久しぶりに皇居ランに行きました。
9時15分スタート。
目標は、
31:15 → 30:00 → 28:45 と上げる。
途中の給水は時間に含まないことにしました。
ゆっくり給水してもタイムに影響なし。
結果は、
1周目:30:46
(給水19秒)
2周目:28:02
(給水28秒)
3周目:26:38
目標より速く走れました!
最後の26:38は、皇居では自己ベストか?(^ー^)
次は、これよりも、もう少しだけ上げてみようと思います。
久しぶりに皇居ランに行きました。
9時15分スタート。
目標は、
31:15 → 30:00 → 28:45 と上げる。
途中の給水は時間に含まないことにしました。
ゆっくり給水してもタイムに影響なし。
結果は、
1周目:30:46
(給水19秒)
2周目:28:02
(給水28秒)
3周目:26:38
目標より速く走れました!
最後の26:38は、皇居では自己ベストか?(^ー^)
次は、これよりも、もう少しだけ上げてみようと思います。
2005年頃にウォーキングを始めて、
2006年ごろから走り始めました。
理由は「中性脂肪を基準値内にする」ためです。
中性脂肪が増え過ぎて、このままでは「成人病になりますよ」と健診で脅かされ、スポーツジムに入ってみたものの全然続かず、しないよりはいいだろうと、通勤に「歩き」を取り入れたのが最初です。
iPod聞きながらの「歩き」は思ったよりも楽しくて、その延長線上にジョッギングがありました。
だから今も、ゆっくり・のんびりジョグです。
ところが・・・
私よりも走歴が浅い人達が、どんどん、サブ4(フルマラソンを4時間以内で走ること)を達成し、それどころか、最近では皆さんは3時間半も切って、いったいどこまで行くのでしょう。
私は、数年前とあまり変わらぬスピードで今ものんびり楽しくやっているのですが、まだ走歴浅いダンナが「サブ4目指す」とか。
「ヘェー、がんばって〜」と他人事でしたが、
「富士山マラソン」がことのほか悪いタイムで終わってしまい、さすがにこれにはショックを隠せず。
これは心を入れ替えて、サブ4狙ってみますか、本気で。
と思ったのでございます。
それには、これまでのペースでの練習では進歩しないでしょう。
少しずつ「いまより速く」走る練習が必要でして。
とにかく、四の五の言わずにやってみますかと、
51歳にして(もうすぐ52歳になりますが)こういう目標に向かうとは思いもよらなかったワー。
「第1回富士山マラソン」フルの部に出場しました。
旧・河口湖マラソンがコースも新たに「富士山マラソン」と名前を変えました。
例年この日は「つくばマラソン」に出場しているのですが、今年は「つくば」の申込日に「サロマウルトラ」を走っていて申込み出来ず。大阪マラソンには落選し、コースが険しそうで、寒そうで、おまけに河口湖2周は辛すぎるという理由でずっと敬遠していた「富士山マラソン」に申し込んだわけでございます。
河口湖畔の宿を確保するのも大変と聞いております。
私どもは、たまたま知人の別荘に泊めて頂きました。ありがとうございます。
スタート&ゴールまで、歩いて20分ほどでしょうか。近くて助かります。
6時起床。
朝起きると、寒い!
ダンナがスマホの温度計で計測すると、マイナス1度。
みんなで朝ご飯をいただきました。
Rさん一家が持ってきてくださったお餅やパン、果物、オムレツにウィンナー、ヨーグルトにパンケーキ。朝からしっかりいただきました。
8:15のスタートに、家を出発したのは7時半。
ゆっくり歩いても8時前には到着です。
荷物置き場に荷物を置いて、ツチダさんと別れて私とダンナは「A」ブロック。陸連のブロックです。
Aの一番後ろ、Bとの仕切りのロープが張ってあるところに入って、ここからスタートです。
いよいよ、スタート時間が近づきました。
サンプラザ中野くんが挨拶をしています。
サンプラザ中野くんは山梨県出身なんだそうです。
「クリール」というランニング雑誌で、パッパラー河合さんの記事を楽しく読んでいます。パッパラーさんは「つくば」に出ているはず。パッパラーさんもこちらにいらっしゃると良かったのにね。
そうして、スターターはなんと!「菅原文太さんです」のアナウンスに場内わきました。
「エエエ!菅原文太だってよ〜、本物かな?」
「エー、おはようございます」だみ声の、文太さんの声だー!
オオオオオオ、さらに場内にどよめきが。
顔もチラリと見えました。本物ダァー!
文太さんの声って、力強くて、元気いただきますねー。
私は、本日、ここに立てたことに感謝します。
一度は出てみたいと思っていた河口湖マラソン。
私には無理だわ〜と思っていたヘビーなコース。
ここに出場するためには、宿、交通機関など、走る以外にも色々大変だったわけでして、皆様のおかげで、私はいまここにおります。
菅原文太さんによるスタートの号砲。
ワーーーー!
42.195kmの旅に出ます。
天気は腫れ。
富士山が美しい。
富士山に向かって走っている感じ。
山の頂に白いを雪をかぶった富士山が、ハッキリ、くっきり、間近に見えます。
そして、紅葉の赤が実に美しい。
河口湖は適度なアップダウンがあるものの、それがむしろ心地良く感じます。
最初は狭い道に人がダーっと走り始めますが、少しいくと適度にバラけました。
あんなに寒かったのに、日向は暖かく感じます。
私は長袖シャツに半袖の「おだづなよTシャツ」を重ね着して、その上からビニールの袋をかぶっています。そのビニールは約1キロ付近で脱ぎました。
これはマラソン日和ですね〜。
20キロまでは順調そのもの。
調子良いです。走っていて楽しいくらい。
21キロ付近に、河口湖から西湖に向かうところ、大きな坂道があります。
さすがにそこではタイムが落ちました。
まぁ、急な上り坂ですからね、こんなもんかな、なんて思っていたのですが、その後からは、まったくタイムが上がりません。下り坂もたくさん出て来ましたのに、まったくタイムが上がらない。いったいどうしたことだろうか。
距離表示は5キロごとです。
20キロの後に、25キロで腕時計を見て、「ゲ・遅い」
その後もずっと5キロごとに腕時計を見ては「ゲゲゲ・遅い」
腕を一生懸命ふってみます。
少しだけ、スピードを上げてみます。それでもダメ。
まだまだ坂道があるはずなので、あまりスピードは上げることが出来ません。
それにしても遅い。
15km辺りではダンナを抜いたのに、25km辺りで抜き返されてからは、後ろ姿があっという間に前方に消えていきました。私はいったいどうしたことだろうか。
朝食をたくさん食べてきたので、お腹はすきません。
それでも、途中で、バナナをひとつ、おにぎりを一つ、食べました。
あとは、チョコレートやきのこの山などのお菓子を口にほおばり、水やスポーツドリンクで流し込みました。
どこかに「うどん」があると書いてあったはずが、それは見つけられなかった。
エイドでのロスタイムはほとんどないはずだが、記録が出来ない。うーん???
河口湖から西湖に抜けると、途端にピューっと風が吹いて寒い。気温も低い気がします。気のせいかもしれないけれど西湖の方が寒い感じ。そのせいか、身体がガチガチになってしまいました。指先がかじかんでいます。走っていて、身体には汗をかいているのに手がかじかんでいるって、どういう事だろうか。
タイムは上がらないし、指はかじかむし、身体がガチガチになっていた可能性はあります。
距離表示は、「あと5キロ」という方式に変わりました。
「あと4キロ」「あと3キロ」・・・。
40キロ地点で計測しても遅さに変わりはありません。
そうして、最後の「あと1キロ」
沿道には応援に人がたくさんいます。
もうすぐゴールなのに、全然、足が前に出ないまま、ヒーヒーフーフー。
20kmまでと、それ以降とでは全く別モノになっていました。
そうして、やっとやっと、ゴーーーール。
私の手元の時計では次の通り。
スタートまで:23秒
5km:30:47
10km:29:13
15km:29:33
20km:29:20
25km:33:02
30km:33:10
35km:32:26
40km:32:11
ラスト:14:07
———————————–
合計:4:24:14
ダンナはゴールのところで待っていてくれたようですが、私が思いのほか遅くて探しまわってくれていたようです。
サングラス(第1回記念のサングラスだそうです)これはいいですね!
重い足を引きずりながら別荘に戻りました。
「遅かった」とショックを隠せないワタクシ。
18km組の皆さんが「タイムは?」と聞くので、
「4時間24分ぐらい」と言うと、
「ワー、速〜い」と驚いてくれました。
その皆さんの驚きに、私の方が「エ」って驚いちゃったのですが、そうか、初心者ランの方にしてみれば、これでも速いのでしょうか。
「ねぇ、どうやったら、そんなに速く走れるの?」なんて聞かれて照れてしまいました。
私としては、数年前に戻っちゃった悪い記録。
考えてみれば、今年は練習時間が取れず、マラソン完走クラブの練習会にも参加出来ず、そんなこんなで体重も増えちゃって、たぶん、更年期障害の諸々の影響もありましょうし。
でもまぁ、考えてみますと、私は「健康のため」に始めたランで、「楽しく、(年齢的に)長く走り続ける」ことを目標にしていたのですから、本日も故障もしないで完走出来たことに感謝ですね☆
別荘でお世話になったRさんご一家に別れを告げて、内藤新宿300RCメンバーは東京に向かいます。
帰りの道は相当に混んでいるらしく「下で行きましょう」
私はなんとしたことか、車に乗った瞬間に爆睡してしまいました。申し訳ないです。
途中、八王子の「壱発ラーメン」さんで「とろろ入りのラーメン」を食べました。
美味しい。私は「ネギとろ味噌ラーメン(900円)」でございます。
(後日談)河口湖と西湖の間の道路、折り返しの人とすれ違うところがあります。
私がゴール方向に向かう時に、これから西湖に向かう人達が思いのほか多くて驚きました。
それがなんと、東京を朝に出発された方々が大渋滞に巻込まれて、スタート時間に間に合わなかったのだそうです。
それで、9時頃までは遅れてのスタートをしたそうです。
(その方達とすれ違ったものと思います)
ところが、9時に間に合わなかった方が、なんと最大で5,000人もいらしたようで、その方達は走ることが出来なかったとか。
5,000人というのは、ちょっと多すぎますよね。
私はすばらしいコースを走ることが出来て、感謝しております。
第1回の大会にトラブルが多いことは承知していますが、走ることが出来なかった皆様はどれほど残念だったでしょう。
運営された皆様も想定外のトラブルだったと思います。きっと来年には改善されていることでしょう。
明日は「第1回 富士山マラソン」に出場します。
昨年までは「河口湖マラソン」といって、河口湖を2周する大会でしたが、今年は、河口湖と西湖を走るコースで大会名も一新しました。出場者も大幅に増えているらしく、宿を予約するのが大変なことになっています。
私どもは運良く知人の別荘に泊めて頂くことになりました。
別荘には総勢7名で宿泊し、4名はフルマラソン、3名は(フルマラソンが締め切ってしまったために)18kmに出場します。
1時半に新宿に集合して車に乗せて頂いて、河口湖へゴー!
中央高速はおもいのほかスムーズで、約1時間半程度で富士急ハイランドに到着しました。
今日は富士急ハイランドで、「前日の参加賞引き換え」をしているので寄ってみますと、あらら、参加賞引き換えのための車の列。ここに来て大渋滞。やっとのことで駐車場に車を停めたら、引換所までシャトルバスを利用してくださいとのこと。
そのシャトルバスに乗るためにも長蛇の列になっています。
参加賞は、明日は河口湖駅で引き換えが出来るので、ここまで来てアレですけど、「明日にしましょう」とあっさり諦めて、河口湖へ移動。
そんなこんなで、思ったより早く到着となりまして、コースの下見をしてくださいました。
河口湖から西湖に向かうところに、大きな坂があります。
おおよそ21キロ辺り。
20キロも走ってからのこの坂は、心が折れそうだわ。
その後も、微妙なアップダウンが続いていて、こりゃ、明日は記録が出そうにないと、すでに弱気。
とにかく完走を目指して走りましょう。
夜はお鍋で大宴会です。
18キロ組は「距離が短いから、気楽〜〜〜」と言って、飲みます、飲みます。
私は大会の前日はお酒は飲みません。
ジュースで参戦ですが、一緒に酔ってる心地でございます。
それにしても、河口湖、寒いです。
気仙沼も、同じくらい寒いんだろうなぁ。
マラソン完走クラブでご一緒する皆さんと、神宮外苑で練習会です。
9時に表参道駅に集合してコインロッカーに荷物を預けて、アップジョグをしながら神宮外苑へゴー。
到着すると、あらら、今日は何かの大会をしていました。
ゼッケンを付けてないのですが、大勢の人が走っています。
あとで検索すると「FITチャリティ・ラン2012」というイベントでした。
私たちはいくつかのグループに分かれます。
私は一番遅い6分20秒のグループに。
今日は6分10秒ぐらいがちょうどいいかな。
イベントの方々の邪魔にならないように歩道と、イベントコースからはずれているところを、うまくペーサーさんが走ってくださり、おしゃべりしながらの楽しいランになりました。
終わってみると、6分8秒ぐらいで通したようです。
これはちょうど良いペース。
距離も12.5kmとまずまずです。
ご一緒した皆さんはドンドン速くなっていますが、皆さんは努力をされていて、月の走行距離も立派です。私も、そのくらい練習を積めば、もう少しは速くなるかしらん。
楽しい練習会ありがとうございました。
来週は「第1回富士山マラソン」です。がんばるゾ。
マラソン完走クラブのHさんの呼びかけで練習会に参加しました。
これまで他の用事と重なって、なかなか参加出来ません。
参加した方々は、次々と自己ベストを更新し、大躍進!
やっと参加した本日は30km走です!
駒沢公園の中央広場に到着すると「東京ラーメンショー2012」の会期中とあって、テントがたくさん出来ていました。
駒沢公園は1周2kmですが、「ジャブジャブ池」の方に少し走って引き返すことで1周を2.5kmにして走ります。
いくつかのグループに分かれていますが、私は一番遅い6分20秒に。
私を含めて3名の女性で出発。
1周を15:50で走ればいいのですが、ちょっと遅め遅めでしたね。
でもまぁ、だいたい、これで良いか!って意見は一致しまして。
なんとか完走しました(^ー^)。
でもでもでも、昨年のこの時期には、ここをキロ6分で走れたのですから、昨年に戻れていません。
昨年の自分を目指して、もうちょっと頑張るしかないですのー。
16:05
16:18
15:49
15:58
16:01
16:07
15:54
16:14
15:43
16:05
16:11
15:37
皆さんでワイワイしながらのランチは楽しいです。
私はなんだか疲れていて、完食出来ず。
これは珍しい。よっぽど疲れていたのだわ。
「第4回 しまだ大井川マラソン in リバティ」フルの部に出場します。
昨晩は静岡駅前のホテルに泊まりました。
「静鉄ホテルプレジオ 静岡駅北」です。
静岡駅からホテルのすぐ手前まで地下道で行けました。
最初はわからずに地上をウロウロしたけれど、わかってみれば、すぐ近くで便利。
コンビニも近い。
ただ、土曜日なので「おにぎり」の入荷が少なく、朝食用を買おうと思ったら売り切れ。
「駅の近くのローソンがありますよ」と教わり、そちらで朝食用のおにぎりやみそ汁を買いました。
荷物はホテルに預けて、身軽になって出発!
今日もがんばるゾ!
静岡駅で切符を買っていると、イシワタリさんとマルちゃんに会いました!
一緒に東海道線に乗って「島田駅」へ。25分くらいかかります。
7:19発に乗りました。
早めに行ったので座れたわー。
車内はランナーが多く乗っていて、遅かったら立って行くことになったので、早め・早めは大事ですわ。
島田は、このマラソン大会がなかったら来ることはなかったのではないかしら?
マラソン大会って、町おこしにはいいですよね。
ゼッケンやチップ、荷物を入れるビニール袋はあらかじめ自宅に届いているので、受付はありません。
ゼッケン番号は予定到着時間によって分けられていて、私とダンナは一番遅いCブロック。
イシワタリさんとマルちゃんはBブロックなので、荷物預けの場所が異なります。
そこでお別れして、ダンナとCブロックの荷物預に向かいます。
その先にトイレがあるので、混まないうちに行っておきましょう。
と思ったら、すでに列になっていました。
待ちながら、肩グリグリ、膝グリグリの準備運動。
それでもまだ40分以上あります。
今日の天気予報は午後から雨、しかも大雨。
雲行きはすでに怪しく、立っていると肌寒い。
近くに建物があって、ランナー達が出入りしているので入ってみますと、建物の中はいくらか暖かい。
そこでバナナを食べたり、ストレッチして、もう一度、建物のトイレに寄って、
なんてことをしていたら、あららら、荷物預けの8時40分までに、あと数分。
大慌てで、荷物を預けて、スタートラインに向かいました。
すでに列に整然と皆さんが並んでいます。
後ろでかまいません。どうせ遅いですし、ネットタイムといって、スタートラインからの計測でいいから、後ろからのスタートでいいんです。
列に並んで待っていると、本日のゲスト千葉真子さんの元気な声がスピーカーから聞こえます。
元気、元気、元気が出ます。(^ー^)。
今回は本当にいけてない状態でのスタートです。
風邪をひいてしまい、(木)は会社を早退、(金)は完全にお休み。
(土)に開催した「第2回気仙沼を元気にする会」の実行委員長なのに、どうしようと思ったら、(金)の21時過ぎ、神がかり的に、サーっと熱がひいて体調が戻ったという状況。
(土)は一日中イベントでして、夜に静岡入りですから、さすがに疲労状態のままでフルを走ると、いったいどういう事になりましょうか。
いいのです。
今の状態での出来る限りのことをいたします。
島田市は、住民の反対がたくさんある中で、ガレキの受け入れをしてくださった街です。ありがとうございます。
本日、ここに立てたことに感謝します。
ゲスト千葉真子さんの元気な声がします。
アナウンスの方が「10秒前です」
カウントダウン。
「いまスタートしました〜」ワー!
しかし、列は動きません。
前の方は走ってるんかなー?
スタートラインにたどり着くまでに7分半かかりました。
それからもゆっくりです。
大きな波に身を任せて、ゆったりとスタートします。
ダンナの姿が近くに見えます。次第にダンナは前方にスルスルっと行きました。
最近、調子がいいので、今日は目標を達成するか?
道幅はそれほど広くはないので、無理に追い越さずに丁度良いペースの人の後ろを自然についていくことにしました。
距離表示は1キロごとに、見やすい大きな文字で出ています。
2キロ付近、あら、ダンナがトイレに駆け込んでました。ロスタイムになっちゃいますよー。
私はマイペースで進みます。
川に出る手前で大渋滞で、ちょっと立ち止まっちゃいました。
ま、今日はたいして記録も望めないし、ゆっくりいきましょう。
コースの横には、江戸時代の街道として栄えた当時をしのばせる「島田宿大井川 川越遺跡」がありました。
あとで、ゆっくり観光したいですね〜。
川沿いに入ると、マラソンの人のおおきな「うねり」が、まるで大きな大きなヘビか何かの生き物のように、そうして色彩豊かなウエアがきれいに流れています。圧巻。写真撮りたかったわー。
天気は曇りで肌寒い。マラソンにはいい天気。
これは、思ったよりは記録狙える?なんて思ってしまったのは、あとから思えば失敗。
5キロを過ぎたところで、なんだかお腹がすいてきました。
ウルトラマラソンを走っていたせいか?
ゆっくり食べながら走る癖がついてしまったのか?
今から空腹ではエネルギー不足になっちゃうなぁ。
どうしましょう。たしか20キロ辺りまでは給食はなかったような。
エイドでは水やスポーツドリンクがあります。それをゴクゴクっと飲みます。
汗をかいていて、付けていた手袋とアームウェアはとりまして、腰に巻きました。
ブドウ糖の飴を持ってきているので、それを食べましょう。
ウエストポーチから飴を取り出して、飴が入った小袋から出そうとするも、飴が小袋にひっついていて、なかなかとれない。
あらら、と思い、飴を見て、両手でビリビリっと小袋を引き裂いていたら、
いきなり、大コケ!
後で見てみると、沿道の端にあった、ライト用でしょうか?
ちょこっと出っ張ったところにに足をとられたらしいのです。
全然、足が上がっていなかった(ーー;
大転倒です。
手が飴をしっかり押さえていたせいで、腕が出ない。
なんと、私は、顔からドッスーーーーンと着地してしまった。
しかも、着地してから、ズズズズズズズズーとずった。
キャァ〜と私ではない人のおたけび。
大丈夫ですか?の合唱
しばし、動けない。
おもわず、数人が助けに来てくださいました。
皆様、やさしいです。ありがとうございます、ありがとうございます。
運の良いことに、道路の横の草がある部分に転んだのであります。
もし、縁石があったりしたら、骨折していたかもしれません。
そしてまたラッキーなことに、転倒したところに女性のボランティアさんが立っていて、その方に、はずれてしまったゼッケンを付けてもらったり、口にも目にも入っていた草を取ってもらったり、ほっぺたにも草がへばりついていたのもはらって頂いたり。ありがとうございました。
「私、顔、血だらけですか?」と聞くと
「大丈夫、赤くなってるけれど血は出てませんよ」とな。
「顔が変じゃないですか?何というかドロドロというか?」と聞くと、
「(ぷぷぷ)大丈夫ですよ、綺麗ですよ(ぷぷぷ)」とな。
本人といたしましては、試合の後のボクサーのような顔になっているのかな?と思ったのであります。
それだけ顔に痛みがありまして。
そうして、腕にも膝も打ったのですね、身体じゅうに転んだ痛みが走ります。
エエエエーーーン、泣きたいでございます。
「走れますか?」
「はい、走ります」と朦朧としながら答えて、御礼を申して、コースに出ます。
頭は真っ白。
キロ7分くらいになったんじゃないかしら?
ドンドン追い越され、追い越され。
おまけに時計が変です。
れれれ・時計、壊れた?
今日は時計なしで行くか?と思いながらも、未練がましく、あれこれ操作していると、
ラップではなくスプリット表示になっていただけでした。
もうね、頭が変です。
そうこうしているうちに10キロの表示。
ふ〜、あと30キロもあるのだ。
たぶん、コースはなだらかな下り坂。
心地良い風、少しずつペースが上がっていきました。
本当は少し抑えなければいけないのだけれど、そのまま行ってしまった。
コースはほぼ平坦で、距離表示は1キロごとにあるし、エイドもちょうどいい間隔である。
これは、ちゃんと練習を積んでいたら、自己ベストを狙えるコースだなぁ。
ということで、20キロまでは調子良すぎるペースに上げてしまい、
それからは次第に落ちていきました。ズズズズズゥ〜。
今日もおだづなよTシャツを着ています。
川沿いを走るから、きっと応援いないんだろうなぁと思っていたのですが、思いのほか応援の方が多くて、「気仙沼がんばれ〜」と声援がかかりました。たくさん、応援頂きました。ありがとうございます。
私設エイドもたくさんあって、
私はお腹がすいてしまったので、沿道から、うめぼしや煎餅、おにぎりなどを頂きながら走りました。
良い大会です!
マラ完でご一緒するまっちんから声がかかりました。
まっちん〜〜〜、ありがとう。
なんかウルウルしそうです。元気頂きました〜。
20キロ付近で折り返します。
ゴトーさん、速いっすね。サーっと行っちゃいました。
マラ完の皆さんもいらっしゃるのだろうけれど、みんな速いから、あっという間に通り過ぎていってるのだろうと思います。
イシワタリさん、マルちゃんは、今日は練習と言ってたけど5分半くらいでしょうか。いいペースですね。
オ!ダンナから声がかかりました。これなら、サブ4行けそうね!
私はちょっときつくなって来ました。
顔や腕は、あいかわらずヒリヒリしています。スリ傷です。
ウルトラの100キロに比べるとその半分もしない距離ですが、ペースが違うから、やっぱり相当にきついのです。
なぜ、こんなに厳しいことをしているんだろうね。
せっかくの日曜日。
ダラダラ過ごしてもいいはずなのに、何でしょうね。
頭の中では、コブクロの歌がなっています。
先日、NHKテレビで見た「激走!日本アルプス大縦断」のシーンを思い出していました。
最後まで諦めない!
千葉真子さんが立っていて、ハイタッチしました。
千葉さん、近くで見ると、本当にかわいい方です。
こんなに華奢な方が、あんなスピードで走っちゃうのだから、すごいなぁ。元気いただきました〜。
イシワタリさんから聞いていた「33キロの大エイド」に辿り着きました。
「チキンラーメン食べると走るのが嫌になっちゃうよね」と言ってましたっけ。
チキンラーメンには待つ人の列が出来ていました。
うーん、これを待っていたら、ますますダンナとの差が開いちゃう。
チキンラーメンあきらめて行きますか。
でも、未練がましくエイドのテーブルを見ていると、その隣に「スープ」がありました。
列もありません。
「スープください」
2種類のスープがありました。コンソメとトマト味。
トマトの方を頂いて飲みますと、暖かくて美味しい!
力が出ます。
まだまだ、たくさんのエイドがあって、後ろ髪を引かれながら、再びコースに戻りました。
あと9キロか。
ヨシがんばるゾ。
38キロに次の折り返しがあります。
そろそろ、ダンナとすれ違ってもいいはずだが。
マラ完の皆さんは行っちゃったかな?
イシワタリさん、マルちゃん、みんな、どの辺だろう?
午後から大雨の天気予報ですが、まだ天気は持っています。
曇り。
行けども、行けども、誰ともすれ違わない。
あれ〜、もしかしたら、みんな3時間半くらいで行っちゃったのかしらん?
ダンナも調子良さそうだったしなぁ。
くー、私だけ、こんなに遅いんだよね〜。
才能ないのだわ。
いやいや、もっと練習すれば、きっと早くなる。
なかなか折り返しまでたどり着きません。
長い長い。
サブ4のペースメーカーさんがすれ違いました。
サブ4するには、あそこにいないといけないのですね。無理だわー。
それから、だいぶ後ろの方に、あら、ダンナです!
「オー、オ〜〜〜!」
「おーい頑張れよー」とダンナ。
ありゃ、ダンナもだいぶ、遅れちゃったのね。
雨がパラパラと降り出しました。
もう少し行くと、イシワタリさん!
「折り返し、すぐ、そこだよ!」
「ありがとうございます!」
その声に元気いただきました。
本当に、すぐそこに折り返しがありました。
きっとみんなはチキンラーメンを食べていたので、私との差が少しだけ縮まったのねー。
38キロで折り返した辺りから、雨がザーザー降って来ました。
サブ3の人は雨にあたらずにゴールしているのでしょうなぁ。
あと4キロという気持ちと、雨が心地よくて、少しスピードを上げられそうです。
行けるところまで行くのダー!
タッタッタッタと駆け出しました。
キロ5分40秒ぐらいになっているんじゃないかしらん?
このままゴールまで行きたい!
40キロの表示。あと2キロとちょっと。
あ〜〜〜、少しペース落ちた。
もう少しだ、頑張れ、頑張れと自分にエール。
雨は激しく降って来ました。
ズブ濡れです。
あと少し、あと少し。
顔の傷に雨がしみてヒリヒリ痛みます。
あと少し、あと少し。
がんばれ、がんばれ!
向こうにゴールのゲートが見えました。
あそこがゴールだ。あと少しだ。がんばれ、がんばれ。
がんばる自分と、もうすぐなんだから歩いたってイイジャンというダメダメな自分が同居する。
ダメダメな自分をふりきって、腕を振って、
マラ完のナカタさんが言ってた言葉。
「足が動かなくなっても、まだ腕は動きますよね」
そうです。前へ前へ。一歩でも前へ。
ゴールのアーチが近づいてきました。
あと少し。
そして、ゴーーーーーーーール!
この瞬間が本当に嬉しいのです。
何と表現していいかわからないけれど、走ることから解放された、なんとも言えない達成感。
これがあるから、大会が好きなんだろうと思います。
けれど、記録はガーン。悪い。
手元の時計では次の通り。
スタートまで:7:36
5km:32:13
10km:30:09 ←ころんだ
15km:28:27
20km:28:41
25km:29:36
30km:30:42
35km:32:23
40km:31:42
ラスト:13:12
———————————–
合計:4:24:45(ネットタイム 4:17:09)
人の流れについて行くと「記念のTシャツ」の列でした。
Mサイズの列にダンナを発見。
「オーイ」
「さっき、ころんじゃったよ〜〜〜」とSサイズの列に並びながら声を上げます。
「見てたよー、なんか介護されてたでしょ」
「そうそう、そうなの」
「何かあったのかと思って心配してたよ」
後で聞くと、ダンナはスピードを上げて走っていたので、ふいに立ち止まる事も出来ず、また急に止まるとまわりに迷惑をかけるので、そのまま走り去ったそうで。通りですれ違った時に「大丈夫?」と声をかけていたわけだ。
さらに大雨の中を並んで「記録証」をいただきました。
完走出来ただけでもヨシといたしましょう。
走ってる時は心地よい雨も、立ち止まると途端に寒い。
荷物は番号ごとに分かれてトラックに積まれています。
それを頂くまでにまた列に並び、雨をあびているので、寒い。
女子更衣室は混んでいますが、男子はそれ以上に混んでることでしょう。
ブルブル震えながら着替え。
会場から島田駅まではシャトルバスが出ていました。
それを利用して島田駅へ。雨が降って寒いので、そのまま静岡駅へ。
晴れていたら、ちょっと観光したかったなぁ。
やっぱり天気って、重要ですよね。
しかも、こんなに大雨じゃなぁ。
来年ね、来年も来ますよ!
リベンジだわ。
静岡駅のホテルで荷物を受取り、昨晩入ったお店で反省会です。
昨晩は飲まなかった「一番搾りフローズン(生)」で乾杯!
これ、泡がフローズンなんです。
30分ぐらいは、冷えたままキープしてくれるそうで、生をさらに美味しくしてくれるそうです。
日本人の物作りのこだわりって、すごいものがあるなぁと感心しきり。
他にも「静岡名物おでん」とか、「ミニうな丼」とか、色々なものを食べたのに、写真を撮るのも忘れてボー。
準備不足なんだから、結果が悪いことはわかっていたはずなのに、イザ、悪い結果を見るとガッカリするもんですね。
それなら、ちゃんと準備をすればいいのに。
ということで、シーズンの始まりはダメダメなスタートを切りました。
これから2月の大会まで、あと3つのフルマラソンを走ります。
次こそは、頑張るゾ!
直江津から東京に戻りました。
内蔵が完全にやられていて、食欲がいまひとつです。
足は全く大丈夫で、多少の筋肉痛はあるものの、普通にスタスタ歩いてます。
もうちょっと行けたんじゃないの?と思うほど。
けれど内蔵疲労の方は初めての経験で、具合が悪くて横になりたいくらい。
今日は日曜日なので、すみませんが、ダラダラと過ごすことにしました。
寝たきりの病人みたいです。
ダンナさん、すみません。
頭も動いてないけれど、フレッシュなうちに反省をすることにしました。
反省点は多々あります。
(1)夏の走り込みが足りない
7月はサロマの後ということで休んでいる
8月はお盆があったりと休んでいる
9月は連休があって遊びに行ったりしてる
ダメじゃん。。。
(2)絶対に完走する!という意識が足りない
第2関門を越えるのが目標になっていた
絶対に完走する気持ちの準備が足りなかった
(3)食事を受け付けない時の対策が出来てなかった
いつも食べれるので、イザ、食べれない時はどうしたらいいか
スポーツジェルの携帯とか、工夫が必要
(4)やっぱり、フルマラソンでサブ4しておかないと
今の遅いタイムでは、このコースは厳しいと思う
もう少し速くならないと
(5)坂道に慣れる
今年に入って、坂対策をしてきたが、不十分
これから積極的な坂練が必要!
(6)前の晩に熟睡出来なかった
完全に朝型になれなかった
(7)風邪をひいていた
前回の「えちご・くびき野」の時も風邪で声が出なくなった
この季節の変わり目、夏の疲れが出る時期、風邪対策は重要
まだまだあるだろうけれど、これらを反省しつつ、2年後には必ず、完走するゾー!
いくつか覚え書きを。
<服装について>
今回はこのような格好で出ました。
スタート:半袖シャツ(おだづなよTシャツ)、中に袖無しのアンダーシャツ、長タイツ、アームウォーマー。ウルトラ様の帽子
第1トランジット:アームウォーマーを取って預けた(暑かった)
第2トランジット:(汗が冷えて寒くて)アームウォーマーを付けて、手袋もした。帽子はウルトラ用から、普通のに変えた(頭にかいた汗が気持ち悪くて着替えた感じ)
後でミゾさんから聞いた話。
前回、前々回は雨だったので、シューズもトランジットに入れておいたそうです。
靴がビチャビチャになるとマメが出来たりしますもんね。なるほど〜。
<トイレ>
最初の方の仮設トイレは混んでいるようで、並んでいるのが見えた
途中の建物のトイレを利用すると、女性の方は並んでいなくてスムーズに使えた
トイレの回数は2回。
いずれも建物内を利用。洋式だった。
<エイド>
基本的にはスポーツドリンクと水、オレンジ、レモン、塩、うめぼし、こおり飴は必ずあった。
他にエイドステーションによっては、麦茶、麦茶は冷たいのも暖かいのあったし、コーラも時々あった。コーヒーも1箇所あって、ブラック or ミルク・砂糖入りという区分もされていて驚いた。
バナナ、あんぱん、おにぎり、笹団子は、何カ所にもお置いてあった。
おぼろ汁(おぼろ豆腐入りの汁)、甘酒、豚汁、そば、とにかく充実していた。
途中リタイアのために海賊汁は飲めず。
胃腸がすぐれなかった時は、塩をなめて、暖かい麦茶をもらって元気を付けた。
これがなかったらどうしていたでしょう?
<沿道の声援そしてボランティアさん>
感謝、感謝、感謝です。
朝早くから沿道に出て頂いて、皆さんの応援がありがたかった。
途中にお目見えした「かかし」や「看板の文字」、それらお手製の応援もまた嬉しかったです。
暖かい大会です!
そして、中学生の皆さんが甲斐甲斐しく働いていて、オバちゃんはありがたかったですよ〜。
<また出たくなる大会>
2年後に、きっと帰ってくるゾー!
そして、次回は完走します!
新たな目標が出来ました。
ありがとう〜「えちご・くびき野」
いよいよ、やって参りました!
「えちご・くびき野ウルトラマラソン」100kmの部に出場です!
この大会は2年に一度の開催。
峠が5つもある難コース。
5つで1500m以上の上りと下りがあります。
いまの私にはちょい無理だけど、今年諦めたら次は2年後になっちゃうから、思い切ってゴー!
朝3時に起きて、
4時に宿の前に大会のシャトルバスが来るので、それに乗って会場へ。
会場までは10分もかからないと思います。
体育館の中で着替えやストレッチ。
夜明け前の外は寒いけれど、中は暖かくて助かります。
トイレは体育館の中も使えたし、外に仮設もあります。混み合う前に行けたのでスムーズで助かりました。
3時におにぎりとカップのみそ汁を飲んでます。
5時半のスタートまでに時間があるので、もう一つおにぎりと、バームクーヘンも持ってきてます。
いつも食欲旺盛なのに、なぜか今日は食べられない。
実は1週間前から風邪で薬も飲んでいます。
熱はないけれど喉の痛みと咳と鼻水。そのせいなのか?
途中のエイドが充実していると聞いているので、無理して食べなくてもいいかな。
バームクーヘンをちょこっとつまんで、おしまい。
(それが後になって影響してしまうのですが・・・)
ゼッケン番号は「3011」
今日も「おだづなよTシャツ」です!
開会式の後、皆さんといっせいにスタート地点に進みます。
夜明け前。薄暗い中に、男性1,434名、女性274名の参加者。
それぞれに、様々な思いを持って、100kmの難コースに挑みます。
マイクを持った女性の声「がんばるぞー」のかけ声に、皆さんで「オー!」と声を上げます。
そして...「1分前」ヒューヒュー!
本日、ここに立てたことに感謝します。
一昨年に50kmの出場した時は震災前だった。
この2年の間に、色々なことがあって、大きく変わってしまった。
それでも、今、私はここにいる。
皆さんのおかげで、私は生きています。
そして、また走り始めました。
10秒前!オー!
9・8・7(声がそろっていきます)
6・5・4(いよいよだわ)
3・2・1・ワー!!!!!!!!!!!!
長い長い旅に出ます。
ゴールまでたどり着けるでしょうか。
行けるところまで、諦めない。
ミゾさんと一緒に「スタートはゆっくり行きましょう」
最初の2kmはキロ7分ちょい。ちょっと遅い?
少しだけ上げましょう。
と思っていたら、「あれ、もう5km?」
涼しくて、薄暗くて、心地よい。
そのまま10kmまで進みます。途中でキロ6分くらいになったけど、私は6分半くらいに落とします。
次第にミゾさんとの距離が開いてきました。
そして、とうとうミゾさんは「先に行ってるねー」
「はーい、また会いましょう!」
10km少し過ぎまでは、とても調子が良かった。
これは行ける!
ところが、、、15kmになるかならないか、なんだか様子がおかしい。
6分半もやっと、こんなタイムで走っている。なんだろう?
沿道には、こんなに朝早くから応援の方がいらしていて嬉しいです。
ありがとうございます、ありがとうございます!
「気仙沼〜がんばれー」という声援をたくさん頂きました。ありがとうございます。
ところが・・・
エイドで、珍しく食べられない。
何かを食べようとすると、ゲっとなっちゃう。
美味しそうな「コシヒカリのおにぎり」とかあるのに。
どうにかオレンジを口に入れて、レモンを少しかじって、とにかくゴー。
私は、走りながら食べれるのが、ちょっとした自慢だったのが、今日はダメです。どうしたんだろう?
そのツケが徐々にやって来ます。
あれれ、思いのほか汗もかいています。
顔から汗が流れ落ちる。これは・・・ちょっとした脱水症状。
屈伸をしたら、立ちくらみもひどい。ヤヤヤ、これはいけない。
しかし、エイドが充実していると思ったので、いつもなら持参するスポーツジェルを持ってなかったのです。スポーツジェルが必要になるのはラスト80km以降だろうと思って78.2kmのトランジット袋に入れてしまった。序盤はなるたけ「軽く」しようと持参しなかったのが裏目。
とにかく、前へ前へ。
まずい。平地で時間を稼げない。ギリギリだわ。
26.1kmの板倉区総合事務所のエイド、わー、充実している。
それでも、砂糖飴を口にポンと入れて水とスポーツドリンクでいっぱい。うーん、おかしい。
もしかしたら、今日はちょっと暑いの?
まわりの人も、みんな汗をかいています。
エイドでも「何も食べれない」と話している女性もいます。
気温が高めなのでしょうか?
40kmのちょっと手前だったか、建物の中のトイレが使えるので入っておくことにしました。
トイレの鏡で顔を見て驚いた。大汗かいてました。
Tシャツの下に着てるアンダーシャツもビチャビチャになるほどの汗。
これはまずいわ。とにかく水分、水分!
途中のエイドで紙コップが足りないところがありました。
きっと、皆さんも水分を補給しているのでしょう。
私のように遅いランナーにコップが残らないほど。ボランティアの皆さんが紙コップを洗って使い回してくださいました。あとで聞いたところ、例年よりも暑かったそうです。ここ3回ほどは雨が降ったそうです。
なんとか40kmまで行かなければウルトラに出た甲斐がない。
がんばれ、がんばれ。
40km手前から坂道が始まります。
その坂の手前におばさんが応援にいらして、
「ハイー、ここから峠のはじまり、はじまりー、がんばってー」
「ウィーッス、がんばりまーす」
やっと40kmの表示!
サ、ここからだ。
たぶん40.5kmのエイド「牧区総合事務所」だったと思うのですが、「おぼろ汁」があって、おぼろ豆腐入りの汁。
これで、やっと豆腐を胃に入れることが出来ました。美味しい。
第1関門は51km地点。12時20分までにたどり着かなければならない。
そこまでに峠2つがあります。
坂は、例えば箱根の5区とか、奥武蔵ウルトラや、伊豆大島のコースよりは、なだらかに入ったという印象です。それらの大会では走れたような道も、40km走った後では足にきてます。
上りは徐々に歩きになりました。無理をしないで歩きで行って、下りはダッタっと走っておりて、2つ目の峠。また徐々に走りから歩きに変わり、それでも頑張って早歩き、ハァーハァー、ゼーゼー、歩いていても呼吸が上がります。
そして、また、下りはダッタッタっと下って、第1関門の制限時間の5分前。ギリギリの通過。
うわっ、あと5分だったよー。
そこでいただいたのが「豚汁」
その器を持って座るところを探すと、オー、ミゾさん!
ミゾさんは着替えのために、「50番会のTシャツ」から「おだづなよTシャツ」にゼッケン番号を変えていました。着替えをするとゼッケンを張り直さないといけないのです。
セッセとゼッケン番号をはるミゾさんの隣に座って豚汁を食べるワタクシでございます。
これが美味しい!
これまで食べ物を受け付けなかったのが、ウソのように食べます。生き返ったわー。
急いで食べると、「ミゾさん、ごめん、私は遅いから先に行きます」「また会いましょう」
先を急ぎます。
ミゾさんは速いので、あとから追い越されることでしょう。
とにかく、先へ、先へ。
これからあと2つの峠を越えると第2関門。
全部で5つの峠がありますが「4つ目が一番きつい」と様々なブログに書いてあります。
もう上りは、最初っから歩きになりました。
それでも出来る限りの早歩き。ハーハーゼーゼー。
山の上の方がいくらか涼しくて、それで、徐々に食べ物を口に出来るようになりました。バナナを少し食べて、あとはオレンジにレモン。美味しそうなおにぎりには手が伸びません。残念。
いつも苦手な下り坂。
それでも奥武蔵や箱根を走った経験が生きたのでしょうか。
少しはまともに降りてます。
膝に痛みもありません。下り坂で時間を稼いで、今回の目標である第2関門をどうにかクリアしたい。
景色を見る余裕がないのですが、時々は「そうそう、景色を楽しみましょう」とまわりを見ます。よくブログに写真を掲載されている方がいるけれど、私は景色を見る余裕すらないから、写真は到底無理です。その景色を目に焼き付けます。
たくさんの「かかし」がある地区がありました。
ユニークなかかしがたくさんあって、微笑ましいです。
「声援メッセージ」が書かれた立て看板も多数ありました。
そして、沿道の声援、お年寄りの方が多いですが、その声援はとてもとても励みになります。
「あら、あの人は気仙沼だって」
「ほう、気仙沼ってどこ?」
「宮城県」
「あらー!」と背中に聞きながら走ります。ありがとうございます。
第2関門(69.4km地点に14時50分)に間に合うかどうか。
ボランティアさんが誘導しています。
「あの角を曲がるとすぐですよー」
「すぐ」って言っても全然すぐじゃない時もあるよねー、なんて思いながら、その角を曲がると、「あ!」そこが関門でした。
中学生がたくさん待っていてくれて、ハイタッチ、ハイタッチ、ハイタッチ。
私も笑顔、笑顔、笑顔。
ここまで来たんだなぁー。
関門を越えると、アイシングのサービスがありました。
私は椅子に座って、両足をアイシングして頂き、肩に冷たいタオルで冷やしてもらって生き返りました。
まだ行ける!
ありがとうございます。
関門を後にして進みます。
両足のふくらはぎがパンパンに張っていたのが、少し和らぎました。
次は、78.8kmのトランジットを目指しましょうぞ!
そこまでに、最後の峠があります。
最後の峠は、4つ目までより低いはず。
ほどなくして、その最後の峠がやって来ました。
低いと思った峠は、いまの足にはぜんぜん低くない。
またまた辛い上り坂。歩きですけど、精一杯。ハーハーヒーヒー。汗かきながら上ります。
「おだづなよ」ってどういう意味ですか?
たくさんの方から聞かれました。
気仙沼ではよく使われる言葉です。
「ふざけるなよー」とかそういう意味というと、皆さん、なぜかニヤリとされます。
「海とか津波に向かってね、ふざけるなー・みたいな気持ち」
最初は「気仙沼からですか?」という問いかけに、「実家が気仙沼で被災して、私は東京に住んでいて」と応えていたのですが、そのうちに、疲労状態から「ハイ、気仙沼から来ました」と言ってしまいました。ごめんなさい。
でも、気持ちは「気仙沼から来ています!」
沿道には、昔ながらの建物が多くありました。
きっと、震災にあわずに住める良い土地なんでしょうね、と何もなくなった気仙沼と照らし合わせています。
こんなに良いところで、代々、農業を続けて来て、それが昭和から平成になって、農業を継ぐ者が少なくなって、時代の流れとはいえ、数十年の間にこんなに変化してしまって、どうにかならないのだろうか。
ふくらはぎの張りは、徐々にひどくなりました。
エイドの間隔は2.5km程度ごとにあります。そのたびに立ち止まって水分補給とストレッチ。
78.8kmにトランジットのエイドがあるのですが、なぜか76.8km地点だと勘違いしていて、そのエイドを目指していたのに、あー、違ったのねー、そこで心がちょっと折れてしまい、おまけに一つしかない椅子に女性が座っちゃって、あー、あの椅子に座りたいけど、空くのを待つ時間もない。ストレッチもそこそこに走り出したら、両足のふくらはぎが、ピクーン。なんだかもう一歩も足が出ない。
ちょっと走っては立ち止まり、しまいに歩き出し、ボランティアさんに「大丈夫ですか?」と聞かれる始末。
「まだ間に合いますから、がんばってください」「ハイ」トホホ。
それまで、抜きつ抜かれつしていた男性2人組に、「おだづなよ」の意味を聞かれたり、「気仙沼さん」などと呼ばれていた方達から、激励の「飴」を頂きました。「気仙沼さーん、まだ大丈夫だから走ろう!」と。
ありがとうございます。その飴を口にポンと入れたら、不思議な力が出て、もう少し行ける!
最後の力を出して、やっと78.8kmのエイドステーション。
トランジット受け取りますか?」と中学生さん。
「受け取ります」と私。
汗が冷えて寒いのです。
本当は着替えたいけれど、時間はない。
預けていた荷物から「アームウォーマー」と「手袋」と「スポーツジェル」を取り出して、後はすぐに預けます。
ここにおそばがあります。
食べていたら時間が足りない。
ふくらはぎが限界で走れそうにない。
どうしよう?と思いながら、おそばを見たら、美味しそう☆
とりあえず、食べるとしますか。
椅子に座っておそば食べて、
「やっぱ、行けるところまで行くのだ!」
また走り出しました。
アームウォーマーが暖かい。
沿道の若いお母さんとお嬢ちゃん。がんばれーの声援に「ハイ!」
なんとしても80kmまでは行こう!
小さな角の信号につかまりました。
小さな道に車は来ないけれど、交通ルールは守ります。
そして、先を急ぎます。
不思議とふくらはぎが少し回復。
もしかしたら、今日のふくらはぎは、脱水症状も原因していたのかな?
すると、後ろから飴をくださった2人組の男性が、ものすごい勢いで私を抜去りました。キロ6分か、それより速いか?最後の力を振り絞っている姿は、ちょっと感動ものです。
私もがんばる!
走る、走る、走る。
80kmの表示!ヤッタ!
あと1km行きましょう!
時計を見ると、もう第3関門には間に合いそうにありません。
それでも、少しでも距離を延ばそうと走ります。
前後の人もそうです。
みんな、もうダメかもしれないのに、最後の最後まで諦めない。
「走る女」のTシャツの女性もダットのごとく走っています。懸命に。
82kmの表示!
その辺りで、審判というゼッケンを付けたからから、指で「バツ」を書かれました。
「もう間に合いませんよ」
「行けるところまで行っていいですか?」と私。
「いいですよ。次のエイドで終わってください」
「ハイ」
もうダメなんだろうか。望みはないのだろうか?
次のエイド。
「もうダメですか?」と私。
「行けるところまで行っていいよー」とボランティアさん。
「ハイ」と私。
後ろを振り返ると黄色いTシャツの人が、足をひきずりながら歩き走りしています。
負けじと私も歩き走り。
時計を見ると、あー、もうすぐ17時5分になっちゃう。
と思っていたら、「審判車」と書かれて車が目の前で止まり、中から「審判」のゼッケンを付けた方々が降りていらして、
「ハイ、お疲れさまでした。ここで終了です」
「お世話になりました、ありがとうございました」と私。
後ろから来た黄色いTシャツの方、そしてその後ろの方も止められ、3人のゼッケンをはずされました。
もうすぐ収容バスが来るからそれに乗ってください。
「ハイ」
そうして、審判車は走り去りました。
終わった・・・。
立ち止まったら、汗が冷えて寒い。
ガタガタ震えながら、話をしながら収容バスを待ちます。
30分ほど待った頃でしょうか、上越市と書かれた車が停まって「乗ってくださーい」
そして、第3関門である柿崎区総合事務所まで乗せて頂きました。
乗ってすぐに84kmの表示がありました。わずか数十メール先。
ほぼ84km走ったということになります。
あと1.4kmで第3関門だったのになぁ。
でも、もうキロ8分が精一杯だったから、12分ぐらいかかったでしょうか。
逆に言うと、あと12分あれば、越えられたのでしょうか。
その関門をギリギリに通過したとしても、残りをキロ7分以内で行かなければ完走は出来ません。
結果的に無理だったと思います。
柿崎区総合事務所のエイドでは毛布を借りました。寒さでガタガタ震えていたので、とても暖かく感じました。そうして「おかゆ」を頂きました。他にもおにぎりや笹団子や、様々なものを持ってきてくださいましたが、食べ物を受け付けないのです。「おかゆ」を美味しく頂いて、収容バスを待ちます。
その間にも、リタイアした人達が続々と連れて来られていました。
そうして、収容バスに乗ると、先に行ったと思った「走る女」さんもバスにいました。あの速さでも無理だったのか。男性2人組は乗ってないから、無事に関門突破したんですね。
ウルトラマラソンは不思議な連帯感が出てくるものです。
収容バスに座った途端に熟睡してしまいました。
前の晩に、あまり眠れなかったのです。
バスから降りて、そういえば、ミゾさんが私を追い越していなかった。
ミゾさんもダメだったのかしらん?
メール、そして電話。
「ミゾさーん、ダメでした」
ダンナにも電話。
「ダメだった」とひとこと。
急に残念な気持ちがドワーっと湧いて来た。
収容バスはゴール地点に運んでくれるのです。
そこでみる、感動のゴール。
そこにいない私。
ゴールした人には、中学生が甲斐甲斐しいお世話をします。
私も2年前の50km完走の時はそうでした。
毛布を持ってきてくれて、「何か食べますか?」とか、荷物を取りに行ってくれたり、とにかく至れり尽くせり。
それがリタイアの私は全部、自分でします。
自分で荷物を受け取り、トイレで、さくっと着替えて、「ミゾさん、ホテルに帰りましょう」
その直前に撮った写真。
残念だけれど、今日、自分に出来ることは全てやったという満足感は出てるような表情でした。
宿で風呂に入り、2人で反省会。
内蔵が弱ってしまって、何も受け付けない。
こんな事はサロマでもなかったわ。
「冷や奴くださいー」
タイムは手元の時計で次の通りです。
スタート地点まで:35秒
5km:33:45
10km:31:40
15km:32:27
20km:32:34
25km:35:43
30km:44:13
35km:38:33
40km:49:46
45km:43:44
50km:52:34
55km:42:43
60km:38:14
65km:40:42
70km:55:17
75km:36:10
80km:36:58
84km:(時計を止め忘れ、そのままリタイア)
——————-
合計:11:35
2年後にリベンジしますよー!
完走したいぞー>えちご・くびき野〜〜〜。
明日、えちご・くびき野ウルトラマラソンに出場するために、直江津に参ります。
昼過ぎに東京を出ます。
東京駅の駅弁売り場は、美味しそうなものが増えましたねー。
この大会は2年に一度の開催で、一昨年は50kmの部に出場しました。
今回は100kmの部に出ます。
戻ってきましたぞよ>直江津ー!
今回は一人旅です。
駅から受付会場の「リージョンプラザ上越」行きの無料シャトルバスが出ます。
駅で、この大会の初回から連続出場しているというミゾさんと待ち合わせて一緒に会場へ。
上杉謙信の里ですので、このような仮装をした人が応援してくださいます。
明日はがんばるゾ!エイエイオー!
今年も宿は「漢方の湯 元気人」です。
この宿には、当日朝も会場への無料シャトルバスが停まってくれるので便利。
宿に帰ってからも忙しいです。
明日の朝食を買いにコンビニへ。朝が早すぎるので宿の朝食は食べられないのです。
それからゼッケン番号を胸に貼ったり、シューズにチップを付けて、
明日の荷物は3つに分けます。
50.4km地点用、78.2km地点用、そしてゴールへ。
ゼッケン番号を書いた色違いの袋に入れて準備。中には着替えなどを入れてます。
万が一、雨が降ったりしたら着替えることもありますから。
でも、私には着替える時間はないと思われるのだがね。
今回は100kmの部に出るので、気合いが入っておりまする。
なので、前夜祭には出ないで、宿で「日替わり定食」を申し込んでいて、宿で風呂に入ってご飯を済ませて、9時前には横になりましょう。明日は早いぞ。