映画:武士の献立

映画「武士の献立」を家で見る。

朝原雄三監督。上戸彩、高良健吾、西田敏行、余貴美子。

これまた切なくて面白い。

上戸彩演じる春はバツイチ。出戻りだが実に料理が旨い。加賀藩の六代藩主、前田吉徳の側室のお貞の方・夏川結衣に女中として仕えて腕を振う。その料理の旨さから縁談がくる。相手は武士の料理人である高良健吾演じる舟木安信。その父・西田敏行演じる舟木伝内が見染めるのだ。息子の安信は「武士なのに、、、」と思っちゃう。武士の腕を磨くのは気合が入るが料理は苦手。そして下手。それを少しずつ腕を上げていくのだ。並々ならぬ努力。

画面に広がる料理の美味しそうなこと。手を抜かぬ料理の数々。そして、大勢の武士達が気合いを入れての料理。見応えたっぷり。面白い。