野口整体/カルチャーセンターで体験

ある方から「野口整体」に関する本を紹介され、読んでいるうちに体験してみたくなり、朝日カルチャーセンター・新宿校(住友ビル)で開催されている教室に参加した。金井先生の本を読んだので、金井先生のクラスにした。

本で「これは!」と思ったのは「頭をポカンとする」という表現だ。ストレスがたまると、常に何かを考え(私の場合は経営について考え)、すきまがなくなってしまう。
ポカンとしたい。

実際に教えるのは金井先生ではなく、金井先生門下生の皆さんが担当しているようだ。4人くらいの先生が私達をサポートしてくださる。

準備運動では「呼吸」について行い、そして「力を抜く」ことを繰り返し言われる。力を抜いたつもりでも、肩や腰から力が抜けてない。呼吸も深く出来てない。これが出来ると楽になるんだろうとは思う。

家に帰りご飯を食べたら、すごーく眠い。なにしろ眠い。なので早く寝ます。

新人教育

新人(新卒者)が入った時の「最初の教育」は私が行っている。

春先は「忙しい時期」で、皆に余裕がないということもあるが、「挨拶、電話の受け方、敬語、プロ意識」は非常に大切なことだし、会社として手を抜いてはいけない事だと思っている。私は「口うるさい祖母」に育てれたので、そう思うのかもしれない。

ところで、皆さんは「いつ、敬語を習いましたか?」
「習ってない」という人がほとんどではないだろうか?

ずいぶん若い頃、意外にも「私よりもいい学校を卒業した人達が、私よりも敬語を知らない」ことに驚いたことがある。
高校の古典の先生が、「源氏物語」を読み進めながら話してくれた「敬語の使い方」が私の基本になっている。あの授業のおかげだと思う。

ところで、先頃、文部科学大臣が「ゆとり教育世代に謝罪」したようだ。教育現場は悩みが多いかもしれない。

企業からのお願いとしては、「挨拶と敬語」をきちんとやって下さい。毎年、一から教えています。

……………..と、えらそうに書きながら、自分が完璧とは思ってはいないのね。

間違っていたら指摘してね>皆さん。

読書:吾人の任務

「吾人の任務」堀義人・著。

株式会社グロービスの代表・堀氏の著書。
先月「人生の座標軸」を読んで、その熱き思いに魅せられた。
グロービスを創立するにいたった経緯が熱く語られていて、読んでいてパワーが伝わる本。

「吾人の任務」はもともとは祖父が書いたエッセイの表題だった。「25歳の祖父が自分のミッションを明確に定義」し、それを読んだ孫の脳裏に強く残り、幼い頃から「常に自分の任務とは何かを考えた」ようだ。

著者の父上が趣味の「フェアレディ」のページを立ち上げている。自分でデジカメで撮影し作っているとのこと。

読書:原稿用紙10枚を書く力

「原稿用紙10枚を書く力」齋藤孝・著。

弟からの勧めで読む。
目次を読むだけでもグッとくる。
  ・書くことはスポーツだ
  ・書くことは考える力を鍛える
  ・「書く力」とは構築力である
  ・文体を身につける

「書くことはスポーツだ」の章では、「原稿用紙に10枚を書き続けること」とある。マラソンのトレーニングと同じで、マラソンもいきなり42km走れるわけでではなく、毎日5km走り続けることから始まるのと同じ。

何にでも言えるよね~。
最近私は「ちょっと忙しくて」と言い訳を見つけて、持続力が足りないワン。

「文体を身につける」の章では「書くことは、吐き出すよりは、エネルギーを溜める。考えを溜めて、自分の中の内圧を高める行為なのである。」なるほど~。

歌舞伎座・昼

4月の歌舞伎座は満席でチケットを取れずに諦めていたんだけど、mixiで譲ってくださる方がいて見ることが出来た。ありがとうございます。

ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)では、中村勘太郎と市川海老蔵が、いい役者に成長しているな~としみじみ思う。2人が子供の頃から見てるもんね。なんか、私も婆さんくさい。

京鹿子娘道成寺では、人間国宝・中村芝翫(なかむらしかん)が「きいたか、きいたか」と言って登場する「きいたか坊主」を演ずるという、襲名披露ならではの配役で客席がわいた。新勘三郎の白拍子花子は舞踊の巧さが光る。娘らしく、そしてリズミカルに、しっとりと、最後には蛇になるという難しい舞踊。六代目・菊五郎はこんな感じだったのかなと想像している。

与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)は、片岡仁左衛門、坂東玉三郎、新勘三郎と当代の人気役者がそろい、これがお目当ての方も多かったのでは?「いやさ、お冨、久しぶりだな」というおなじみの台詞に場内からは「待ってました」の声がかかる。

それにしても場内は混んでいた。おみやげ売り場は身動きが取れないほど。