読書:社長業 実務と戦略

「社長業 実務と戦略」牟田 學・ 著

「まえおき」に「社長業の第一の心構えは、まず強い独立不羈(ふき)の精神を持つことである。しかも持続して永く持つことが肝腎なのだ。」とある。

「独立不覊」だけでも強い言葉だが、その前に「まず強い」と付き、その後に「しかも」と続くことから、本当に強い精神力を問われている、と思う。
そこへいくと私は軟弱だわね。
「まえおき」は「独立不覊の精神を失い、他人に依存する心を持てば、それが社長自身にとって最大の敵となる。」で締めくくられている。
敵は我にあり、っスね。

タイトルと中身の長さがほどよく、文章は簡略にまとまっていて読みやすい。
社長としてやらなければならないことが的確に書いてある。
ただ、私にとっては周知のことが多く、新鮮さに欠けた。この手の本を多く読みすぎたのかな?