今年も今日でおしまい。
いかがお過ごしですか?
小太郎をペットホテルに預けて、いざ気仙沼へ。
気仙沼市内ノ脇の弟宅にて、家族そろっての年越しです。
弟の奥さんが腕によりをふるってご馳走を用意してくれました。
ワオ・すご〜い!
家族(母、長男一家、次男、そして私)一緒に、ご飯を食べて、
「K-1」とか「紅白」とか、
何度もチャンネルを変えながら、テレビを見て、家族っていいな。
気仙沼ビューローを中心とした定例(飲み)会。
「二月会」です。
場所はいつもの「雪っこ」さん。
定例は第2月曜ですけど、今月は第3週の開催。
先週、気仙沼で懇親会があった様子を聞かせて頂きました。
こちらはそれを絵にされた尾形さん。
気仙沼への思いは皆さん熱い!
さ〜て、それをどのように形にしましょうね。
飲み会では様々なアイディアが出ますが、なにぶんにも飲んだ席の話で記憶も曖昧になります。1月は飲まない席での真面目な打ち合わせをして、その辺の意思統一をはかろうということになりました。
そんな話を気仙沼の食を頂きながらワイワイガヤガヤ。
新宿御苑前の「シアターサンモール」にて脇組「The Family・絆」を観ました。
気仙沼出身の俳優・藤田信宏さんが出演されているので、気仙沼出身の皆さん(Akiさんが誘ってくださて、Sさん、Cさんらと)見に参りました。
「シアターサンモール」って会社から数分のところにあったのですね。
こんなに近いところに、こういう劇場があったことさえ知らなかった・・・。
まだまだ奥深い新宿御苑でございます。
ところで、前回観た藤田さんの舞台は非常に硬派なもので、今回はだいぶ印象が異なりました。
「やくざ」が、ひょんなことからおかまバーで働くになった。
藤田さんのおかまバーでのダンスシーンって想像出来ます?w
これがですね、なかなかハマっていて、見ていて愉快。
藤田さんは、やくざの役もハマっているし、ダンスもなかなかの出来です。全体にとても楽しい内容で、一足早いクリスマス気分を味わいました。
主演でイケメンの「ON/OFF」の双子の兄弟はダブルキャストで、一日ごとにキャスティングが変わるようです。それもまたファンにとってはおもしろい試みではないでしょうか。
今年は不景気で、なにかと暗い気持ちになっておりましたが、それら全てを忘れさせてくれる楽しい舞台です!
舞台の後は、近くの居酒屋で先輩のCさんにご馳走になりまして、ありがとうございます。
舞台が終わったばかりの藤田さんもいらしてくださって、楽しいお話ありがとうございます。
来年も藤田さんの舞台は必ず見ようと思います。
こちらの舞台は20日までやっていますから、どうぞ、いらしてくださいネ。
左足の膝あたりに違和感があり、別に痛むというほどのこともないのだけれど、この違和感を放っておくと怪我に通じてしまうだろうことは、経験でわかってきた。
そこで、弟の「おやま治療院(現在はおやま調整院)」に行った。
「最近、座敷の忘年会が多くない?」と聞かれ、
そういえば、「多い!多いよ」と私。
その際に「横座りしてない?」
「してる、してる」と私。
横座りは、折り畳んだ足に負担がかかり、それが元で、様々なトラブルが生じやすいらしい。
正座かあぐらが良いとな。
正座はしびれちゃうよね。
なので、私があぐらをかいていたら、「あら、みっともない」と思わないでくだされぃ。
これは足のためでごじゃる。
その後は、姉弟で食事をして帰りました〜。
旅行の最終日。
昼のバスで飛行場に向いますから、あまり時間はありません。
母は「加賀友禅が見たい」と言いますので、ホテルのコンシェルジェに聞いて、お店を3つほど挙げて頂きました。
香林坊でタクシーを降りて、堅町商店街をブラブラ歩きます。
若者の街だそうですが、その中に加賀友禅のお店がありました。
値段が相当しますから買うわけでもないのに「こっちがいいかしら?」なんて母は言ったりしてドキっとします。
見てるだけですけど、良いものを見ると、目が肥えて来る気がします。気のせいですがw。
近くに「武家屋敷跡」がありますが、母は武家とか城には興味を示さず、同じ時間を過ごすなら、まだまだ小物などを見たいという人でして。私は男性的ですから、城とか武士といったものに興味を持つわけで、ちょっと心残りではありますが、私はまたいずれ来ることもありましょう。
駆け足でお店を見てまわって、ホテルに預けていた荷物を受け取り、金沢駅近くの小松空港行きのバス停へ。
贅沢な旅もこれにておしまいです。
母はこれから気仙沼に帰ります。
「今日は東京に泊まってはどうか?」と言ったのですが「今日中に帰る」と言って強行スケジュールです。
一番大変なのは羽田空港から東京駅の新幹線乗り場に向う道中でした。
東京の人の多さに参りながらも、しっかり歩いてる母です。
東京は足腰が弱ってしまっては辛い街です。東京駅の混雑ぶりも大変な状況で、東京に住まう私も辟易しました。
16時近くの新幹線を見送り、
20時過ぎに無事に家に着いたと母から電話をもらって安堵した次第です。
疲れは明日から出るでしょうね。
私も、私一人ではこのような旅はしませんから、荷物持ちと写真担当(そして、つたないガイド)ではありますが、楽しい旅でした。
気が早いもので「来年はどこに行きましょうね?」と話す時もまた楽しいものです。
天気予報では午前中は「雨」でしたが、朝食を頂いているうちに雨は上がったようです。
「ひがし茶屋」見物に向います。
バスが出ていますが、急ぐたびでもありませんから、ブラブラと歩いて向いました。
すると途中、尾張町に「町民文化館」がありました。
無料で中を見せてくださいます。
金沢貯蓄銀行だったそうで、その趣のある店内は、エー、これ無料とは。
その少し先の「尾張町老舗交流館」にも入りました。
こちらも無料で「加賀蒔絵」のすばらしい器などを見せて頂きました。奥にも通していただき説明を受けます。
「尾張町」の由来は、前田利家が「尾張」出身で、尾張から来た商人を住まわせたところから来ているそうです。金沢の経済の中心でもあったようです。こちらの建物は大正期のものだそうで、戦争の被害に合わずに、そして大切に保存されて残っている(残している)のは、なかなかに維持も大変でしょうね。
「泉鏡花記念館」に入りました。
入場料300円、65歳以上は200円。
ここが泉鏡花の生家の地だそうです。
坂東玉三郎のお芝居で泉鏡花の世界を見ておりますから、その遺品の数々を興味深く拝見しました。
教えてもらった通りに、神社の中を抜けて右へ右へと進むとありました「くらがり坂」です。
尾張町は経済の中心、そして向こうはお茶屋さんが立ち並ぶ茶屋街、その2つを結ぶ薄暗い坂。いろいろな物語もありましたでしょう、その坂を母と歩きます。
坂を降りると「主計町」の茶屋街があり、さらに橋を渡って参りますと「ひがし茶屋街」です。ガイドブックと同じような場所で写真を撮ります。
食事が出来る店、小物を売る店など様々あります。
お買い物大好きな母は、小物の前であれこれ品定め。
私は買い物を待つお父ちゃんのような気持ちですが、せきたてては可哀想だから、私もあれこれ手にとって見てみます。
母は小さいものをいくつか買って満足。
あらもう、お昼を過ぎてしまいました。
「近江町市場」でお寿司を頂くことに。
たくさんのお寿司屋さんがあって迷います。
ここがいいかいしら?と思うと、結構な行列が出来ています。
足も疲れておりますし並ぶのはよして「いちば館」の2階の「近江屋 伝兵衛」さんで頂きました。ご飯が少ない、、、ちょっと少なすぎではないでしょうか。これではいくらでも食べれるけど値段も安くはありません。セットではなくて好きなものだけ握りで頂きました。
天気は曇から晴れに変わりました。
私は「金沢城公園」を散策したかったのですが、足が疲れてしまった母は城に興味を示さず、石垣の横を通って、お目当ての「兼六園」に参りました。
入場料300円、65歳以上は(その証明を見せることで)無料になりました。
これは母が撮影してくれました。兼六園にて。
「成巽閣(せいそんかく)」は別料金(800円)です。
1863年に奥方のために建てられた建物。
「時雨亭」でお抹茶セットを頂きます。
金沢城跡に行けないのは残念ですが、母の足の疲労もピークに達し(それでもなぜか買い物となると俄然、元気が出ますけど)、いったんホテルに戻って足を休めてから夕食へ。
ホテル近くの「割烹 つづみ」に参りました。
ガイドブックで写真がきれいに出ているし、こういう高級感あるところに母は行ってみたいわけでして。
「つづみ会席」を頂きました。
香箱蟹はこのような盛りつけで美味しいです。
このような器での演出が、これが女性を喜ばせるのでしょうね。
東京駅で母を迎えて、浜松町、それからモノレールに乗って羽田空港に向います。
母はちょっとしたトラブルを克服したことでテンションは高い。ま、母はいつもテンション高めなんですけどw。
羽田から小松空港へ。
小松空港からバスで金沢駅に向かい(こちらが金沢駅前です)
宿泊先「ホテル日航金沢」へ。
このホテルの最上階からの眺めが良いということのようです。
ホテルのコンシェルジェで聞いて、「蟹のおいしいところ」に案内して頂きました。いくつか候補をあげて頂いて「高崎」さんにしました。
ずわい蟹を、最初は刺身で、それから焼いて頂いて頂きました。うわっ、美味しい。
居酒屋風の雰囲気で母には最初は納得いってなかったようですが、その味の良さで気分もよろしく、この後は鍋、おじやと続きました。
食事の後はホテルの最上階のラウンジから見る夜景が美しい。
年に一度、母を旅行に連れて行こうと思っています。
父亡き後、私に出来る唯一の親孝行です。
これまで親不孝者ですから、これだけで親孝行と言うのもおこがましいですが、せめてもの罪滅ぼしとでも言いますか。
本日から母娘で金沢に参ります。
さぁ〜て、どんな旅になりますやら。
キーチ君が上京してらしたので、KABOちゃんも誘って3人で「代々木 魚がし」っス。
よくよく考えたら、キーチ君は気仙沼からいらしたのに気仙沼の店って私もつくづく芸がない。
ってな話はおいといて、魚がしさんでは、いつも新鮮な気仙沼の食材をありがとうございます。
お刺身
カツオのはらす
楽しいひとときでした。
なんだべ、なんで、こんなに楽しいんだろうね。
キーチ君とKABOちゃんは若い頃にバンドを組んでいて、大きな大会で賞も取り、もしかしたらメジャーデビューしていたかもしれないのであります。
私も若い頃に、少しバンドを経験しており、そんな話も楽しいわけで。
おやじバンドやっぺし!と盛り上がります。
キーチ君がおみやげに斉吉さんの「さんま笹寿司」を持って来てくださいました。
これ、美味しいんですよ!
ありがとね。
気仙沼大好き「あがらいでバー!」の第6回が行われました。
本日のゲストは「佐藤真海」さん。
真海さんは、私の日本舞踊の師匠のお孫さんでもあります。
気仙沼中学から仙台育英の特進クラスへ、そして早稲田大学に進学し、チアリーダーとして活躍するも、骨肉腫という病気になり、脚を切断することになります。真海さん20歳という若さで。その苦悩はいかほどだったのか、私には想像すら出来ません。
失意のどん底から、パラリンピック・走り幅跳びの日本代表としてアテネ、北京大会に出場。
気仙沼市太田が生んだ星です。
私が以前から切望していて、今回のゲストとしてお越し頂くことになりました。
そのような幾度の苦難を乗り越えたとは思えない、屈託のない明るい笑顔は皆を魅了します。
北京が終わった後は約半年もの間、競技から遠ざかっていたようですが、再び、ロンドンを目指して再開した模様。
応援しております。
代々木「魚がし」さんには、いつもご協力いただきましてありがとうございます。今回も大盛況のうちに終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。