読書:下流社会

「下流社会」三浦展・著。

この本でいう「下流」は「下層」ではないそうだ。つまり食うや食わずの生活ということではなく、「中の下」という意味で使ってるようだ。うーん、曖昧な感じもするが。「上流」も「中の上」程度にしているようだ。ところで私は何でしょ?
まぁ、「中の中」ってとこかしら? ちょっと甘くして「中の上」でもいいかしらん?

「上」には、こういう人多いとか、「下」には、このような人が多いといった分析が延々と続く。最初の方はおもしろがっていたが、だんだん飽きた。最後まで読むのはちょい辛かったが、最後の方のまとめを読めば、まぁ、そういうものかとは思う。

ところで、「上流社会」ってどんなんでしょね?(身近にいないのでわからない(^^;)

先日の清子様のご結婚のTVをなにげなく見ていたら、自分の両親へのお別れ会として「小さな音楽会」を催したらしい。音楽家を招いて、親子で楽器を演奏して楽しむ。こういうことが上流だろうと思う。お金がある/なしの尺度ではなく、名だたる音楽家を家に招き、母がピアノを弾き、父がチェロを弾く。普通の家庭では、そういうことは難しいよね(ツーか、名だたる音楽家に知り合いがいないシ)。