球部はすぐ隣の市民グランドを利用しますけれど、そちらも仮設住宅が建っていて、いったいどこで練習をしているのだろう?と思いながら歩きました。
この時期に中学時代、高校時代を送る皆様には、大きなストレスが幾重にもかかっているけれど、どうぞ、前を向いて進んでください。
まだ仮設住宅に入れずに避難所暮らしをしている方は大勢います。
母が避難していた教室には、まだ多くの方がいらっしゃるようです。
もう5ヶ月になるというのに、、、。
この大震災の大きさ、そして思うようには進まない復旧。
出るのはため息ばかりです。