母と東京マラソン見る

あいにくの雨。それも、どしゃぶり。
「東京マラソンに出る人はどんなにか大変だろう」と母とその会話をリピート。

母は気仙沼への手みやげを「やっぱり三越で買う」と言い。「それって、東京駅でも売ってるんだけど」と言ってみるが、たまーに来る東京のおみやげは「やっぱり銀座三越!」と言う。なんでしょ、この年代の三越神話って。

しょうがないので、銀座三越へ。
わお、東京マラソンはここを通る。渡された旗を持って通りで見学。おー、来た来た!我々もおもわず「がんばれー、がんばれー」と叫んでいる。会社のY君も出ているが、ごめんね、応援出来ないまま銀座を後にする。

親戚へご挨拶など

横浜の弟一家と待ち合わせて、母の叔母が住む「逗子」に向かう。

母の叔母(母の母の妹)は、88歳になってから、娘夫妻を頼って、気仙沼の家を畳んで逗子に移住した。耳が遠くなった上に気仙沼弁しか話すことの出来ぬ人が、逗子でどんなにか心細かろうと母は心配している。(母は)自分の母親を亡くし、顔立ちがよく似た叔母のことを母のように思っている。

意外にもお婆ちゃんは前よりも元気になり、90歳を超えたというのに、数年前よりも若々しく感じる。逗子に移住してすぐの時は、心細くて引きこもっていたようだが、観念したのだろうか。積極的な人生を歩んでいるように見えた。人間はたくましい。

夕方は、今回のメインイベント、母の孫(私の弟の娘)の入学祝いのランドセルを購入に行く。孫の成長が楽しみな母なのであります。
1708.jpg

ついでに「お姫さまみたいなドレス」を買ってもらった姪っ子2人の満足そうな写真を。やっぱり女の子はお姫さまが好きなのねー。
1710.jpg

新国立美術館 & 六本木ヒルズ・展望台

母と東京見物。六本木へGoー!

乃木坂駅を出て、6番出口から直結になった「新国立美術館」に行く。黒川紀章の斬新な建物がすごい。私、建築の事は知りないが、見るものの心にズッシリと残る作品だと思う。
新国立美術館前の母

新国立美術館

新国立美術館

入場料は無料。無料で見ることが出来る展示はあるが、企画展は別途料金がかかる。
私のお目当ては「異邦人たちのパリ 1900 - 2005(ポンピドー・センター所蔵作品展)」で1500円。中に入るや、私の好きな藤田嗣治の絵が迎えてくれる。ある時期、私は彼の絵画(の印刷物)を部屋に貼っていたっけ。

しかし母は、この年代のアーティスティクな絵画がわからないため、気仙沼人らしい大きな声で「えーーー、あんだ、これ、いいド思うスか?」「ハッパわがんね」と言っては、二人で笑いながら、館内をグルグルと見てまわる。わからないながらも母は(おそらくは気仙沼人の多くが)文化的な事に触れるのが大好きだ。

館内は広い。天井が吹き抜けになっているから、余計に広く感じるのかもしれない。2Fでお茶する。いい空間です。これからもチョクチョク来てみよう。
新国立美術館でお茶する母

お茶してます

「あそこが六本木ヒルズ」と指差すと母は「行ってみたい」と言い、六本木ヒルズに移動。午後に行く予定の「親戚への手みやげ」の大きな紙袋を2つかかえて六本木を歩く。

大きなビルはすぐそこに見えるが、それなりに歩く。六本木ヒルズの真下に到着すると、「上に登ってみたい」と母は言い。母は高いところを見るや「登りたい」と言う。(登山の経験もないのに)富士山・頂上に登って父を驚かせた。そういう人ですから、いざ、展望台へ。
六本木ヒルズ

「東京タワーが小さく見える」と母が言う。「昔の東京タワーはもっと大きかった」ってw。いやいや、東京タワーの大きさは変わらないって。
六本木ヒルズ・展望台

時間がなくて駆け足だが、東京の街を一望す。東京は、なんてゴチャゴチャなんでしょ。その混沌としたところが東京の良さかもしれない。

母と銀座

母がやって来たので会社を早退して銀座ブラブラ。母はこれが好き。別に何かを買うわけでもなく…。

そうそう、「スローな食に、スローな家。」で「着物作家さんの展覧会」が紹介してあったので、母と>大黒屋ギャラリーに行ってみた。へーーー!すばらしいですぅー。

田舎モンの母と「すごいねー」を連発していたら、影山のり子さんご本人がいらしてて、話して頂いた。ありがとうございます。無知な母娘でございますが、いたく感激いたしました。

その後は「歌舞伎座」へ。
2月は通し狂言「仮名手本忠臣蔵」でごじゃる。
夜の部は「五段目(勘平の父の死)」「六段目(勘平・切腹」「七段目(お軽の見せ場)」「十一段目(討ち入り)」を見る。

特に七段目は、玉三郎のお軽、仁左衛門の平右衛門(お軽の兄)、吉右衛門が大星由良之助という豪華な顔ぶれ。私、これ(玉三郎のお軽)が大好き。
歌舞伎座にて母 歌舞伎座にて母

気仙沼おもてなし検定

いとしのオイラ」で「気仙沼おもてなし検定」が開催されたことを知った。練習問題もあるのでPDFをダウンロードしてやってみた(100問)。

うひゃッ。かなりマニアックな問題があり(気仙沼の人ならば誰もが知っているモノもあり)、問題を作った人、すばらしいです。結構、楽しい〜。

正月の甥っ子と姪っ子

正月休みに気仙沼の甥っ子が東京・横浜に遊びに行った時の写真が届いた。弟の子供達の元気な姿が嬉しいオバちゃんであります。それにしても、この子らを預かった弟と弟の嫁は大変でしたろうね。夏休みはオバちゃんも頑張りましょうゾ。

横浜赤レンガ倉庫
家族写真

横浜スタジアム
家族写真

東京ドーム
家族写真

東京タワー

家族写真

気仙沼〜

やっちまいました。
せっかく「えきねっと」で新幹線の指定席を取得していたというのに、、、時間を勘違いしていたことに気がついた。

小太郎ヤイ、急いでおくれ。ワオー。

小太郎を中野新橋の「ワンワン」に預けて丸ノ内線に向かうも、休日ダイヤで8分待ち、中野坂上でも7分待ち。イライライライラ。

東京駅に到着後ダッシュと思ったら、すごい人混みでダッシュ出来ず。

新幹線乗り場についたら、たった今、出てしまいました。グッスン。
あと3分早ければ、間に合ったのに。。。

すぐ次の新幹線に乗り込むも通路まで満員。
今年は宅配で送ってないから荷物多い。通路で満員電車並みに立っていると荷物が邪魔でジャマで。グッスン。

ずっと立ち通しで一ノ関に到着。はぁ〜。
ひー、大船渡線なし。
バスに向かうも、こちらも大混みで立ち通し。グッスン。

こんなにずっと立ち通しは何年ぶりでしょ?

ザ・ビートラスのポールとジョージと「喜乃や」さんで忘年会。楽しかった。今年もありがとうね。

気仙沼にチェーン店は必要か?

mixiの気仙沼コミュのある書き込みに私の意見を書きかけて、、、これは私が常々思っていたことなので、ブログに書くことにした。

転勤で(自分の意思とは関係なく)気仙沼に引っ越した方が「気仙沼にチェーン店が少ない」ので、不便に思っていらっしゃるとのこと。お気持ちをお察しします。お気持ちはお察しいたしますけど、チェーン店に反対。

日本中どこに行っても同じ店があってはつまらない。オリジナリティがない。気仙沼には地元でがんばる店主がたくさんいる。努力をしている。そういう店で買い求め、そういう店で飲み食いして欲しい。チェーン店では味わえない地元ならではの良さがきっとある。絶対ある。

気仙沼に娯楽がないと嘆くのではなく、自分で娯楽を創りだしている人達に混じってみて欲しい。気仙沼には、いろいろな文化的な集まりがある。用意された娯楽ではなく、創りだす楽しみ。
田舎暮らしの醍醐味はそういう事ではないだろうか?

転勤という短い期間であればなおのこと、他の地では味わえない暮らしを探してみて下さいませ。きっと良い思い出になると思います。

気仙沼から東京へ

大好きな気仙沼を後にして、イザ東京へ。
この3日間、気仙沼は晴天だった。昼は暑くて半袖を着ているが、夜は寒くなる。カラリとしていて、サンフランシスコみたい。

かなりの偏見を承知のうえ申し上げますと「美しい国、日本は気仙沼!」と思うのであります。山の緑は美しく、太平洋の海は雄大。波が岩にぶつかる景色は勇壮。おさかながおいしい。山の幸もおいしい。漁師町ですからね、人が良いの。すばらしい国・気仙沼! 偏見です。ハイ。

朝、気仙沼駅に向かう時に女子高校生の制服が増えていることに気付いた。私が卒業した後に「東陵高校」「向洋高校」「気仙沼西高」が出来た。「気仙沼女子高校」も制服が変わったようだし、最近の高校生は皆さんかわいい。

母校は男子校と合併して気仙沼高校となり、学校はなくなってしまったが制服(セーラー服)だけは残った。母も叔母も私も、この制服を着て通った。当時よりも、スカート丈が短いのは今どきらしい。なんか高校生ってまぶしいっスねー。

夜・小太郎君は喜びいっぱいで出迎えてくる。興奮するとうれションするの。まぁ、そうやって迎えてくれてありがとね。

なんだか昔の曲が聞きたくなって、ビージーズのCDを聴きながら書いている。