月に一度の会社の「全社員ミーティング」。
今朝、北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射したニュースがあり心を痛めております。そこで私からの挨拶に「災害時を想定した準備」について話しました。
ご家族がいる方も「まずは自分が逃げてください」と話した。
東日本大震災で若い男性が亡くなった理由の第1位は家族を守ろうとしたことにあった。私の弟も、嫁や子供を見に行き、私の母を見に行き(その全員がそれぞれに逃げていて家にはいなかった)、そして工場の機材を少し高い位置に移動し、それから逃げた。逃げ遅れた。車が渋滞して動かない。そして前方で不思議なジェスチャーをしている人を見て、おもわず車から降り、振り返って見た時に、迫ってくる(波でなく)家や建物を見て度肝を抜かれ、その人の誘導に従いビルに駆け上がり、命だけは助かったという事実。弟の車の前後にはたくさんの車があったのに、弟の後に続く人はなかった。悲しい事実。これを多くに人に伝えなければ。
そして家族と「いざという時に逃げる場所」について話し合ってくださいと伝えた。
災害を経験した者はそれを、いついつまでも伝えていくことが責務。うまく伝わっただろうか、、、。