Webアクセシビリティ

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WebのJIS規格である「JIS X8341」は、その後ろに「-1」「-2」と続き、そして「JIS X8341-3」が6/20に制定されたことで一つの完成をみたことから、一気に感心が高まったようで、当初、200名程度の会場を予定していたのが、680名の会場(セルリアンタワー)に場所を変更しての開催となった。

近頃、老眼に足を踏み込んだアタクシとしては、高齢者、身体障害者などを考慮したサイトの作成を強~く望む一人なのでシュ。

ところで、「Webアクセシビリティ」と一言でいっても、どこまでを共通認識として持つべきか?
その答えがJIS規格といえるかもしれない。まずはこの規格を熟知するあたりから入るのがイーかも。

IEでGoogleのページを開き、「ウェブ全体から検索」のラジオボタンだけではなく、ラジオボタンの隣のテキスト部分をクリックしてもチェックが入ることになっている。そういうちょっとした気配りが大事というわけだ。

■Flashコンテンツにおけるアクセスビリティ

これまでFlashはアクセスビリティを考慮出来なかった。

今日はなんつたって、マクロメディアのセミナーだから(笑)、「Flash MX をお買い上げいただくと、ホーラ、簡単に設定できる」ってことを言いたいわけヨ。

「アクセシビリティパネル」で「名前」というフィールドにボタンの名前などを書いておく。それだけでいいらしい。アクセシビリティパネルの操作は簡単なので、あとはテキストの内容をどうするかは個人のノウハウによるところか。さらなる挑戦としては、ActionScriptの利用で対応出来るようだ。

スクリーンリーダーを体験してみることを勧められる。

■(USからお越しになったま)マクロメディア社のボブ・リーガンの予言
1.この感心がピークに達するのは1年後だろう。
2.最もエキサイティングなアクセシビリティなサイトは日本から始まるだろう。
この予言は当たりますかどうか? 注意深く見守りたい。

■講演者とパネリストの皆様(敬称略)
植木真(ソシオメディア株式会社
ボブ・リーガン
石川准(静岡県立大学国際関係学部教授)
神森勉(アンカーテクノロジー株式会社)
NORI(有限会社トゴル・カンパニー/代表取締役)
高橋宏祐(富士通株式会社)

読書:大人のケンカ必勝法

「大人のケンカ必勝法」和田秀樹・著。

帯もいいのサ。「議論に負けない! 上司に屈しない! 成果を横取りされない!」がんばろう~・オー!ってな気持ちになるよね。

タイトルは威勢はいいが、和田さんのお人柄が出ていて、「一人勝ちしては皆に嫌われること」や「勝ち方がまずいとやっぱり嫌われること」をきちんと(論理的に)書いている。

そういえば小さい頃、ケンカすると必ず負けちゃう「か弱いワタクシ」に母親が「負けるが勝ち!」と言って励ましてくれたっけ。

人の心は「勝つか負けるか」といった単純な事ではないのかもしれない。

大人になっても、論理的に負ける(ツーか、論理的な議論になっちゃない)私には参考になる言葉多し。