副大臣が決まったそうで…

おバカな夢の話なんてしている場合じゃなくて、同級生の「いっちゃん」こと小野寺五典君が外務副大臣になったとニュースを見て驚いた。

難しい時代に外務副大臣とは、やりがいもありましょうが、大変ねー。私達も若ぐはないがらっサ、身体に気をつけて頑張ってくだれぃ。

とはいえ、安倍内閣がいつまで続くのかわからない。
「長くは続くまい」という見方が多いのでは?
前に比べれば、しっかりと固めてきたと思うのは、この副大臣選出においても、各派閥から文句の出ぬような人数で固められているのを見て思うわけで、つまらないと言ってしまえばそれまでだが、とにかく自民党内はまとまろうという事か。あとは安倍さんのリーダーシップが、あるのか、ないのか。問題が山積みだが、議論すべきところは議論しつつ、決めるべきところは決めて、前に進んで欲しい。

叔父・一周忌

叔父の命日。
まだ叔父が亡くなったという事実を受け止められない。
東京で、叔父に似た人を見かけると「あれ、東京に来てたの?」と思って声を掛けそうになる。

一周忌。
早いような、この1年がおそろしく長かったような、不思議な気持ちで過ごしている。この数年の間に、大好きな身内があいついで亡くなってしまった…。

気仙沼ホルモンまつりは盛大だったようで…

気仙沼「エースポート」で行われた地元のお祭り(気仙沼ホルモンまつり?)が盛大だったと母から電話があった。

というか、ここは私が子供の頃から「地元の盆踊りの場所」であり、当時(1960年代、1970年代)は、住民の数は多いし、南町は一番の繁華街であり、かなり盛大な盆踊りだったように記憶している。

しかし、母が言うには主催者(?)の婦人会からは8人くらいの参加者しかなくて(皆さん、足腰が弱ってらして大変なのです)、あとは「若い人達が盛り上げていた」ようだ。もしかしたら、主催者も若い方に移ったのではないかしらん>母へ。

気楽会の気仙沼日記」には、「気仙沼ホルモンまつり」と書いてあり、その集客力がすばらしかったと言えよう。あーあ、気仙沼にいたら、真っ先に馳せ参じたいという衝動にかられつつ。気楽会の皆さん、がんばってるのー。

<参考サイト>
スローな食に、スローな家。:思い思いの輪になって
・宮城県気仙沼市より:気仙沼ホルモンまつり

深刻・松くい虫による被害

先日、気仙沼でタクシーの運転手さんに「松くい虫による被害」について教えていただいた。「松くい虫」はニュースで見た気がするが、東京にいると身近に感じることがなかった。

気仙沼にも被害が拡大していて、松が次々に伐採されている。風景がすっかり変わってしまったところもあって驚いた。

「自然を大切に」と、口で言うは容易いが、実践するのは難しい。
たとえばエアコン。

私が学生だった1980年前後、東京でもエアコンを利用する家庭は少なかった。それから30年の間に、一人暮らしの部屋にもエアコンが付いている。

そして、、、
気仙沼の家庭にもエアコンが入り始めた。
私の実家は海沿いにあるので、日中も涼しい風が入るものの、すぐ裏の通りでは、その風が入らない。車のエアコンの快適さに慣れてしまった人達は家にも取り付け始める。

こうしてドンドン地球に優しくない状況になっていく。

かといって、東京でエアコンのない夏は考えられない状況だ。いったい、どうしたらいいんだろうか?

七ヶ日(なのかび)

気仙沼地方の習わし「七ヶ日(なのかび)」で、叔父宅と、祖母の実家に行く。

「なのかび」というのは、8/7に、初盆の家に仏さんを拝みに行く風習。

祖母の実家(「鶴が浦」の高台にある)は、海を見下ろせて、目の前に大島が見える絶景地。
こういうところで暮らすと長生きする気がします。
0701.jpg

明日まで気仙沼にいる予定だったが、予定が変更になり、急遽、東京へ戻る。
あわただしく、仙台駅で弁当を買って新幹線に乗る。
0702.jpg

0703.jpg

あーあ、このまま気仙沼にずーっといたいなーと思いながら、東京へ。
大宮を過ぎると、それなりに脳が東京モードに変わる。
明日の仕事の段取りを考えながら東京駅を降りると、私もそれなりに東京の顔になっているのかなー?

唐桑の叔母の家

唐桑の叔母の家(お寺)に遊びに行く。
唐桑は、2006年3月に気仙沼市に合併した。それまでは気仙沼の隣町、宮城県最北の町、入り組んだ地形がとても美しく、漁業の町である。
0601.jpg

松島に嫁いだ従姉妹が里帰りしていて、そのご主人が遊びにいらしていたので一緒にお昼を頂いたり、犬(ゴールデンレトリバーのハル君)に遊んでもらったり、永平寺の修行を終えた従兄弟がとても立派になって驚いたり、一番ちっちゃかった従姉妹が女子大生になって美しく変身していたり、叔母と久しぶりにゆっくりお話して楽しかったー。

車いすに頼るようになってしまった父が、あの81畳もある大きな部屋を、叔母(父の妹)にささえられながら歩いたことを、昨日のように思い出す。ここには癒しの空気がある。東京の喧噪とはマギャクの空気。こちらの方が人間らしく生きることが出来る気がする。

すぐ近くに「上二本杉(巨木)」の跡がある。
「下二本杉」とともに宮城県の指定文化財だったが、伐採されてしまった。跡を見ると、相当大きな樹だったのねー。
0602.jpg

唐桑をゆっくり探索したいと思うが、叔母の家で時間を忘れてくつろぎ、そのまま帰る。いつか必ず探索しよーと思う。

横浜の子供達が「お魚たべたーい」「お寿司食べたーい」と毎日お魚三昧。
今日は外で食べましょうかとお店へ。
予定していたお店は混んでいたために、急遽「あさひ寿司」さんに場所を変えて、お寿司三昧。
0603.jpg

0604.jpg

0605.jpg

大満足の子供達。私は特上寿司をお願いした。おいしーですよん。
0606.jpg

第57回 気仙沼みなとまつり

気仙沼はお祭りムード満点。
ご町内の船掛け(大型船を所有するオーナーさんの家)はフライ旗で飾られた。
0401.jpg

フライ旗とは大漁旗のこと。
自分の家で作るのではなく贈り物として頂くのが習わし。
数が多いというのは、それだけ支持されているのです。
0402.jpg

K-NET(気仙沼TV)が撮影を開始。
最近は、自宅のテレビでお祭りを観るお年寄りも増えているようで、足が悪くなってお祭りに行けなくなった方が、自宅にいながらにしてお祭りを楽しめるのはいいですね。
0403.jpg

自宅前をパレードが通るので、家にいながらにして、お祭り気分満点でございます。
0404.jpg

母は婦人会のパレードに急遽、初参加。
気仙沼音頭を踊ることに。

「踊れないがらー」とか「練習してないんでー」と断り続けたらしいが、膝が痛いなどとキャンセルされるご婦人が多く、元気な母はとうとう出場することに。
炎天下、着慣れぬ着物と笠をかぶって奮闘。
0406.jpg

人よりも、ワンテンポ遅れつつも、どうにか踊っているようだ。
0405.jpg

姪っ子はキティちゃんのお面に大満足。
0407.jpg

夜は、打ち囃子と花火大会。
夕方から打ち囃子が始まる。
その前の準備から始まり、係の方は大変ですねー。
0408.jpg

ちょうど自宅前に「宿(唐桑)」の打ち囃子。叔母が唐桑に嫁いぎ、お世話になっております。昨年までは従姉妹が毎年、出場していた。
0409.jpg

海には「海上うんづら」(海上ねぶた)が登場。
これね、写真よりもはるかに豪快で美しいの。
お祭り

花火と海上うんづらと打ち囃子。サイコー!
お祭り

母、弟2人とその家族でーす。
家族写真

「大はまらいんや踊り」初参加

第57回 気仙沼みなとまつり・市民参加の「大はまらいんや踊り」に、東北福祉情報専門学校チームにまぜてもらって、初めて参加した。

今年は(約6万人の人口に)3700人の参加。年々、参加団体が増えているらしい。

「はまらいんや」は、「どうぞ、一緒に輪に入って(踊りましょ)」という意味。

実に軽快なリズムの曲に、参加者が自分で考えた振り付けで練り歩く。
審査員がいて、その振り付けや統一感や活気などによって大賞が発表になる。

ま、そういう大賞のことはさておいて、実に楽しい。
見てるよりも出た方が楽しい。

我がチームは、学生さんらの年齢が若いので、若い振り付けで、おばさんは息があがります。

Aさんがビデオ撮影してくださり、それを同級生で非常勤講師のKが、FinalCutProで編集してネットに置いてくれて、前日にそれを見て特訓を。それでなんとか付いていけたか?

気仙沼出身のジャズドラマー・バイソン片山が生演奏をしてくださるわ、オープニングには、マギー審司が挨拶するわ、地元っていいよね。

打ち上げにも参加させていただき、皆さん、とってもあったかい。
学校の皆さんありがとう!
楽しがったね!

夏だ!気仙沼だ!

会社を早退して、15:56の「こまち25号」に乗って仙台へ。
東京〜仙台間は1時間35分しかかからない。
それから気仙沼線に乗り換えて、仙台〜気仙沼間は2時間って、どんだけー。

でもね、夏休みは、ゆったり旅行がいいですよ。
そんなに急いでどうする、みたいな。

海辺で、本を読むもよし。
海を眺めながら、ビールを飲むもよし。
休暇だからといって、何かをしなくちゃいけないってこともない。

気仙沼の夜は涼しい。
明日から「気仙沼みなと祭り」ですよん。
おしめさん(五十鈴神社)はライトアップされ、
0301.jpg

フライ旗が見事に飾られた。これぞ港町の心意気っス!
0302.jpg

0303.jpg

新緑の気仙沼

「東北福祉情報専門学校」(気仙沼市三日町)にて(非常勤講師として)授業。
0901.jpg

こちらの学校は少人数制で、先生方のきめ細かな指導がすばらしい。それぞれの個性を引き出す授業をよく考えられている。やはり、先生の資質が大事だワン。私は生徒さんの知りたい事に応えられているだろうか?
0902.jpg

その後は、先生方と「扇屋さん(気仙沼市八日町)」にておいしい昼食を頂く。扇屋さんに入るのは初めて。昼食を頂きながらも、やっぱり授業の事などを話す。時間がいくらあっても足りない感じ。
0903.jpg

先生方と別れた後は「文信堂書店(気仙沼市南町)」に立ち寄り、帰りの新幹線で読む本を購入。
「ヴァンガード(ジャズ喫茶)」でコーヒーを頂いてから家に帰る。

気仙沼は、日中は暖かく、それでいてさわやかな風が吹き、山の緑が美しく、今は一番いい季節。

「あーーー、もっとゆっくりしたいなー」という気持ちを乗せて、「気仙沼線」で仙台へ。そして「はやて」に乗って東京へ。

東京の雑踏に足を踏み出すと、人とぶつかっても声も掛けない都会の暮らしがある。急に現実に引き戻された感じ。