読書:ハンバーガーを待つ3分間の値段

「ハンバーガーを待つ3分間の値段 ― ゲームクリエーターの発想術」斎藤由多加・著。

「マッキントッシュ伝説」「林檎の木の下で」などを書いた斎藤由多加さんの本(どちらも読んだ)。ゲームクリエーターが本業とは知らなかった。Mac系のライターさんだと思っていた。すみません。

ほぼ日刊イトイ新聞「もっとけドロボー! 斉藤由多加の頭のなか。」などに執筆しているものをまとめたもの。

デジカメで撮影した、おもわず笑っちゃうような写真と、著者の発想豊かな視点がおもしろい。
「待ち時間」が「長い」と感じる場合と、そうでない場合を分析した視点は実に楽しい。

私は待つ時間が大嫌い。それで、待ち時間にそなえて本を持ち歩く。電車を待つ時、人を待つ時、たいがい、読んでる。もっと時間があいちゃった時はMacを開く。本を読み終えてはいけないので2冊は持って歩く。Macと本とiPodと携帯電話。ドンドン重装備になる。

この本は1,000円とお手頃価格で、薄くて、それでいて内容が楽しくてハッピーな本だ。