まかない喜いち@銀座

母が孫の入学式にと、埼玉、横浜に来ている。
それが終了して、今晩は東京。

母は、横浜の弟に連れられて銀座に来ました。
今日は私と一緒に「ソラリア西鉄ホテル銀座」に泊まります。

部屋の番号を連絡。
しかし、エレベーターを上がるにも「キー」が必要。なので、ホテルに着いたら連絡くださいと連絡。

すると、来た来た!
「歩いた歩いた」と言っています。
どうやら靖国神社や皇居辺りを歩いたようです。

そして、孫の入学式が「こんなだった、あんなだった」と機関銃のように話す母。大興奮ですね。

それが一息ついた時に、小太郎が亡くなったと告げる。
「あらぁ〜」・・・そして、絶句。
楽しい時にごめんなさい。

お父さんの命日と同じだね、って。そうなんです。

気を取り直して、夜は「まかない喜いち」に参ります。

ここは、気仙沼出身の千葉さんのお店。
千葉さんは、私の叔父の奥さんの弟さんで、血はつながっていないが親戚にあたる。

地図を調べると徒歩20分くらいかかる。
「歩ける?」と母に聞くと、ちょっと微妙。
じゃぁ、歩けるところまで歩いて、あとはタクシーに乗ろうと話して出る。

横浜の弟とは、ここでお別れじゃ。すみませんのぉ〜。
母の歩行の速度は遅くなった気がする。年をとったということでしょうね。時々、立ち止まって待つことになる。

ビルの5階にお店があるが、そのビルがわからない。
お向かいに渡ってみるも見つけられない。お店に電話。
すると、すぐそこにいたのに、なんで気づかないんだろうね。

エレベーターを上がりますと、想像よりも広いお店でした。若い従業員さんも何人もいて、ビックリ!
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「喜いち」の文字が美しいです。
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母は暖かいウーロン茶、私は生ビールを頼む。
今日の料理は「おまかせ」をお願いすると、1万円ですとな。
ハイ、それでお願いします。
量を食べられないので、少なめにしてくださいとお願いする。

そうこうしているところにダンナが登場。
オオオ、思ったより早かったわ。
私達もさっき着いたばかり。

お料理は美味しい!
お通しから始まり、
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那須。
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お刺身。
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焼き魚。
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サラダ。
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この蓋をあけると、
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こちらがまた美味しい!
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あと2品あったのだが、食べきれずにお土産にして頂きました。すみません。
そして、ラーメン。これが美味しい!
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そして、デザートは3品、それぞれ違う味のアイスクリーム。美味しい!
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本当に素敵な素敵な、ディナーでした。
ありがとうございます!
また伺います。

帰りは、母は歩けるかしら?と心配したが、大興奮のまま歩いて帰りました。食べると元気になる?

小太郎・死去

今日は父の命日。13回忌。
そんな本日、小太郎も逝ってしまいました。
父が迎えに来たのかもしれない。

朝起きると、小太郎は私の隣に寝ていて、ヒーヒーと声をあげている。
見ると、その下に敷いていた「おしっこシート」におしっこをしたのが身体について気持ち悪いみたい。

小さな声でヒーヒー、そして時々、小さな声でワン!と吠える。

小太郎やい、気持ち悪いんだね?
テッシュやおしっこシートを使って拭き取ってあげるも、なかなか綺麗にはならない。ヨシ、シャワーしようぞ。

洗面所で顔は濡れないように抑えながら、身体を洗う。
小太郎は気持ち良さそうに目を閉じている。気持ちいいのかい?

その後はドライヤーで乾かす。
嫌いだったドライヤーの音と風圧。少しだけ嫌がって動くも、あとはジッとしている。

その後は、バスタオルにくるんで、しばしジッと抱きかかえる。
小太郎は目をつぶって眠っているみたい。

10時になった。お店が開いたかな?
小太郎を抱きかかえて、ペットショップに行く。

「おむつありますか?」
犬用のおむつは、、、ない。
2つのお店にない。薬局を3軒まわるもない。。。

中野駅の方の「島忠」にはあるかも、とのこと。
いったん家に戻り「島忠」に電話をして、あるかどうかの確認。
ペット担当の方から「ある」とのお言葉。詳しい場所を教えて頂く。

小太郎をペット用のバッグに入れて連れて行くことに。サイズがわからないので、店員さんに犬を見ていただくのが早いだろう。

小太郎は静かにバッグに収まっている。
それにしても今日は暑いですねぇ〜。
小太郎に水を飲ませてあげたいが、帰ってからゆっくり飲もうゾ。

「島忠」のペット担当の方はとても親切に商品を選んでくださった。ありがとうございます。

家に連れ帰り、口元に指で濡らして水を垂らしてあげる。少しは飲んだか?飲んでいないのか?

とにかく「おむつ」じゃ。
初めてのおむつは試行錯誤。これじゃ漏れちゃうかなぁ〜?とかアレコレとやってみて、まぁ、これでだいたい良かろう。ふぅ〜。

小太郎を横にする。
あと数日は大丈夫だなぁ〜。ヤレヤレ。

さて、会社に行くとするか、と準備を始める。
・・・・・・ん?
小太郎が動いてない?

ヤイ、小太郎くん、大丈夫かい?
あれれれれれれれ!!!!!!
小太郎は目を開いたまま、微動だにしない。
おおい、小太郎君やい!
ややややや、どうしたんだい???

オロオロオロオロ。
触ってみると小太郎は暖かい。
暖かいから大丈夫なのか?
それとも???

オロオロオロオロ。
小太郎、小太郎、小太郎と声をかけるも、まったく動かない。目は開いたまま。口も少し開いている。口を小さく閉じてあげて、ダンナに連絡。
「小太郎が動かない・・・」

ダンナから「朝もそんな感じだった」と返信。
違う、違う、朝とは全然違うのです。

オロオロオロオロ。
そのうちに30分近く経過。
・・・小太郎は死んでしまったのだ。。。

少しだけ体温が下がった。さっきほど暖かくない。
ダンナに連絡。
目の前が真っ暗になる。
小太郎やい、小太郎、小太郎〜〜〜。

会社にも連絡。
どうしたらいいんだろう、、、。何をすればいいのだろう。
とにかく、小太郎をきちんと寝かせる。
そして家を出る。会社に向かう。

道を漂っているように、フラ〜〜〜っとしながら会社に行く。
「小太郎が亡くなりました」

小太郎、13歳と11ヶ月。
ずっと一緒にいたね。
これから小太郎がいない生活が始まる。まったく想像も出来ない。

小太郎、ご冥福をお祈りします。