他に手はなかったのかなー

会社のトップの自殺は本当にせつない気持ちになる。旧運輸省を辞めた後に西武鉄道の社長にまでのぼりつめて、その最後が自殺とは。

日本も起業家を育てようとしているようだが、トップは、その大小に関わらず、大きなプレッシャーを背負う。

若者だけではなく、大人も、そのプレッシャーを乗り越える精神力とやらをどうやって身につけていったらいいか?

大きく時代が変化していく中で、創造力を求められ、土壇場の精神力を求められ、責任を問われ、そして数値が目の前に突きつけられるのがトップだ。

会社のトップの皆さん、いまだ景気は「長い踊り場が続いている」けど、がんばりましょうー。

ハローワーク

2005年3月卒の採用の件で、六本木にある「学生就職総合支援センター」に行く。多くの学生達が熱心に企業情報を見ている。皆さん、がんばってるなー。是非、テレパスにも来てください~。

「学生就職総合支援センター」に行く前にリクルート(就職サイト)の営業の方がお越しになった。テレパスは休日出社もほとんどないし、自由な雰囲気が漂う会社で、そこがウリらしい。

システム会社には「休日出社が当たり前」のところが多いそうで、「そんな事ではいい発想が浮かばないですよね?」と言ったら、そういう経営者ばかりでもないそうだ。ってことは、テレパスはいい会社じゃ~ん。エヘン。

宅配ブヒ~~~

iPodシャッフルが届いていたようだ。不在連絡票が入ってた。

アップル製品は本人に渡すために、宅配ボックスに入れてくれない。ショボン。宅配ボックス付きのマンションなのにー。

すぐに電話する。8時を少しまわったところ。今日はもう配達はしてくれないって。ク○ネコは、この時間でも配達してくれたのにー。

(気を取り直して)では、明日お願いすることに、、、すると「午前か午後のどちらか?」と言われる。えーーー。そんな~どっちも無理じゃん。ブヒブヒブヒ~。

ハローワーク

「求人」でハローワークに行く。ハローワークで募集をかけるのは始めて。

必要書類に鉛筆で記入し順番を待つ。就職難だと言われているが、事業主はこんなに多くの人を求めているんだなぁ。12人待ち。

平成16年12月1日からは「年齢制限は厳しくなった」そうだ。私が「~30歳まで」と書いたが、それはいけないらしい。でもさ、応募する側としても、それを目安にするってことはあるよね。その会社の雰囲気というものがあるシ。 実際問題、「年上の部下」って気を使うだろうね。

テレパスの40歳代は私だけで、アイドルの話をすると一人だけ浮く。森昌子が「せんせい」でデビューした時に、三善英次と最優秀新人賞を争った話なんか、興奮しながら話しているのは私だけですから~、残念。

そんな事を考えながら、今度は、書類をデータにする為の入力作業を待つ。紙に書くよりも直接、入力した方が早いと思うけどねー。全部インターネットで処理出来るといいのにな。
トータルで1時間半ほどかかって帰る。

会社に戻ってから書類を見ると「開発」の文字が「陶発」になってた。ブヒ。これ、OCRで読み取ってるんだな。私の文字がきちゃないから、「陶発」に変換されちまったか。ブヒブヒブヒブヒ~。

熊谷達也氏が見た気仙沼

先日、今年の芥川賞と直木賞が発表になった。この発表を聞くと、もう1年が経ったのかと驚く。

昨年、直木賞と山本周五郎賞をダブルで受賞をした熊谷達也氏の記事が、元旦の「三陸新報」に出ていた。仙台出身の熊谷氏は、教員として私の母校・気仙沼中学校で3年間を過ごしたそうな。

「私が気仙沼の子どもたちに強く感じたのは、東北の田舎には珍しく、意思表示が実にはっきりしている、ということでした。いやなものはいや、とはっきりいう。土地の言葉で表現すれば、「おら、やんた!」という否定や拒絶の言葉が、それはもう1日のうちに何度も飛び交うのがあたりまえ。」

そうなのです。そういう土地で私は育った。話はこう続く。

「言葉がきついだけでなく、行動もけっこう荒っぽい。まあ、わがまま、といえばそのとおりなのですが、裏返せば、どこへ行っても物怖じしないという、長所にもなっている」

く~、これはそのまんま私の評価と言ってもいいかもしれない。つまりは土地が培った性格だったのか。熊谷氏は、この風土を次のように分析する。

「板子一枚下は地獄という荒々しい世界に生き様を求め、体を張って行き抜いてきた海の男たちの強靭さ。あるいは長期にわたる亭主の不在を守る女たちの、たくましさやしたたかさ。たび重なる減船の危機にさらされているとはいえ、そういった漁師町に暮らす人々の精神性が、子どもたちにも連綿と受け継がれているのだと、当時を振り返ってみてあらためて感じます」

熊谷氏は「漂泊の牙文庫本はこちら)」と「山背郷文庫本はこちら)」という作品で気仙沼を舞台にした場面を書いているようだ。今度、読んでみようと思っている。

熟年パワー

新宿御苑前のタリーズコーヒーに入って、ラテなんか飲んでると、熟年の男女のグループが入って来て、隣の席を10ヶくらい占領した。私は一番端にひっそりといる。私の両親くらいの年代でしょうか?

「ごめんなさいね。騒々しくて」とおばさんが私に言う。私、ニコっと笑ってみせる。

ホントは小一時間くらい読書しようかと思ったのだが、それどころではないな。でも読めるかな。どうかな。その間もワイワイ楽しそう。でまた「ごめんなさいね。騒々しくて」と気遣ってくれる。聞くとはなしに、会話が耳に入る。

コーヒーが来た。店員さんが運んでくれてる。カップのふたを開けて「あら、量が多いのね~!」と驚いている。たまらずに私は「元々アメリカのお店なので量が多いのかもしれませんね」と言っちゃう。

「ああ、そうなんですか。アメリカなんですね。へ~」と、そこから一気に打ち解けてしまい、上野辺りで集まっているカメラの会の皆さんらしい。新宿御苑で撮影会をした帰りって。私も一緒にわいわいと楽しくお茶をしてしまった。私って、おじさんやおばさんが好きなんですね。

「よろしかったら会に入ってくださいな。最近、若い方が入らなくて」と誘われる。カメラはからきしダメなんです。でも楽しかったです。どうぞ、お元気で、良い写真を撮ってください。