グループウェア

グループウェアという言葉が流行る前から、MacにはMeetingMakerというソフトがある。このソフトは実に良く出来ていて、日程の上でドラッグすることで予定が入る。専用のサーバを用意することで、複数人とスケジュールを共有することが出来る。

数人で「会合」を開く時は、optionキーを押しながら、ドラッグする。「招待」したい人をダブルクリックすることでメンバーがそろう。その人に予定が入ってるかどうかはアイコンを見ればひと目でわかるようになっている。「招待された会合」に「出席か欠席か」選んで「送信」ボタンをクリックする。見せたくない予定は、「人には見せない」設定が可能。

クライアント先では、パソコンが苦手なえらい人達にも、このソフトは好評で便利に使っていたが、このたび某グループウェアが導入され、便利なMeetingMakerサーバは閉じることとなった。

本日、説明会が行われたが、今まであっという間に出来ていた事が16くらいの工程を踏まなければいけないし、「出席かどうか?」はスケジュール管理上では出来ないので、メールと併用しなければならないことを伝えると、ちょっと不満気なドヨメキがあった。

「Windowsを導入しコストを削減する」為に段取りしているようだが、なにか、ドンドン不便になっていくような気がする。気のせいだろうか?

ちなみにMeetingMakerにはWindows版もある(ただし、日本語バージョンがないのが問題)。MacではFontPachin’を利用して、日本語も問題なく使っていたが、Windowsではどうなのかな? Windows98SEで試した時は、(MeetingMakerのバージョンも今より古かったが)、日本語に少し問題があった。最近のものでは試してない。