今年もサロマウルトラマラソンに出場することにしました。
申込は1月に、とっくに済ませてあります。
ところが・・・
3月ほとんど走れない。
4月ほとんど走れない。
そして5月も、思うように走れない。
どどど・どうーしよう。
ここで50kmいっとかないと、絶対に無理なんですぅ〜。
記録なんてどうでもいいから、とにかく50kmの走り歩きが出来なければなりません。
行きます皇居。
母と、ダンナも走るというので3人で参りました。
14時5分前にスタート。
目標は、キロ7分で走ったとして、6時間。
8時に終了することが目標です。
いい天気です。
暑いです。
母を時計台の下のベンチに置いて、1周行きますと、
「35分かかったね」と時間チェックされました。キロ7分です。
その後は、キロ6分半から、次第に遅くなって、またキロ7分、、、。
母は、この頃に、自力で電車に乗って帰宅。
後で聞くと、「一人で霞ヶ関から電車に乗れた!」ちょっと自慢?(^ー^)。
25キロを越えると途端に辛くなり、ダンナは太股に痛みが。
それでも、「走り方を変えたら痛くなくなった」とかで、まだ続けます。
5キロごとに、時計台のベンチに置いたエイドで水分取ったり、あんぱん食べたり、その時間がだんだん長くなって、ストレッチを加えたり、ちょっと座りこんだり、、、。
30キロ終了した時に、私が「もう止めようか」と聞いてみます。もうダメかもーという空気。
でもなぁ、せっかく皇居まで来て30kmでおしまいはなんだかなぁ〜。
あと2周いって、40km走る!
終始、ダンナがリードしています。
5キロごとに300m以上先を行ってます。もしかしたら500mぐらい先になっているのかも。
35km過ぎたら、これはやっぱり50km行っとこう!気合いを入れ直しました。
ゆっくりでいいじゃない。歩いたっていいんだ。
皇居の乾門辺りで交通を止められました。
「誰か通るのですか?」
「皇后陛下です」
オオ。少し待ちます。ストレッチしながら待ちます。
すると、通りました。
後ろの席から皇后陛下が、こちらに向かって手を振っていて、我々もおもわず、大きく手を振りました。
被災地訪問の時にも皆さんがありがたがっていたけれど、本当に、遠目で見ても優しくてありがたい感じがします。それってなんだろう?と思いながら、残りを走ります。
40kmを過ぎて、辺りが暗くなりました。
皇居ランは、明るくて夜でも安心!が一つのウリでしたが、節電で暗いです。
特に、千鳥ヶ淵を右手にして走る小径なんか真っ暗で、私は足が上がらなくなっているから、2度ほど大きく転びそうでした。
45kmを過ぎました。とうとう最後の1周です。
「心で走る」なんでしょうね。
急に足が軽くなって、タッタッタっと前に出ました。
はじめてダンナより前に出て、そのまま、楽しく最後の周を走りました。
最後の下り坂、国立劇場の前辺りからは、ダウンジョグに切り替えて、ゆっくり、身体をほぐすことにしました。
最初は、5kmごとにラップをとっていたのですが、途中の休憩が長くなって、グズグズになってしまったので、ラップの記録は止めまして、
ぜんぶで、6時間25分もかかっちゃいました。
ここを5時間30分で走れば、サロマは大丈夫だと言われていますが、まったく届かず。
この後にまだ50kmも残っているウルトラマラソンって、やっぱり、難関ですわ。