南町は少しずつ再開…

気仙沼中学校を後にして、気仙沼小学校の校庭を通って、やっぱり足は魚町の自宅跡地に向います。

紫さんの坂をおりますと、たしか「ぴんぽん」が再開していると聞いていたので、そちらに向って歩きました。

ありました、ありました!
気仙沼を代表する居酒屋「ぴんぽん」は2階で営業を再開しています!
嬉しいです。

さらに歩きますと、気仙沼を代表するJAZZ喫茶「ヴァンガード」が営業しています!
お茶していきますか。

中に入りますと、母の実家のご近所だったというヴァンガードの家主といいますか、そういった方がいらして、懐かしさに花が咲きます。お互いの無事を喜び合っています。

昭和の時代に、最も栄えた南町が、大堀銀座が、復活してくださるのは本当に嬉しい。
まだまだ、本当に大変な時ですけれど、どうぞ、お身体に気をつけて、営業を続けてくださいませ。

気仙沼中学校の仮設住宅

母の住むアパートを後にして、「ざわざわ」という坂道を上がり、気仙沼中学校に行ってみます。

気仙沼中学校の、あの広い校庭の半分が仮設住宅になっていました。残りの半分は駐車場です。

気仙沼には仮設住宅を建設出来る場所が少ないので、学校の校庭、公園、あらゆる場所が仮設住宅の対象です。

ところで、中学生の部活はどうしているのでしょうか?

私達は、この広い校庭を思う存分に使って、部活に汗を流していたことを思い出すと、陸上部、サッカー部、テニス部、ソフトボール部、野球部はすぐ隣の市民グランドを利用しますけれど、そちらも仮設住宅が建っていて、いったいどこで練習をしているのだろう?と思いながら歩きました。

この時期に中学時代、高校時代を送る皆様には、大きなストレスが幾重にもかかっているけれど、どうぞ、前を向いて進んでください。

まだ仮設住宅に入れずに避難所暮らしをしている方は大勢います。
母が避難していた教室には、まだ多くの方がいらっしゃるようです。
もう5ヶ月になるというのに、、、。

この大震災の大きさ、そして思うようには進まない復旧。
出るのはため息ばかりです。

気仙沼にて「港けせんぬま復活祭」のオープニングセレモニー

「ざんぞかだりの会」の後は、魚市場の屋上に移動して「港けせんぬま復活祭」のオープニングセレモニーを見に行きました。

現地で母と合流です。
母は元気にしております。

市長さんの挨拶の後に、条南中学生のお2人が追悼の辞を述べました。

献花の後に、畠山みゆきさんの詩の朗読と歌。
心にジーーーーンと来ます。

熊谷育美さんは、地元の合唱団の皆さんと歌いました。

その後に、お2人で「ふるさと」を歌いました。

オープンセレモニーの式典が終了した後、母と一緒に献花させて頂きました。
あの津波で命を落とされた皆様のご冥福をお祈りいたします。

気仙沼にて「ざんぞかだりの会」

慶応大学の学生さん達が中心になって、Facebookの中で「3.11から気仙沼をデザインする〜ワクワクする世の中〜」という集まりがあります。

オンラインだけではなく、直接会って話そうということで、気仙沼弁「ざんぞかだり」と名付けられた会の2回目は、気仙沼で行われることになりました。

「海の市」の3階で12時から始まります。

私は、大船渡線で気仙沼到着が12:07。
気仙沼駅から直行して、到着したのが12:20頃でしょうか。

そのまま参加させて頂きました。

慶応の学生さん、現地の経営者の方々、気仙沼在住の皆さん、他の大学の方、いろいろな立場の方が参加して意見を述べます。私も意見を述べさせて頂きました。

・・・が、一人2分でまわすのですが、私のまとめ力が足りずに、誤解をまねいたかもしれません。
続きはネットで補足して参ります。

多くの方の意見を伺うことが出来て、貴重な時間でした。
ぜひ、継続して参りましょう。

慶応大学の皆さん、ありがとうございました。
ケンユウ君、ありがとう!

海の市周辺は、このように水が出ています。

ACの広告で、気仙沼小学校から

8月上旬公開予定のACのCMでは、気仙沼小学校で撮影したものが登場するようです。
ACのサイトで見ることが出来ます。

気仙沼小学校に子供達、そしてキマグレンの歌。
テーマは「感謝の気持ち」

画面には、隣の気仙沼中学校と体育館も見えます。
どちらも我が母校。そして家族が避難していた場所。

私からも感謝の気持ち、ありがとう。

あがらいでバー!(11回目)

気仙沼大好きな人達が集まる「あがらいでバー!」の第11回がありました。

本日も大盛況でした。
本日のゲストは、弟の同級生でもある千葉さん。

気仙沼とITとバレーボールについて語ってくださいました。

魅力的な方です。
みなの心をグィと引きつけます。

そうですか、てっちゃんの同級生でしたか。
今もバレーボールを続けていて、マスターズという大会では全国大会出場だそうです。

地元・気仙沼の被災の様子は、それぞれのご家族や同級生のことなど、こうして語り合える場があるってステキなことです。

近頃は人気が高く、キャンセル待ちが出るほどでした。
皆さん、ありがとうございます。

肋間神経通か?

日曜あたりから、左胸がズキズキと痛みます。
それが、昨晩は本当に痛くて呼吸するのも辛い。

ネットで検索しますと、動悸、息切れはないので心臓ではないと思います。
肋間神経通でしょうか?

原因に「ストレス」なんて書いてあります。
もうね、本当に辛くて、歩くこともままならなくなっています。

そこで、東神奈川駅近くの「おやま治療院(現在はおやま調整院)」に参りました。
弟が経営をしています。

弟の治療はとても不思議なもので、そっとさわっているだけ。
なんか怪しい感じです。

それでも、スーっと力が抜けていくのです。

でも、今回ほど痛みがあるのは初めてで、これは難しいだろうと、思いながら参りました。
診察が始まる前の時間帯に行って診てもらいますと、ヤヤヤ、驚いた。

痛みがかなり軽減されました。
あと2〜3日様子をみれば、だいぶ良くなるとのこと。

弟なので、あまり言うのもアレですけど、本当に助かった。ありがとう。

畠良さんには、本当にお世話になっています

「おだづなよTシャツ」の販売をしています。

気仙沼の方からは送料を頂かないで、「畠良薬局」さんが、受け渡しをしてくださっています。
無償のボランティアです。
畠良さんも被災されていますのに、本当に頭が下がります。

訪ねてみますと、窓ごしに、パンダが「おだづなよTシャツ」と書いた紙を持っていて、すぐにわかりました!

気仙沼のいま(2011.7月)

気仙沼のちょっとした写真を掲載いたします。
皆さんが前に向って一歩一歩、進んでいます。

モ〜ランドの牛乳

私は初めて飲みました。
母のアパートは、農産物直売所「菜果好(なかよし)」というお店に近いので、そちらで買い求めているそうです。
これがですね、うまい(^ー^)!

宮脇書店は青空書店で再開中
「菜果好(なかよし)」の前を通って、田中前方向に歩いていますと、気仙沼三菱自動車さんに「宮脇書店」という看板を発見!

このようにテントで販売してました。
暑い中、お疲れさまです。何冊か買い求めました。

田中前方向に歩きますと「吉野家」さんは、移動自動車でのお弁当販売をしていました。

いろいろなお店が、被害の少なかった「田中前」に移動しています。
こちらは「ミートよねくら」さん。

「にしむら運動具店」も田中前です。

いろいろとご不便がおありだと思いますが、いま出来ることを一生懸命している姿には感動します。

気仙沼ファイト新聞社

同級生の娘さんも書いていたという、気仙沼小学校に避難している小学生、中学生、高校生の皆さんが書いた「かべ新聞」が、このたび本となって発売されたというので、気仙沼の書店にて買った。

その名も「ファイト新聞」

元気が出るタイトルですのぉ。

「暗いことは書かない」というルールで始めたそうです。
私もテレビで取材されている様子を見てました。

みんな、えらいね〜。すごいねぇ〜。

「浜らいん」も津波の写真集のような形で、市内の書店で販売されています。