第10回 東日本国際親善マラソン

第10回 東日本国際親善マラソン
天気予報では雨。
会場に入る前に一瞬パラリと降ったが、それきり、天気は持った。
正直、、、棄権しようかと思っていた。
このところ(珍しく)忙しくて、不規則な生活と不十分な練習。トホホな週末。
インヤ、申し込んだからには出てみるべー。

朝6時に起きて7時出発。
新宿から小田急線に乗り「町田」で降りると、JR横浜線に乗り換えて「相模原」で下車。
会場は駅を降りるとすぐの米軍基地だ。
基地に入る前にパスを見せて、荷物検査を受ける。
検査のために会場前は長蛇に列。基地内での写真撮影は禁止でビデオカメラの持ち込みも禁止。

米軍基地に入るのは初めて。ひろーーーい。こちらから見るマンション群は、ニューヨークのセントラルパークから見る眺めにも似ている、と思っていると前を歩く女性達が「韓国みたい」と言っている。

立川マラソンと同様に更衣室用のテントや簡易トイレが設置されている。荷物は200円で預かってくれる。

本日のゼッケン番号は「5004」番。
5004

ストレッチなどして待つ。ストレッチだけで足がつりそうだよ(オイオイ)。
10kmの前の5kmのスタートを見る。うわっ、5kmの皆さんは速いっす。

そして10kmの部。
スタート位置は、「45分以上」とか、そういうプラカードが書いてあるところに並ぶ。男女の別も年齢別もない。私は「45分以上」の真ん中あたりに立つ。

スタート直前。どこからともなく拍手が。本日、この場所に立てたことに感謝する。
10時10分スタート。

ん、、、前回よりも道幅が狭い。
ゆっくりのスタート。追い越そうとする人がひしめきあっている。
会場は左まわりあり、右回りありで、追い越し車線がどちらかに統一されていない。私はヨロヨロ走ってるんで、結構、ジャマ(たぶん)。なるたけ、端に寄りながら走る。最初に飛ばしすぎると後がもたない」というのは前回の教訓。わかっちゃいるのに、ついつい、まわりのペースにのまれて、いつもより速いペース。

途中で気がついたのは、私の歩幅は狭いのに、まわりの「ダッダッ」という足音につい歩調を合わせてしまっている。私は「トコトコ」っと走るのがベストなのに。

でもまぁ、今回はいい感じかなーと思いながら、つい時計を見てしまった。ゲゲゲー・まだ13分しか経ってない。気持ち的には、もう半分くらい行ってるつもりだったが、こんなもんではダメだわい。一気に力尽きた。。。。あとから思ったが、もう途中で時計を見るのはやめる。だって、途端にやる気をなくしちゃう。

青山学院大学・吹奏楽部の皆さんの演奏がお祭り気分を盛り上げてくれる。

私は呼吸困難に陥り、ヒーヒーフーなどとやっている。ドンドン追い越され、気が遠くなる。こんなことでは、気仙沼中学校・女子バスケット部出身、鼎が浦高校・硬式庭球班(うちの高校は部のことを班と呼ぶ)出身としては、なさけない。心の中で(学生の時のように)「ファイト・ファイト」と言ってみた。

あと1kmが見えた時に、ふっと身体が軽くなって、すーっと前に出た。うわ、これは行けるか。調子にのってスピードをあげた。パタリ。500m手前で力尽きた。さっき追い越した人に追い越され、ヨロヨロしながらゴール。

前回よりも1分、記録を縮めたようにも思うが、それにつきましては公式結果を待つことにしよう。
完走出来てよかった!
次もがんばろうーっと。
いつかはフルマラソン、だもんね。

参加賞を受け取るために並んでいると、隣にいた若い女性達が「10kmは楽しいかもー」なんて話している。「5kmはペースが速くてキツイけど、10kmはゆっくりで楽しいよね」だって。あたしゃ、10kmも相当にきつくて辛い。くーーー、いつの日か「楽しかった」と言えるように走りたいなー。

米軍基地内では写真撮影禁止なので、帰る時に相模原駅から記念の写真をパチリ。この塀の向こうが米軍基地なんだけど、これじゃ、全然、どこだかわかんないか(笑)
相模原駅にて