FileMakerPro7

Ver.6からアップデートする。左上欄の表示が変わった100の機能向上とやらを整理してみようっと。

◆ インターフェースなど
・左上の表示が変わった。ノートを開くようなイメージ。
・ブラウズやレイアウトの変更もボタン一つで出来るし、現在の画面表示を色づけで示すので、わかりやすくなった。

・拡張子は「.fp7」になった。
 (そして、Ver.6との互換性もないので要注意)。

・データベースのキャパシティが拡大。
  ファイルサイズが8TBに。
  テキストフィールドは、64kb→2GB

・レイアウトを変更すると「保存」するかどうかを確認するダイアログが表示される(非表示にすることも出来る)。

◆ テンプレート
・テンプレートが30種類も用意されてる(らしい)。
 「ファイル」メニューの「新規データベース」を選択し、「テンプレートを使用する」を選ぶと、右欄に表示される。

◆ 複数ウィンドウの表示

FileMakerPro7:「ウィンドウ」メニュー・「ウィンドウ」メニューの「新規ウィンドウ」を選択すると、新しいウィンドウを表示出来る(複数のウィンドウ表示が出来るようになった)。
・それを「上下」や「左右」に並べて表示すると作業がしやすい。

◆ 嬉しい追加機能

・一つのファイルに複数のテーブルを作ることが出来る(これは嬉しい★★★)。

・アクセス権の設定は、ユーザごとに設定することが出来るし、設定画面がわかりやすくなった(これは嬉しい★★★)。

◆ ScriptMaker(スクリプト定義から名称が変わった)

・「Else if」が追加。
・ウィンドウに対するスクリプトが増え、ウィンドウの位置やサイズを定義出来るようになったのは助かる。
・レコードのソートは前は「記憶する」などというわかりにくさだったが、ちゃんと指定することが出来てよい。
・ただ、ペーストを「貼り付け」とか、カットが「切り取り」と訳したのは、ちょっといただけないよね(そのままでいいのにね)。

◆ 関数

・関数にもいろいろな機能が追加。
・「書式設定関数」が出来た。
 例えば、TextColor ( フィールド名 ; RGB ( 255 ; 0 ; 0 ) )と設定すると、そのフィールドを赤で表示出来るようになった。

・「タイムスタンプ関数」や「取得関数」が出来た。
・テキスト関数では、「GetAsCSS関数」があって、CSSデータとして値を返したり、他にも多数増えている。

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ザッと見ただけでも嬉しい機能がたくさんある。
それでいて、見た目は従来のものとさほど変わらないので、旧バージョンユーザが違和感なく使える。