マラソン完走クラブ(42回目):駒沢公園給水給食ラン

マラソン完走クラブの「駒沢公園給水給食ラン」に参加しました。

前回の練習会は、およよよよ5/22だから、実に3ヶ月ぶりになってしまいました。
サロマの後は、ほとんど走れてないから、心配しつつ練習会場の駒沢公園に向います。

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本日の練習会は8時スタート。
私は8時少し前に到着すると、およよ、もう皆さんはアップジョグを始めています。

皆さん、早いですね〜、元気ですね〜。

アップジョグは、ほぼ400mのところを何周したでしょうか。充分に身体を暖めて、それから準備運動。

本日のメニューは、約2.5kmを自分のペースで走るというもの。
時間は90分ですから、私は、まぁ5周行けば良いでしょうね。

自分と同じペースの方を見つけて、おしゃべりしながらのランです。
そうは言っても、途中から会話はとぎれ、、、一生懸命走ります。

タイトル「給水給食」にふさわしく、たくさんの果物を用意してくださいました。
ぶどう、ブルーベリー、パイナップル、プチトマト、黄色いプチトマトなどを食べて、また走る。

それにしても今年は暑いですね〜。
汗だくだくかきながら、一人ではめげちゃう練習も、皆さんと一緒だと最後までがんばれる!

どうにか5周走って、皆さんとストレッチして練習会は終わりました。
久しぶりに参加した私に暖かい声を掛けてくださってありがとうございます!

北海道マラソンなど、大会が近い方は暑いにも関わらず、とても熱心に走っていらして、私もこの練習会を機に復活したいと思います。

そういうチャンスをくださったマラ完・練習会に感謝いたします。

サロマ2010打ち上げ@新宿

内藤新宿300RCの皆さんと新宿で「サロマウルトラマラソン」の打ち上げを行いました。

やっぱり(^ー^)、私の「飛行機乗り遅れ」の話になってしまいます。
なんで、あんなネタを提供しちゃったかな。
これ、ズーーーーっと言われますよね。グッスン。

ツチダさんが皆さんの10kmごとのラップを表にまとめてくださって、一目瞭然で分析が出来ます。

その結果を見ると、それぞれの性格というのか個性がよく表れていておもしろい。

リタイアした2人は、実はかなり速い。
けれど一人は座骨神経の痛み、もう一人は胃の不調でリタイアを決意。ここで無理してもしょうがないですからね、リタイアは辛い決断ですけれど、良い決断だったのではないでしょうか。

フルが3時間程度で走るイワサキさんはサブテンを狙って好調のスタート。
ところが、54キロのレストステーションで(本人いわく)休み過ぎで、その後はガックリ。

後半の50キロは私よりも遅いのでした(^ー^)v
ということも、その表からよくわかります。

私は、以外にも「安定した走り」とな。
「エエエーーー? 安定してないですよ〜」と言いますと、
「ほぼ同じペースに終始しているから安定している」とな。

と言いますか、早く走れないのでございます。

とにかくマラソンの話って楽しいんですよ。
同じ話を、何度も何度も思い出しては話します。

あの辛かった大会も、話していると楽しい思い出になるから不思議です。
来年はがんばるゾ!と思うわけであります。

清水湯@表参道

表参道に銭湯があります。良い湯です。「清水湯」さん。
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こちらに荷物を預かっていただいて、神宮外苑方面に走り、赤坂御所も1周して、全部でおおよそ8km。そして風呂に入ってサッパリして、牛乳を飲むもよし、ビールもあります。ここで皆さんがそろって、それから二次会へ。

こんな都心に、こんな良いお風呂があるって、東京はやっぱ凄いわ!

サロマのあとは走る気持ち、気力がなくなっていたので、皆さんとご一緒させていただいて、楽しかったです!

サロマ2010の反省

サロマ100kmを完走したものの、不本意な走りが随所にありました。
忘れぬうちに反省します。

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良くない点
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<調整下手>
最後の1週間の調整がうまく出来なかった。

1週間前の10kmの大会は出るべきではなかったかも。
10kmの周回コースを誤って11.2kmと多めに走ってしまったし、当日はうだるような暑さで、その疲労が抜けなかった。

最後の1週間の仕事のやりくりが下手で、寝不足になってしまった。
今年はどうにか完走出来たものの、寝不足はダメです。来年は改善を。

<朝型になりきれなかった>
6月に入ったら5時起床を貫くはずが出来なかった。
せいぜい6時起き、最後の一週間は逆に遅くなって7時過ぎに起きてしまった。
これでは5時にスタートするウルトラでは調子が出るまで時間がかかってしまう。

<座り込んでしまった>
ストレッチの際に、どうにもならなくて座り込んでしまった。
(何度も何度も)

座らないですむように、脚力、体力を付ける必要があります。

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良かった点
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<長距離練習>
昨年同様に70km走を行った。
これによって「距離は走った」という気持ちになれた。

<給水>
給水でグズグズしない
昨年に続いて、給水でグズグズしないで、先を急ぐことを心がけた。

<走る(歩かない)>
ゆっくりでもいいからジョグする(歩かない)ことを目標とした。
昨年よりも、歩きは少なかったと思う。
しかし、やはり歩いてしまう事もあり、タイム的にも、歩いた場合とほとんど変わらないということは、よほど遅いジョグだった。改良の余地があります。

<暑さ対策>
直前に先輩に「暑さ対策」のアドバイスを頂いた。
氷を帽子の中に入れると気持ち良いと聞いて実践した。

氷がないところでは、帽子に水をかけてもらってかぶった。
これで熱中症にならずにすんだ気がする。
今年は暑さでリタイアする方が多い中、ゴール出来たのは、このおかげのように思う。

<服装>
暑くても、長袖、長タイツで走った。
直射日光を受けなかったことで、熱中症の対策になったように思う。

<タイム確認>
50kmぐらいまでは5kmごとのラップをとってみたが、それ以降は時計を「現在の時刻表示」に切り替えて、とにかく関門突破だけを考えた。これでどうにか関門を突破出来たと思う。

<トイレ>
今年は40km手前で一度入っただけだった。
その後は、大量の発汗によりトイレに寄らなかった。というか、時間がなくて寄れなかった。
その一度のトイレも列に並ばないですんだことで、待ち時間のロスタイムなしだった事はラッキーというより他にない。

ということで、来年の参考になれば・・・って、
やっぱ来年も出るんだ?(^ー^)!

第25回 サロマ湖100kmウルトラマラソン

いよいよ「第25回 サロマ湖100kmウルトラマラソン」です!

2時半起床(2時半起床って、すごいでしょ?)
起きると、ゲ!暑いです。。。

ウダウダ考える暇もなく、顔を洗って1階の食堂へ。
用意していただいたご飯とみそ汁、おかずを自分でよそって頂きます。
皆さんも起きてきました。

「私、おかわりしちゃおっかな」
「オヤマさん、元気だねー」
「ハイ!」

なんて会話をしつつも、なんだか胃がさえません。
特別どうということもないのですが、昨晩、食べてすぐに寝たからでしょうか。胃が重い気がします。念のため、食後に漢方の胃薬を飲んでおくことに。

3時半、チェックアウトして出発です。
あわただしく荷物をまとめて、イザ会場へ。

朝日が美しい。
今日はよく晴れそう。暑くなりそー。
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会場で皆さんと記念写真を撮った後は、それぞれバラバラになって、マイペースで荷物を預けたり、準備運動をしたり、トイレに入ったり。

そしてスタートに並びます。
私は陸連登録しているので、一番前からのスタートです。
スタートの10分前、ストレッチをしながら待ちます。

ゼッケン番号「752」
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この1年は、長いようで短かった。
怪我もした。心が折れた時もあった。
何のために走っているのか、わからない日もあった。

昨日朝の寝坊からは、皆さんに合流するまでは生きた心地がしなかった。
本日、ここに立てたことに感謝します。

アナウンスでは、
「天気予報によると最高気温は35度だそうです」と言っています。
考えただけで倒れそー。

50kmの招待選手に猫ひろしがいて、スピーチをしていました。
先日、ランの雑誌で猫さんの記事を読んだばかりです。
小幡佳代子選手も50kmの招待選手。

そして、ワイナイナ選手は100kmの招待選手。
お立ち台に上がると、すごい拍手です!

ワイナイナ選手は皆さんから好かれていますよね。
「100kは初めてなので・・・」と謙虚なスピーチに、ヤンヤの拍手!

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 スタート!(5時)
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ついに1分前のアナウンス。
20秒前、、、10・9・8・7・・・一斉に声をあげて数えます。
3・2・1ワァーーーー!

私の位置は、スタートラインまでわずか6秒のところでした。
これから長い長い1日が始まります。
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まわりに流されて早く出てしまいそう。
今日は暑くなることが予想され、午前中のうちに行けるところまで行っておこうという作戦の人が多いようです。私も出来るならそうしたいけれど、後半を考えると、そうも出来ないなぁ。

マイペースを守りたい。
前方に「ゴールドのゼッケン」を付けた女性が走っていました。
ゴールドのゼッケンは、このサロマ100kmを20回以上完走した人の名誉あるゼッケンです。そのサロマベテラン女性に、「付いていこう〜」と思います。

さすがです。良いペースで刻んでいます。

その人に「ブルーのゼッケン(10回完走した人に贈られる名誉あるゼッケン)」の人が話しかけたりしています。ベテラン達に羨望のまなざしが向けられ、その後方から私がヒシっと付いております。

ですが、やはり、今日は胃が重い。身体がだるい。
昨年「身体が軽い!」と思ったのとはウラハラ。こりゃ最悪だわ。

今週は急ぎ仕事が入ったりして、最後の調整がうまく出来なかった。
加えて先週、出場した10kmの大会で力を出し尽くしたこともいけなかった。

疲労が蓄積されている。
身体が重い。
キロ6分半を守るのがやっとという有様。

気温はすでに上がっているので、給水はまめにとりたい。
身体は重い。
ぐわぁ〜ん、今日は完走出来るのかしらん?

スタートの会場を周回した後はいよいよサロマ湖に向って走ります。
つちださんが駆け抜けて行くのが見えました。
調子がいいのでしょうね、軽ーく走って行きます。

私は逆に、足取りも重くて、身体も重い。

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 10kmの通過時刻:06:03:35(10kmのラップ:01:03:34)
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10kmで時計を見ると、かろうじて6分半は刻んでいます。

最初の折り返し。
オオオーーー!と前方からウェーブのように声が伝わり、あり得ない速さで、ワイナイナ選手が駆け抜けて行きました。
「ハエー!」と驚きの声。

この折り返しで仲間達とすれ違いますから、その姿を探しては声を掛けます。
「仙人〜」
「さいとーさーん」
やっぱり速いわ。

「ナカジマさーん」ん・アレ? 今年は足の調子がいまひとつか?

「つちださ〜ん!」今年は軽そうですね!

東京から10名で参加していますが、そのうち女性2人は50kmに出ていますから、100kmには8名。7名とすれ違うはずですが、あとの3名は見つけることが出来ません。
私が最後でしょうな。

さてっと、マイペースでいくとしますか。
50kmあたりまでキロ6分半で行ければいいなと思っています。

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 20kmの通過時刻:07:06:12(10kmのラップ:1:02:37)
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この辺りは、まだ日陰があります。
この間に行けるところまで行っておきたいね、という会話が聞こえます。
私も付いて行きたぁ〜い。身体がだる〜い。

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 30kmの通過時刻:08:13:44(10kmのラップ:1:07:32)
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まだ30kmというのに、6分半もキープ出来ません。

昨年は立ち止まることのなかった「かぶり水」でいちいち止まります。
他の人を見ると、帽子に水をかけてもらって、それをかぶっていました。

このままでは熱中症になってしまうから、私もマネをしてみました。
帽子にジャパーっと水を入れて頂き、頭から、バッサー。
ウヒョー、冷たくて気持ち良い!

すぐに喉が乾きます。
給水では、スポーツドリンクに水、そしてジュース。
2杯、3杯と頂きました。
こんなんで最後までもつかしらん?

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 40kmの通過時刻:09:25:33(10kmのラップ:1:11:49)
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昨年よりも明らかに遅いです。
昨年は速すぎたから比較してもしょうがないんだけど、遅いわ。

42kmの通過タイムは、おおよそ4時間40分。
ということは昨年より17〜18分遅い。
これは遅い。

・・・と思っても身体はいうことをきかない。
ここから上り坂がありますよー。

上って、上って、そして下って、
下り坂の方が足へのダメージが大きいです。

ヘロヘロになっていると、一緒に来ているわたる君(大学生)が、
「オヤマさん、ファイトです!」とガッツポーズをしながら、走り去って行きました。
「ふぁーい」と、ふにゃけた声で返事するのが精一杯。

わたる君、昨年は80kmの関門に数分足りずに泣いたが、今年は行けそうだね。
泣くのは私か?

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 50kmの通過時刻:10:38:31(10kmのラップ:1:12:58)
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キロ7分にも届かない。
心が折れそうです。

50kmの給水ポイントには、実際には飲む用の給水なし。
「かぶり水」のポリバケツに水はなくなっていた。

ランナー達からガッカリの声。
「水ないよーーー」

あと4km行けば、レストステーション。そこまで頑張りましょう。

上り坂。
ほとんどの人が歩いている。

私は上り坂になるとファイトが出るのは、マラソン完走クラブの練習のおかげです。
ゆっくりでも走っていると、歩いている人を抜き去ります。

歩く人達の中にさっき追い越されたわたる君を発見!
「わたる〜〜〜! 行くぞー!」と後ろから叫び、
驚いて振り向くわたる君に、気合いを送って走った。

そのすぐ後ろに、走る足音が聞こえる。
わたる君が付いて来ている。
ここで歩いたら間に合わないよ。一緒に走ろう!

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 レストステーション(5分だけ)
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レストステーションでは、預けている荷物を受け取って着替えをすることも出来る。

しかし、、、時間がない。
私は荷物を受け取らない。

少し食べ物を入れようと思うも、珍しくおにぎりを食べられない。

オレンジ、レモン、梅干しを口に入れて、あとはひたすら飲んで、すぐに出ようと思うも、足が前に出ない。
しょうがないから、座ってストレッチを少々。
座ってはいけないと思ったが、どうしようもない。

足はつりそう(というか、少しつっているし)で痛い。
アキレス腱を伸ばして、とにかく60kmの関門はクリアするのだ!

3分でレストステーションを出ようと思ったが、ストレッチをするうちに、すぐに1〜2分が経過。こうしてはいられない。とにかくここを出よう。

レストステーションを出た後の、少し休んだ後の、この上り坂は本当に辛い。
歩きから入って、少し走って、また歩いて、
そして、徐々に走れるようになってきた。

絶対に60kmをクリアするゾ!

60kmを12時ジュストに通過したいが、もうそれは無理だわ。
それが無理だとしても、12時5分までに通過すれば何とかなる!

おととし参加した時に60kmの関門に泣いた。
ここだけは何としてもクリアしなければいけない。

関門の少し前から、ある男性と抜きつ、抜かれつ走っている。
最後はハァーハァー言いながら、12時5分に間に合わせるゾ!

そして、関門を通過する時に私のチップが「ピ!」と鳴った。
アレ? その男性は「ピ!」と鳴らない。

係の人が男性の足を指差し、「チップ!」と叫んだ。
「ウォーーー!」と男性が頭を抱えた。
一瞬の出来事。

先ほどのレストステーションで靴を履き替え、その際に前の靴にチップを付けたままにしてしまったのでは?
初歩的なミスといえばそれまでだが、この暑さで頭がボーっとしたか、、、そういうこともあり得るのです。

(誠に勝手ながら)あなたの分まで私が走る!

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 60kmの通過時刻:12:04:14(10kmのラップ:1:25:43)
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60kmを通過したものの、身体はボロボロです。
関門そばの椅子に座って、ストレッチ。
こうしてもいられない。次を目指そう!

60から70kmが最も辛い時間帯。
12時から13時半。
最も暑い。

給水でガブ飲みをし、
「かぶり水」を身体にバシャバシャとかけて、
帽子に水を入れて頭からかぶっても、暑い!

しかし、少し気がゆるむと関門に間に合わない。
精神的に辛いです。

68キロ地点の有名な私設エイド「斉藤商店」さんで、昨年は暖かいおしぼりを頂いた。
今年は、冷たいおしぼりが気持ち良い!
ありがとうございます、ありがとうございます!

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 70kmの通過時刻:13:34:00(10kmのラップ:1:29:46)
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70kmを通過しました。
1時間半もかかってしまった。リタイア寸前です。
関門を過ぎた時に「最後尾」という車が横に来ました。

最後尾のための準備が始まったのです。
私は関門まで、あと11分。ギリギリだわ。

あいかわらず足はつりそうで痛いし、膝にも痛みが出た。

膝の痛みは身体がどこかに曲がっていると生じるようで、「まっすぐ」を心がけ、余計な力を入れないと思うと痛みがなくなります。そんな事を考えながら、少しでも前へ、前へ。

リタイアする人も多いように思います。
関門では「私はここでリタイアします」といった会話があちこちから聞こえます。

私は辛いけれど、まだ行ける!
70kmの関門を過ぎると、森に入ります。
森は木陰の中を走るので、あー、涼しい。

もう少し行ける気がしてきました。
それに、ここまで来れば、やっぱり「おしるこ!」
今年はおしるこにありつけるでしょうか?

今日はおにぎりも食べられない(ほど内臓が弱っている)けど、おしるこは食べたい。

おしるこは、「サロマ湖鶴雅リゾート」の私設エイドで出してくださいます。
そこまで頑張るゾ!

その建物が見えた時は本当に嬉しかった。
あそこまで、何としても行くのだー。

たどり着きますと「そうめん」はなくなってましたが、「おしるこ」はまだあります!
嬉しい〜!

その時、「オヤマさん!」と声がします。
「ごとさんですか!」

ありがとうございます、ありがとうございます!
いらしてくださったんですね。本当にありがとうございます!

「今年は遅いんじゃないの?」
「はい、遅いんです。もう暑くて」
「そうね、今年は暑いね」

そんな会話をするのが精一杯です。
もっとたくさん、お話がしたいのに、感動でいっぱいです。

「もうギリギリなんです、間に合わないかも」と弱気なことを言ったりして。
「がんばって」
「ハイ!」

元気を頂きました。
これ、もう絶対に頑張らないと!

ごとさん、ありがとうございます。がんばってゴールにたどり着きます!

80kmの関門に辿り着ければ、ゴール出来る!きっと出来る!
80kmを越えれば、ワッカ原生花園に入ります。

自分に「がんばれ!がんばれ!」
ここまで来たんだ。諦めらめちゃいけない!

80km手前のエイドステーション。
給水のジュースやスポーツドリンク、水を頂きながら、私も、そして皆さんも時間との戦いです。
少しでも気がゆるむと完走出来ない。

ワッカに入るところは、ちょっとした上り坂。
ここは歩きと決め込んでいる人が大勢います。
私も昨年は歩いた。
今年は、ゆっくりでいいから走る。もう間に合わないから走る。

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 80kmの通過時刻:14:52:58(10kmのラップ:1:18:58)
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80kmの関門にあと8分で辿り着きました!
ワッカです!
ここまで来たー!

トイレに寄りたいけれど、トイレを見ると、3〜5人ほど並んでる。
ここで数分ロスしたらゴール出来ない。

次に行こう。
汗を大量にかいているから、それほど尿意をもよおしません。次へ、次へ。

原生花園は美しいです。
マラソン完走クラブのアップジョグ、ダウンジョグをイメージして、そう、その時はいつも皆さんと会話しながら楽しく走ります。美しい花の中を楽しく走っている、それをイメージして走ります。ホントはとっても辛いけど、イメージです。楽しいイメージをします。

しかし、長くは続かずに、立ち止まってはストレッチ。
どうしようもなくて、座ってストレッチ。
座ると辛くなるのはわかっているけれど、座ってストレッチ。

そして、またジョグ。

向こうから折り返した皆さんがこちらに向かって来ます。
仲間にも出会います。

オオオーーーー、「仙人!」
「オー、がんばれよー」

「なかじまさーん!」
「オヤマさん、ナイスラン! ゴールで待ってるから!」
「ハイ!」

仙人もなかじまさんも、目標タイムよりは遅い。
みんな辛いんだ。私だけじゃない、みんな辛い。

トイレのたびに並ぶ人の数を数える。
数人いる。並んだら5分はかかる。ダメだ。次のトイレに行こう。
90kmの関門を越えなければ!

今年の目標は「出来る限り・歩かない」だ!
遅いけれど、昨年よりは歩いていない。
ゆっくりでもジョグ。

もうすぐ最後の折り返し。
それを越えたら90kmの関門。

すると仲間のつちださんが「オヤマさん!」
「つちださーん!」
「あと少しだよ、頑張ろう!」
「ハイ!」

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 90kmの通過時刻:16:19:49(10kmのラップ:1:26:51)
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とうとう90kmの関門です。
2分だけ貯金が増えました。関門まであと10分。

歩いていたら間に合わない。
昨年は歩きながらiPod聞いた。

今年は「サロマ2010セレクト」した曲を詰めてきた。
「スガシカオ」なんか入れてきたんで、軽快なサウンドを耳にワッカを駆け抜けるはずだったが、iPodを出す余裕もない。心で歌った。時々、声を出してみた。

「君に会いに行くよー」

向こうから、わたる君の姿が見えました。
「オオー!」
「オオオー!」
すっ頓狂な声を上げるのが精一杯。

まわりの人も皆、先を急ぎます。
ちょっともグズグズ出来ないのです。

「かぶり水」には氷がたくさん入りました。
「氷を帽子の中に入れると気持ち良い」と先輩から聞いていたので実践します。熱中症対策です。

それにしても今年のボランティアの皆さんは本当に大変だったと思います。
あちこちで「水が足りない」事態に見舞われ、携帯で連絡を取り合っては補充してくださっています。

心が折れかかっていますが、折れてる場合じゃない。
「もう来年は出たくない」と考えてしまいます。
「今年はなんて辛いのだろう、去年と全然違う」

前を歩く人を抜いたり、
私が立ち止まってストレッチしていると、その人に抜かれたり、
そんな事をどこか他人事のように考えながら、
ただただ、ゴールを目指します。

何も考える暇がない。
92km、93km、94km、、、ここが一番辛い。

95km。あああ、あと5kmです!
5kmといえば、皇居一周。

その後の表示は、「あと4キロ」に変わります。
不思議な力が出て来ます。

「あと3キロ」の文字から赤い文字に変わります。
美しいワッカをヨロヨロと走ります。

長い長いワッカを出て、エイドステーション。
ボランティアの皆さんが、
「あと少しですよ、あと2kmです!」と。

たくさん水分を頂いて、「あと2キロ」の表示。
応援の人もチラホラ見えます。

あと2キロは、いつもの練習しているコースを1往復分。あと少し。
気持ちがいくぶん楽になりました。

そして「あと1キロ!」
そこで、立ち止まってストレッチ。

そこにいらした方に
「もうここまで来たら大丈夫! ゆっくり歩いてもゴール出来ますよ!」と声を掛けられた。
「歩いても大丈夫でしょうか?」
「大丈夫、もう大丈夫!」
「ハイ」

それでも、ゆっくり走ります。

近くの人の会話が耳に入ります。
「最後の1キロはビクトリーロードだから走れるんだよね」

そうです。この1キロは沿道に応援の人がいますから、まさにビクトリーロード。
「おかえりなさい」の声があちこちから聞こえます。
ここまで来たんんだなぁ〜。
とうとう来たんだ。

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 ゴール直前のサプライズ!
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あの最後の角を曲がったらゴール。
あと少しです。あと少し。

その角の手前で、仙人の声がしました。
「オヤマさーん」
そして、いきなり仙人が、私の帽子を取ろうとして、走りをさえぎります。

エエエ??? 何?
仙人、私、もうすぐゴールなのに、いったい何をするの?
(抵抗します)

「これ、これを被って!」と仙人が言います。
見るとベールではありませんか!

仙人ありがとう!
私は、自分の帽子とサンングラスを仙人に預けて、ベールをかぶり、ラストランです。

沿道の人達から声がかかりました。
「花嫁さーん、だんなさんはどうしたー?」とか。
「オオオ、おめでとうー」とか、
「ヒューヒュー」とか。

皆さんの注目を浴びての、ラストラン。
仲間の皆さんからのサプライズのおかげで感動的なゴールです。
ありがとう、ありがとう、ありがとう〜〜〜!
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 100kmの通過時刻:17:47:41(10kmのラップ:1:27:53)
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制限時間に、あと12分を残したギリギリでのゴールでした。

ラストランは本当に幸せな心地で、仲間の皆さんに感謝・感謝・感謝。
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わたる君は、あと2分を残してのゴール。
「サプライズを見たかったのに、僕の方が遅かった」って。
「エヘヘ」おばさんも頑張りましたから(^ー^)。

あとから聞くと、最高気温は34度ぐらいあったとか。
噂では、完走率が50%を切ったのではないかとか。

仲間は、2名が途中リタイアですが、100kmは6名が完走、50kmは2名が完走。
なかなかの成績だったと思います。
なにより、私の完走は皆さんの予想以上の出来でした。
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昨年よりも、はるかに辛い大会で、ただただ放心状態です。
応援頂いた皆様、本当にありがとうございました。

車は本日の宿、紋別市に向います。
夕日が、なんて美しいのでしょう!
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第9回 24時間グリーンチャリティーリレーマラソンin東京ゆめのしま(10km)

第9回 24時間グリーンチャリティーリレーマラソンin東京ゆめのしま」の個人10kmの部に出場しました。

10kmの種目は今年から出来たそうです。

本日は、マラソン大会初出場3名を含めた総勢6名で望みます。
趣味人」というSNSの1961年生まれコミュで知り合った皆さんです。

なんと!ネットで話していた北○さんは、マラソン完走クラブ5月の山中湖合宿でご一緒してた方でした。私も趣味人ではハンドル名を使っているので、お互いに気づかなかった。不思議なご縁ですねー。

朝起きると、結構、雨が降っていましたが、出かける頃には雨は上がりました。
初大会の方がいるので、雨があがって欲しい。

新木場駅で待ち合わせて、皆さんとワーワー言いながら会場に向いました。
こちらが「江東区夢の島競技場」の入り口。
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ゼッケンを受け取ります。番号は「3051」
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皆さんと一緒に軽いジョグと準備運動などを。
それにしても本日は蒸し暑いです。

今日は来週のサロマの前の最後の調整です。10kmを、それなりに走れれば良いのですが。

本日のコースは、最初に400mトラックを走って、トラックの外に出てまたトラックを走るというコース。
400m+1.2km×8周=10km。

何周走っているかを確認するために、クリップが8本配布されています。
それをゼッケンのところに付けておいて、一周するたびに、所定のビニールシートのところに投げ込んで確認するというもの。

10時のスタートラインに並びます。
本日、皆さんと一緒にここに立てたことに感謝します。

400mトラックを一周して、さてクリップを投げ入れようとすると係の人が
「まだ投げてはダメですよー、一周足りなくなります」と言うので、手にしたクリップを思わず戻しまして走りました。

しかし、、、それは係の人の誤りで、結果、私は1周多く走ることに。
ま、練習のつもりなので「得した」ぐらいの感じですけど、
やけに遅かったなぁーと思ったのは11.2kmの記録だったわけですね。

心配された雨は、スタート直後にパラっときたけれど、その後は晴れて暑い。
この時期の大会は初めて出ましたが、ホント暑かった〜。汗ビッショリです。

結果はすぐに貼り出され、あらら! 私はエー?9位!(ウッソー)
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タイムは周回ごとに計測されていたので、10kmの記録がわかったのですね。

記録は51分39秒とそれほどでもありませんが、初心者が多かったのでしょうか?暑かったからでしょうか?
女子270名のうち9位は嬉しい記録です。

参加記念にTシャツを頂きました。
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汗をたくさんかいて、ヘロヘロな私でございます。
一緒に走った皆さんも全員完走!
しかも、なかなか良い記録で、ウカウカしていると追い越されますー。
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有楽町に移動して、イタリア料理を頂きました。
かんぱーい! そして美味しい!
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皆さんのハッピージョギングも続くといいですね☆

サロマ・ウルトラマラソン開催へ

宮崎の口蹄疫問題が深刻ですが、今月末に出場を予定しているサロマ・ウルトラマラソンのコースには、多くの農家が並びます。

口蹄疫感染を懸念した地元の農協が大会中止を求めていましたが、

「北海道新聞」によりますと、
昨日、協議の結果、「防疫対策の徹底」を約束を条件に、中止を求めることを止めたそうです。

7/4開催予定だった「第2回なかしべつ330°(さんさんまる)開陽台マラソン」は中止になりましたので、サロマのコースの約半分を占める湧別町の皆様には、複雑なご心境ではないかと思います。

感染の懸念として、新聞によりますと「見物客がコース沿いの農地に入るなどマナーの悪さが問題になり」とあります。

これを機会に、ランナーはもちろん応援の皆様もマナーを徹底しなければならないのではないでしょうか。
地元の皆さまにご理解を得られるようにしていかなければならないと思います。

自分の走りだけではなく、無事に、本当に無事に大会を終えられますように。
大会開催まで2週間を切りました。

長距離ラン&ウォーク(青梅街道)

今年も、青梅までの長距離ランをしよう!と思いつつ、時が流れてしまいました。

本当は4月のうちに、、、
遅くても5月上旬までに、やっておきたかったのですが、
あと3日で5月がおしまい。

なんとしても、本日、走っておかなければ!

昨年と同じコースを青梅市まで往復すると、おおよそ70km。
青梅駅まで行くには、ちょっと遠いので、青梅市に入ったら折り返します。

なぜ青梅かというと、私の家が青梅街道近くにあるので、道に迷わないように街道をひた走ります。

7時スタート。
長い旅に出ます。

昨年は一人走ですが、今年は自転車でのアシスト&エイドが付いてくださいます。
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本日の天気は曇(のち雨とな)。
気温は低め。4月上旬まで下がるとはランには嬉しい天気。

中野区を出発して、すぐに杉並区に入ります。
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それから荻窪駅に出て、間もなくすると練馬区です。

自転車は、いわゆる普通の自転車なので、すでにお尻が痛いとな。
これは誤算。
もう、帰りた〜いという自転車アシストだが「最後まで行く!」そうです。
ここからが長いんですけど(^ー^)。

青梅街道から新青梅街道に出ようと思ったのに、道を間違えて、結局、青梅街道を行くことに。このように狭い歩道を走ります。
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昨年は自分で飲み物を持って、写真を撮影しながらのランでしたが、今年は飲み物は持ってもらって、写真も撮ってもらって、楽をしております。助かります。
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行きはまだまだ元気!
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歩道が狭い青梅街道を通って、東大和市で新青梅街道に合流しました。
青梅までは13kmと表示されています。
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雨がパラついて来ました。カッパを着てGo-!
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そして、とうとう青梅市!
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「青梅新町」の交差点を左に入ったとこ「そば処 和楽」さんで、今年もおそばを頂くことにしました。

「和楽」さん到着が11:30。
去年より早いです!
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私は昨年と同じ「とろろそば(950円)」を頼みました。
先に生わさびが出ます。
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おそばは細めの麺。
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自転車アシストは暖かい天ぷらそば(1050円)です。こちらも美味しそう。
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和楽さんを12時にスタートして、帰路につきます。
おそばを食べたら元気が出て、快調です。
昨年は食後に全然走れなかった。今年は天気に助けられたか、アシストのおかげか、順調な滑り出し。

昨年、食べた「今川焼」を今年も頂きました〜。
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しかし・・・
順調と思ったのは、最初の数キロだけで、新宿まで35kmの表示を見たら、ゲンナリ。
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次第に足は重くなり、信号で立ち止まると、こんな感じになっております。
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どこまで行っても武蔵村山市・・・
そして、やっと東大和市に入りました。
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カメラマンが笑わせてくれるので、辛いけどおかしい。
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「東村山市」に入りました。
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鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。
ストレッチをしながら見入ります。
のどかな休日。
なのに、こんな苦しい旅です。
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昨年は靴を抜いで休憩をとった「小平霊園」のそばを今年は走って通り過ぎます。
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この後から、小雨がパラついています。
走る方はいいけれど、自転車で同行してくださる方に申し訳ない。
少しでも前へ前へ。

新宿まで20kmを切りました。
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足がパンパンに張っていて、信号で立ち止まるたびにストレッチです。
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足が上がらなくなり、何度もつまづいてい転びそうになります。
果てしなく西東京市が続き、もうどこまで西東京市なんだろう?と思っていた時に、突然「練馬区」の表示を見た時には本当に嬉しい!
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私の疲労もかなりな状態ですが、自転車もお尻が痛いのを我慢してペダルをこいでいます。
しかも、私の後ろになり、前になり、ゆっくり進むので、疲労はかなりなもの。

そうして、やっとやっとやっと!杉並区に突入。
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信号のたびに、こんな感じです。
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それでも今年はほとんど歩いてないのは、昨年と比べたら進化です。
荻窪駅が近づくと元気が出て来ました。あと少しで荻窪!
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荻窪駅前のアーケードを走っています。
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昨年は荻窪から電車で帰ったけれど、今年は最後まで走ります!

荻窪、南阿佐ヶ谷、新高円寺、東高円寺、、、

東高円寺を過ぎると見慣れた風景で、少しだけピッチが上がりました。
やはり、「心で走る!」んだわ。

そしてそして、新中野に到着!
ヤッタァ〜〜〜!
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おおよそ71.5kmを10時間20分かけて走りました。
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昨年よりは良いけれど、、、
うーーーん、、、これではサロマの関門に間にあいません。

しかも、、、あと30kmもあるー。
課題はいまだ山積でございます。

自転車アシストさん、本日はありがとうございました。