今年から4/29は「昭和の日」だそうです。
久しぶりに何も予定がない休日。近所の書店と古本屋をブラブラする。どれを買おうかと迷いながら、本を選ぶ時が一番幸せかもしれない。
浅田次郎は、大好きな作家です。
「地下鉄(メトロ)に乗って」は映画化され、映画を観る前に読んでおかなければ!と思っていた本。一気に読んだ。
これぞ「浅田文学!」であります。
父を思う息子の気持ち、息子を思う父の気持ち、不器用な親子は、歯がゆいほどにうまくいかない。現代からタイムスリップした世界とを行き来することで表現する巧みな、そして知れば知るほど悲しい世界。
これを「昭和の日」に読むというのは何かの必然か。
ちなみに最初に登場する場所は、私が住んでいる「新中野」。
映画も楽しみであります。DVDで借ります。すんません。