読書:内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」城繁幸・著。

ウー。うなりました。元社員が書いたものは説得力がありますな~。著者はホントは富士通が大好きなんだと思った。だから良い方向に変わって欲しいんだろうね。

テレパスも成果主義を取り入れていて、それはそれで大変だ。きちんと「評価する/評価される」ことに日本人は慣れてないと本にも書いてあるが、その通りだと思う。

なぜ「成果主義」が失敗したか?
導入時はどうったのか?
そして失敗にいたる過程が明確に書かれていて参考になる。

多くの大企業でかかえる問題、もっと言うと日本の封建時代から続いた慣習は、そう簡単には変わらないのではないかと思う。
けど、「簡単に変わらない」から諦めるのではなく、「変革しよう」と思うことで、第一歩が始まる。がんばろう~っと。