オフィスのありかた

昨晩、見たニュース番組。2006年の就職戦線がピークとやら。現・大学3年生は「大企業」希望が増えた、そうな。
大手のソフトウェアベンダーの社内の様子が映し出された。
うわっ。机が小さい。隣の人との距離が近い。広いオフィスだが、人口密度たかーい!
テレパスは机が広いし、一人が占める面積は広い(と思う)。
それは、私が田舎モンですから、ギュっと詰まった感じが嫌いなのね。

先日、マラソンの帰りは、JR立川駅まで歩いてみた。
立川を歩いたのは初めて。
「うわー、こんなに都会なんだー」と驚き、立川から通勤している者に笑われた。今は便宜上、新宿区に事務所がある。営業担当としては便利だ。
けれど、開発部門などは都会にある必要性はない。かと言って、あまりに不便では人が集まらない。
適度に都会で、適度に自然がある場所。ネットインフラがあって、広い机で仕事が出来たら、いいね。立川みたいなところはイイんじゃない?

読書:「へんな会社」のつくり方

「へんな会社」のつくり方」近藤淳也・著。

「立ったままの会議」とか「会議をインターネットに公開」とか「毎日、席替え」など斬新な仕事の進め方をしている「株式会社はてな」の創業者が書いた本。私は「はてな」が株式会社になる前に「はてなアンテナ」を誰からか紹介された。当時は他にも同様のサービスが、どこかの個人によって無料で展開されていて、特別に新しいという感じはなかったが、他の人達がそのサービスを止めてしまう中、「はてな」はドンドンと成長していった。そのアイディアの基が、ここに詰まっている感じ。
すでに情報が公開されているし、TVでも見ていたので、新発見はないかなと思っていたところ、最後に来て、「はてな社屋(構想)」や、「風車プラン」はおもしろい発想だと思う。
この人なら、実現しちゃうかもしれない、と思わせる何かがあるなー。すばらしい。