CSS Nite Vol.7

アップルストア銀座「CSS Nite」に行った。
数分過ぎて到着したら、エレベータから降りた途端に満員電車のような混みようで、立ち見は立ち見でも、「前が見えない立ち見」になっちゃった。声を聞いているのでラジオな感じ。

隣にいた若い女性は(会場の熱気で)「暑くて具合が悪くなってきた」と言って立ち去る始末。私は背が低いので、首をキリンのように伸ばしたり、つま先立ちしてみても、前の人、前の前の人の後頭部を見ての1時間強だった。若い熱心なWebクリエーターが多いワン。

本日のゲストは「CYBER@GARDEN」の益子貴寛さん。
彼の本も持っているし、雑誌の連載も読んでいるので、CSSに関する内容としては周知のことがほとんどだったが、社内・外注も含めた「ガイドラインの策定」については、テレパス内で実践していることと、同じ方向を向いていることがわかった。各種ブラウザによるクセなどを考慮すると、おのずと同じ方向に向かうのだろう。

この数日間、泣いていたMacOS用のIE5.0については、「あのバージョンは厄介で、CSSレイアウト的には考慮しない部類」としている。「けれど、クライアントの要望でこたえないといけないこともある」そーそー、そーなのよ。「どういう場合かというとDTP制作会社さんからの依頼」それでごじゃる。ビンゴー。
この会場では、それ以上の詳しい説明はないが、おそらく益子さんも、あんな手やこんな手を使って切り抜けているのだろうね。

さーて、今日は久々に早く帰れるので、せっかくの銀座だが、ドッコも寄らずに地下鉄に乗って帰る。12時前に(ツーかまだ9時代じゃーん)帰るのは久しぶり。

そうは見えないだろーな

本日も終電に間に合わずタクシーで帰宅した。タクシーの運転手さんは私のことを「会社でこき使われているかわいそうな娘っ子」と思ったらしい(暗かったので顔がよく見えないから)。「そんなに働いたって会社なんか認めてくんないよ。ほどほどにした方がいいよ」とアドバイスして頂いた。

ボーっとして脳みそも働かないし、訂正するのも面倒で、「そうですよね、会社なんか何もわかってくんない」なーんて言ってみちゃった(笑)

ふふふ。本当は私は仕事が大好きな経営者なんですー。そうは見えないだろうど(笑)

猫の手

ちょいと忙しいもんだから、私も仕事を手伝っている。Webデザインのラフ案の叩き台を手伝う。実は小学校1年生から中学3年生まで気仙沼・広野画塾で絵を習った。広野画塾出身には「奥原しんこ」がいる。

絵を描くのも本当は好きなのよねー。っと言う私のデザインを見た社員が「オヤマさん、大胆っスねー」と言葉を選んで言ってくれた。大胆というのか、大雑把というのか、、、繊細さに欠けるというのか、まぁ、良くいえば、皆が思いつかない構図をポンと出す。悪く言えば「えー、そんな風にしちゃうのー?」(お子ちゃま)状態。で、それを「もう少しこうすると良くなりますよ」と気を遣ってもらって、少しは見れるようになった(かな?)

手伝っているんだか、足を引っ張っているんだか。皆さん、申し訳ない。
ま、なにしろ、がんばろー。

ベント・ファブリック〜

朝、フジテレビで「ベント・ファブリック(81歳のデンマークのピアニスト)」がピアノを弾いてるところを見た。先週は特集をしたらしい。チッ、見ないでしまった。
2月に「JUKE BOX(CD)」を買ってから、ジョギング用のiPodシャッフルで繰り返し聞いている。ファイトがわく(笑)

MacOS 9 IE5.0の問題(泣けるー)

MacOS9 のIE5.0はFlashの透過機能が働かない。ガックシ。
5.0をお使いの方はまだ結構いるかもしれない。たしか、OS9をインストールした際に自動で入るバージョンだったと思う。それでもって、マイクロソフト社はたしか5.1を出したはずなんだけど、今やマイクロソフトのサイトからMac版IEをダウンロード出来ないので、やっぱ5.0で見ている人もいるのねー(泣)

CSSにもクセがあり大変でござんす。グラフィックデザイナー(紙)さんはこのバージョンで見ている方が多いようだ。グラフィックデザイナーさんは職業がら1pxの違いも気になるから、「オヤマさん、変ですーーー!」と連絡が入るわけでござんす。

Webの世界ではそういう事があとどのくらい続くんだろーーー?
ブラウザでの見え方を統一してくだされーーー。

読書:9タイプ・コーチング

「9タイプ・コーチング」安村明史・著。
9タイプ・コーチング

「EC=エニアグラムコーチング」とは、相手の気質に合わせたコーチングのスキルである、と書いてある。人は大きく分けると9つのタイプがあり、それに応じたコーチングをしていくことで、活き活きと生きていくことが出来る、としている。

さて、私は何タイプか?
こちらに「エニアグラムタイプ診断」(アンケートのようなもの)がある。
アンケートに答えるようにチェックを付け、最後にメールアドレスを入力すると、タイプと「注意点」などを書き添えたメールが送られてくる。自動的にメルマガにも登録されるようだ。
やってみた。えっ、意外。。。そうだったの?

好景気っていうけれど

「バブル期と同じ4年と3ヶ月の好景気が続いている」とTVでは言うが、「エーーーーほんと〜〜??? どごでー(←気仙沼弁:直訳すると「どこが」だが、それよりも「ウッソー」の意味合いが強い)」。
皆さんは好景気を実感しますか?
あたしゃー、ゼーンゼンでござんすよ。
大企業や銀行はいいかもしれないが、中小企業と地方はヒエビエ〜〜〜じゃない?
なにか景気を計る尺度が違うんじゃないだろうか。今が好景気なら、景気が悪くなったら、いったいどーなるんでしょ?ガクッ。、、

昔ながらの喫茶店

新宿御苑前には昔ながらの喫茶店がいくつかある。たいがい、ご主人がコーヒーや軽食を作り、奥さんがそれを運び、レジをする。お店は20年以上、もしかしたら30年以上、続いているのではないだろうか。ご夫婦で、力を合わせて、一杯数百円のコーヒーで商いをして、子供を育てあげ(たぶん)、老後のなにがしかの蓄えをし、そういう暮らしがある。

新宿御苑前にも、チェーン店のコーヒーショップがいくつもあり、若い人達で混んでいる。それでも、美味しいコーヒーと落ち着いた店のこしらえで、昔ながらの喫茶店には固定客が多い。固定客もご主人と一緒に年齢を重ねている。

昔ながらの喫茶店では、今でもモーニングには「トーストとゆで卵、そしてコーヒー」が定番。いつも朝はあたふたと会社に向かうが、土曜日に休日出社する時は、ゆっくりモーニングをいただき、ほんの少しのんびりする。時間にすればわずかだが、私のちょっとした贅沢な時間だ。

ご主人と奥さんの、なんとも言えぬ「気」で通じる仕事ぶりが微笑ましい。ご主人か奥さんか、どちらかが体調をくずしたら、それで閉店になってしまうのかもしれない。どうぞ、お元気で末永く続けてください。

読書:ロウアーミドルの衝撃

「ロウアーミドルの衝撃」大前研一・著。
ロウアーミドルの衝撃

大前氏の本は2冊目。これはおもしろい。
二極化が進んでしまった日本。その大半はロウアーミドルという中流の下の階層である。けれど「ロウアーミドルが多いのが悪い」ということでもない、という発想の転換。収入が減ったとしても、物価が安くなれば、それは結果としては変わらないのだ。
それよりも、「大きさがそろった苺を買う」という日本人の、妙な慣習を捨て去ることで、物価はさらに下げられる。日本は収入が下がったとはいっても、世界的に見れば高収入である。日本人一人ひとりが改革者になるべきだと言う。

現在の政府に対して「古いものを壊すだけでは、新しいものは生まれない」と言う。「小泉さんを批判していない」としつつも、そこに足りない点をあげる。
「21世紀は、国よりも地方、地方よりも企業、企業よりも個人が主導権を取る時代なのだ」
そして、「次期首相に物申すべき4つの核心」をあげている。
大前さんが政治にたずさわったら、どのように改革をなすのだろうか?見てみたい、と思った。