大学生にとって起業は特別なことじゃない?

大学2年生3人と話す機会があった。
親子ほど年の離れた人達。
情報系の仕事を目指す人、コンサルタントを目指す人、いろいろ。

彼らの友人にはすでに起業している人もいて、学生の起業は特別のことではないような印象を受けた。「1円起業」の恩恵か。

私が会社を設立出来たのも、その2年前・1990年の有限会社法の改正による。
「資本金300万円」そして「役員一人でよい」と改正されたおかげで、たった一人で起業した。
300万円を用意するのは大変で、食費を切り詰めて貯めた。

そのおかげで起業は出来たのだが、やはり最低3人で始めるべきだったかもしれないと思うことはある。一人会社は、個人事業主となんら変わらない。

1円で起業した人達の中には成功する人、失敗する人、さまざまだと思う。
この改正は、若い人だけではなく、定年退職したシルバー世代にも希望を与える。
いや、若い人、シルバー世代だけではなく、40代半ばの、まさに我々世代にもいろいろな可能性が広がる。

ただ、若い人のようなエネルギーがどれだけあるか、なんだね。