読書:株バリュー投資法

「株バリュー投資法」しん・著。

投資はしてますか?
私は賭け事はいっさいやらないが、投資は賭け事とは違うと思う。

私は株式会社の代表取締役を務めているので、月次の収支から当社の現在の株価を算出する。これが私の経営者としての成績表で、成績はハッキリと数値で出る。成績が悪ければ経営者失格という、非常にシンプルでわかりやすいルールがある。

株は身近な話ではあるが、投資家としては株を見てなかった。臆病だから株に手を出すのは恐い。というのも、あのバブルの時に、株の売買に血まなこになっている人を身近に見たので、あーはなりたくないな~と思っている。そんなこんなで、その手の本を読んだ事もなかったので、読んでみた。

「3年間で20倍」にしたという著者は、ゆっくりと確実に儲けを出す方法を模索して行き着いたのが「バリュー投資」だと書いている。

“「バリュー投資」は短期間に必ず大金持ちになれたり、買った株がぐんぐん上がる「魔法の投資方法」ではないのです。”と書いてある。

「魔法の投資方法」と書かれたら、かなり疑うんだけど、「そうじゃない」と書かれると読んでみたくなるわけ。

そのためにはPER値、PBR値などを算出し、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書などから会社の経営状態をきちんと見る目を養う必要がある。それに付け加えて独自の理論を持っている。極めるためにはやはり勉強が必要。

なるほど、なんか説得力あるなー。しかしながら、その理論が広く紹介されてからは、バリュー投資に適した株は少なくなったようで、儲ける人はこういう本を書く前にあらかた儲けてしまうんだろうね。それでも株は生き物だから、どこでどうなるかはわからない。

連日ニュースを賑わせているのも株の話。ついでにこういった本を読むとおもしろい。ニュースを見る目も深まるか?

マインドマップのソフト(Mac版)

マインドマップの本を2冊読み、それを参考にマインドマップを書いてみた。うん、おもしろい。けど、私はすぐに散らかしちゃうので、紙をきちんと保管が出来ない。グシュ。ってことで、Macで動くマインドマップソフトをいくつか試す。

■ FreeMind(フリーウェア)Ver.0.7.1

フリーでここまで出来れば十分だと思う。愛用している人も多いようだし。ただ、アウトライン機能はない(かも?)別のものも見てみようっと。

■ NovaMind(79ドル)Ver.2.4

デモ利用で試す。デモ用は保存が出来ない。FreeMindと比較すると、ユーザーインターフェースのわかりやすさ、動きの快適さ、グラフィックライブラリーの充実や、サイトに図や絵を用意してくれているサービスなど、やはり有償の良さがある。
アウトライン機能も充実しているが、なにより取り込み、書き出しのフォーマットの多さは嬉しい。

Keynote書き出し機能もついている。Macユーザには嬉しい機能だな~。79ドルを払ってユーザになるか、迷う。

■ MyMind(寄付ウェア)Ver.0.8

NovaMindほどの見た目の洗練さはないし、取り込み、書き出しも充実してないが、ユーザーインターフェースのわかりやすさ、動きの快適さは充分に満足。とりあえずは、この辺から使ってみようかな。