歌舞伎座・2020年8月 八月花形歌舞伎(第四部)

歌舞伎座・第四部です!

座席は、1階15列16番。

第四部:与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし) 源氏店
三世瀬川如皐 作

切られ与三郎:松本幸四郎
妾お富:中村児太郎
番頭藤八:片岡亀蔵
和泉屋多左衛門:市川中車
蝙蝠の安五郎:坂東彌十郎

一部、二部、三部とも日本舞踊が中心で、この四部でやっと歌舞伎のお芝居というプログラムになっている。幸四郎さん。本当は良い人だろうけれど、このやさぐれた役をキチッとやさぐれるのは素晴らしいです。「いやさお富久しぶりだな」に心の中で「待ってました!」と叫びます。いやいや本当に「待ってました!」。

児太郎さんが応えます。「そういうお前は」。もうね、泣けて来ます。児太郎さん、年々、良くなってる気がする。早く襲名したいでしょうね。ご本人も松竹も。

中車さんを観たのは昨年12月。いやいや素晴らしいです。これだけの役をキチっとこなすのは並大抵ではありません。お父様の猿翁(前・猿之助)さんは何て言うだろう。息子さんに対しては厳しいのかな? 子供の頃から歌舞伎役者として育ったら、今頃はどうなっていたでしょうね?

幸四郎さんが最後に狐になって去って行くところを観たらジーンと来ました。様々な役者さんが演じたことを思い出します。それを観ることが出来たのは幸せだなぁ。

外に出ます。記念の写真をパチリ。

歌舞伎座よ、来月も参りますよぉ〜。

銀座駅まで歩き丸の内線に乗って帰ります。本日は禁酒しました。禁酒18度目。

歌舞伎座・2020年8月 八月花形歌舞伎(第三部)

歌舞伎座に向かって歩いています。それにしても暑い。国立劇場前の信号を渡る。走る人も少ないようだ。

東銀座駅のある地下に降りて「歌舞伎茶屋」さん。

アイスコーヒーを飲んで涼む。

サ、時間です。参りましょう。

歌舞伎座・第三部です!

第三部:義経千本桜 吉野山(よしのやま)
佐藤忠信実は源九郎狐:市川猿之助
逸見藤太:市川猿弥
静御前:中村七之助

前回と同様に歌舞伎座に入るところで体温も測られます。問題なし。急いでトイレに入り、汗をかいた下着やTシャツを着替え。サッパリしました。

座席番号は、1階16列11番。

「吉野山」は何度も観ています。一番最近では2018年に静御前は坂東玉三郎で観ました。佐藤忠信実は源九郎狐は中村勘九郎さんだった。今日は市川猿之助さんです。

七之助さん。美しいですねぇ。踊りも良い。お父様が観ていたら何て言うでしょうね。母のような気持ちで見守ります。

猿之助さんは良いです。踊りはハツラツとしている。ジャンプ力もあって素晴らしい。伸び盛りです。猿翁(前・猿之助)さんは何て言うでしょうね。

猿弥さんの逸見藤太も良いです。猿弥さんも歌舞伎の家の息子さんではないのです。一般家庭に生まれた方。それを猿翁(前・猿之助)さんが見出すんだから凄いねぇ。

3人が3人とも若々しくて良い舞台でした。大満足です。

外に出ます。お天気が良いですねぇ〜。

記念の写真をパチリ。

本日の出し物はこちら。

地下に降りて、再び「歌舞伎茶屋」さん。8月のおすすめ「冷しゆばとろろそば」、700円+アイスコーヒーを頂く。歌舞伎界のカードを見せて割引されて、1,100円なり。美味しいです。時間までゆっくりしました。