ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」

ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」です! ミュージカル好きのダンナが予約してくれました。

渋谷ヒカリエ11FへGoー!

オー!、席は1階の前から4番目です。斜めの席ではありますが、これは見える、見える!

「写真撮影は禁止です」と係の方が言ってます。了解です。スマホの電源を落として待ちます。

そして、あの有名な曲が鳴り、始まります。映画とは違って、すぐそこで歌と踊りと、素晴らしい。グイグイと引き込まれます。この映画を見たのはいつだったろう? 中学生だったか? 高校生だったか? ストーリーは全然覚えていない。そんなものかなぁ〜。

そして7時半少し前に休憩は20分。トイレに行って、ちょっとフラフラ歩いたら、もう時間ですね。後半を見ます!

そしてそして、最後は、あぁぁ、こんなでしたっけ? 悲しいですねぇ。人が亡くなってしまっておしまい。もう一度、映画を見たいなぁ〜。終了時間は21時より前でした。

夕食を予約しているお店に参りましょう。

幽玄@渋谷オーチャードホール

玉三郎のお芝居を見に行きます。「幽玄」は玉三郎と鼓童の舞台。渋谷、Bunkamuraオーチャードホール。

新宿三丁目駅から副都心線に乗って渋谷下車。最近は渋谷に来る時はお芝居を見る時ぐらいになっちゃいました。若い時には好きな街だったのにね。

今日はダンナも一緒です。どういう感想になりましょうか?

18時開場の、少し前に到着すると大勢の人が待っています。そして18時オープン。

チケット購入の日、なにか用事があって数時間遅れてネットに接続すると、もう良い席はなかった。今日は3階席です。端っこ。それでもよく見えますね。A席 10,000円。

演目の内容もわからぬままに着席し、ワクワクしながら見る。

最初は、「羽衣」、能のような舞。そして鼓童の太鼓。鼓童の皆さんが和装で座って太鼓を叩くことって、想像していなかった。何というか、「和」ですね。そして、謡(うたい)。こういう演出があったのか。素晴らしい。

二幕は「道成寺」、玉三郎の道成寺を見ることが出来たのは幸せ。といっても日本舞踊の道成寺とは違うわけでして、ここでも鼓童の太鼓と演出が素晴らしい。前からあるような、いや違う、新しいものを見る心地。鼓童の演奏とパフォーマンスは凄いね。圧巻。

最後は獅子に扮する玉三郎。長身ですからね、普段は女役だが実はこういう役は似合う。毛振りのところで、ちょっともたったか? 心配します。そして、ラストシーンへ。拍手が鳴り止まず。カーテンが開きます。拍手、拍手、拍手。会場内のお客様は総立ちです。良い舞台でした。

ミュージカル「SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば」

ミュージカル「SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば」です!

今年最初のミュージカル。ダンナが予約してくれました。ありがとうございます!

ダンナと渋谷ヒカリエ11Fで待ち合わせ。
オー、これじゃこれじゃ。

そして、上の階へとあがりまして、オオ!

席は1階の良い席です。それでも双眼鏡を持参していて、それを使ってみると顔がハッキリ! 場内は満席です。凄いわぁ〜。

間に休憩があってトイレに移動。いつも思うけど、この会場の女性トイレの数の多さは凄いです。あれだけの人をここで処理するんだからねぇ。ホント凄い。

休憩の後、私の前の席に座っていた大きな男性が隣の女性と変わってくれて、とても快適にステージを見ることになった。これは本当に助かります。

最後の最後に「撮影可能です」と表示されました。オオオ、写真撮っていいの? もう皆さん、バチバチ撮ってますから私も。

これ、ステージは雨がザーザー降ってるんですよ。

前のお席の人にはカッパが配られていました。それでも濡れるよね。

最後の最後は客席も皆、立ち上がってのスタンディングオベーション。拍手は鳴り止まない。ヒューヒューと声をあげました。

いやぁ〜、素晴らしいステージです。これを考え、そして演じ続けていることは本当に素晴らしいです。

歌舞伎座・2017年1月 壽初春大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」夜の部です!

東銀座駅を降りて、歌舞伎座の地下へ。すぐにお弁当を買います。目の前でお目当てのお弁当が完売。すぐ隣にある「ちらし寿司」を買ってヤレヤレ。

中を見物。今年も雛人形がお出迎え。いいですねぇ〜。

お店には人がいっぱい。

エスカレーターで地上に上がりまして、

明るいうちに写真を。

こちらが夜の部。

歌舞伎座。

今年も八海山じゃ。

外でイヤホンガイドを借ります。歌舞伎会の会員カードを見せると50円割引で650円+保証金1,000円(返却時に1000円は戻ります)。

サ、中に入りましょう〜。

「五世 中村富十郎 七回忌追善」写真が若々しいですね。もう七回忌ですか。早いなぁ〜。最後に富十郎さんを見たのは亡くなる前の年、2010年3月の歌舞伎座で見た「石橋」。親子で演じたのを、前の歌舞伎座で見ましたっけ。

こちらにも正月らしい飾り付け。

今日のお席は1階13列15番。花道がよく見えます。隣には女友達3人という感じでしょうか。税込み19,000円。

1.井伊大老

 井伊直弼は松本幸四郎。いいですね、いいですね。
 長野主膳の市川染五郎と親子共演ですな。
 水無部六臣は片岡愛之助です。
 仙英禅師は中村歌六、そして昌子の方は中村雀右衛門さん。お父さんの4代目雀右衛門さんを何度も何度も見てましたよ。
 そして、お静の方は坂東玉三郎じゃ。良い役です。品があるし、素晴らしい。

2.上 越後獅子
 中村鷹之資(たかのすけ)。富十郎さんのご長男。大きくなりましたなぁ〜。いい踊りです。お父さんも嬉しいでしょうなぁ〜。

 下 傾城
 坂東玉三郎。美しすぎる。1階の席で双眼鏡を使ってアップで見たりしております。
 傾城は「一度顧みれば 城が傾き、二度顧みれば 国が傾く。」と言われる程の絶世の美女のことを表し、後に遊女を意味する言葉となっていったそうです。
 上に黒の衣装を重ね着した時に、パっと後ろ姿を見せるところ、見入ります。素晴らしいなぁ〜。

3.秀山十種の内 松浦の太鼓
 市川左團次さんの宝井其角がいいですね。左團次さんがお元気だと嬉しい。市川染五郎さん演じる松浦鎮信がバカバカという台詞。何ともおかしいですね。ここでも愛之助さんは良い演技をしていると思いました。大高源吾の役。お縫を演じる中村壱太郎さん、新春浅草歌舞伎でも講演していて、移動しての二役って凄いですよね。若いなぁ〜。

今日のお弁当は「ちらし寿司」1,000円。

終わって外に出ると真っ暗な中の歌舞伎座です。

良い舞台でした。ありがとうございます。銀座駅まで歩いて丸ノ内線で帰ります。

SNOW MANGO@博品館劇場

SNOW MANGO」というミュージカルを観に博品館です!

北海道は十勝でマンゴー「白銀の太陽」を作るということに挑戦した実話を元にしたお話だそうです。ダンナが北海道つながりでこの作品を知り、私も連れて行ってもらうことに。

そして、その方がこちら。脚本と作曲のまきりかさん。それは凄いことですよ!写真も撮って頂いてありがとうございます!

十勝でマンゴーを作るという大変なことに挑戦し、そして成し遂げる。実話ですか!凄い話です。お子さん達も上手いわ!良いお話です。

銀座北欧さんでお茶。

ロイヤルミルクティじゃ。

美味しいです!

歌舞伎座・2016年12月 十二月大歌舞伎(第三部)

歌舞伎座十二月大歌舞伎」第三部です!

昼夜の部ではなく、一部、二部、三部というのは夏にあるけれど、この時期では珍しいかも。第三部は坂東玉三郎です!今年最後の歌舞伎座で玉三郎の見納めは嬉しいかぎり。

新宿3丁目にある会社から「歩いて」行きます!GoogleMapを見なくても知った道をテクテクテクテク。予定通りに到着しました。東銀座駅につながる地下に降りて、

お弁当を購入。ありゃ、ちょっとした時間の差で売り切れが続出。皆さん早いわぁ〜。

演目は、「二人椀久」と「京鹿子娘五人道成寺」、座席は花道近く。1階14列15番。良いお席です。

1. 二人椀久
 松山太夫は、坂東玉三郎
 椀屋久兵衛は、中村勘九郎

 勘九郎がこういう役を務めるようになったのですね。前回見た時は市川海老蔵さんでした。それよりも片岡仁左衛門さんとの二人椀久は圧巻で見事でしたね、なんてなんて相変わらずオバさんになっております。ハイ。

2. 京鹿子娘五人道成寺
 初めて見ました。五人の白拍子花子。これは凄いですね。玉三郎が一人で踊る道成寺を見たのはいつが最後だったろう?何度も見ました。勘三郎の花子も良かった。そして今日の五人は、坂東玉三郎、中村勘九郎、中村七之助、中村梅枝、中村児太郎。児太郎さんのお父さんは福助さん。病気のあとは一度も見たことがない。どうしていらっしゃるだろう?

 皆さん、美しい。そして舞踊は素晴らしい。七之助も良いですね。一人で踊る道成寺も見てみたいです。最後の最後、ラストシーンに全員で「どーじゃ」とポーズをとるところ、圧巻です。

お弁当はこちら。

外の看板はこちら。

歌舞伎座さん、今年もありがとうございます。来年も参りますよぉ〜。

歌舞伎座・2016年10月 芸術祭十月大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座芸術祭十月大歌舞伎」夜の部です!

会社から歌舞伎座まで、歩いて行ってみることに。
GoogleMapで検索すると、1時間26分かかる。
16時に到着しようとすると、14時半には出なければならぬ。がしかし、14時45分に出発してしまった。15分の出遅れ。

でもまぁ、行ってみましょうゾ。
新宿通りをスタスタ歩いて、ここは慣れた道ですから、とにかくスタスタ。麹町駅近くで、ちょっと別の道を行ってみようかしらん。皇居より手前で右に曲がり、大きなビルの間を通って、突き当りの道を左にまがると三宅坂。そこからは見慣れた皇居の道、右手側を歩きます。

15時過ぎだが、もう走ってる人がいるんですね。学生さんのような若い方も走っている。

そして桜田門を過ぎてもまっすぐに突き進み、その道なりにまっすぐまっすぐと進むと見慣れた銀座の風景。人が多くなりました。4丁目の交差点は人が多いですなぁ〜。そこも通り過ぎて「歌舞伎座」じゃ。

ギリギリの時間だが、地下におりてお弁当を買ってから劇場の中へ。ちょうど始まったところです。

今日のお席は2階の5列19番。
予約の時には1階がいっぱいになっていました。今日は平日ですが大人気ですね。

今月は襲名披露です。
中村橋之助が中村芝翫になるんですよ。いやぁ〜、凄いなぁ〜。

橋之助が若い時から観てますからね、そしてお父様の芝翫さんも観てました。なんといいますか、親戚のおばちゃんのような気持ちです。

そして、3人の息子さんも同時に襲名を。
橋之助さん、福之助さん、歌之助さんとなるそうです。こちらは佐藤可士和さんデザインだそうです。凄いわ。
2016_1019_01

このようなおめでたい講演は嬉しいものですねぇ〜。

1. 歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
2. 八代目中村芝翫
  四代目中村橋之助 三代目中村福之助 四代目中村歌之助
  襲名披露 口上
3. 一谷嫩軍記 熊谷陣屋
4. 藤娘

「外郎売」は前にも見ていると思うが、自分のブログで検索出来ず。
尾上松緑さん、色々な役を観るようになりました。今日も好演。お父さんの辰之助さん、そして、お爺さんの松緑さんを相次いで亡くし、苦労されたと思います。活躍する姿は、歌舞伎ファンみなが喜んでいます。

中村七之助さんも頑張ってますね。今月は勘九郎さんは歌舞伎座ではなく、東京スカイツリーにご出演。いつも2人が一緒ということでもないのですな。

「口上」を楽しみにいらしている方も多いと思います。私もその一人。
玉三郎は中央に位置しています。口上も良かったです。品があって、華やかで、美しい。相次いで亡くなってしまった団十郎、勘三郎、三津五郎、そして病気療養中の福助、そういった方々がいらしたら、もっと花があったでしょう、なんて思って観てました。主役の芝翫さん、だんだん、そのお名前になっていくのでしょうけれど、今日はまだ橋之助さん、なんて思っちゃう。そのお名前は息子さんが引き継ぎました。

福助さんの息子さんの児太郎さんが出てました。お父さんはどうですか?と聞いてみたい。私と同じ病気です。脳出血。私はこんなに元気になり、マラソンを走ったりしているが、福助さんはどのような状況なんでしょうね。

さっきの休憩時間に半分食べたお弁当(吾左衛門鮓 蟹 1000円)の残りを急ぎ食べまして、
2016_1019_02

2016_1019_03

それから急いで写真売り場に行き、すみません、芝翫さんじゃなくて玉三郎の写真とカレンダーを購入。写真は先月買えなかったからというか、大人買いをしてしまった。先月分は18時までなら5階で売っているそうです。しかし、もう18時を過ぎているので、ダメです。ガクッ。

オレンジジュースを買って客席に戻ります。

「熊谷陣屋」が、襲名の演目。
この演目のあらすじは、こちらに詳しく出ています。

今回は芝翫型での上演です、とイヤホンガイドが言っています。「四世芝翫によるこの型は、二世尾上松緑に受け継がれ、その書き抜きをもとに当代芝翫が復活した」そうです。なるほど〜。

熊谷直実は芝翫。先代の芝翫さんは女方だったから、まったく異なる芝翫さんになります。こういう継承もあるんですね。魁春さん、菊之助さんも良いですねぇ〜。そして3人の息子さんと一緒に演じる。観る側にとっても贅沢な演目となりました。

休憩時間にもう一度、売店をウロウロ。

そして、お目当ての「藤娘」です!
場内が真っ暗になり、そして、パっと明かりがつくと、舞台の中央に藤娘の玉三郎が美しい。みんながハァ〜っとため息を。そして美しい舞が始まります。日本舞踊を習っていると、藤娘を習うのは、比較的、若い時でした。恋とか、何もわからないような時に習うのだが、これは深い踊りです。もう一度、習ってみたい舞です。

そして、その時の楽器や唄の方々の位置をイヤホンガイドが説明してくれます。普通は雛壇になっているところに座って演奏するのだが、藤娘の時には雛壇なしで、舞台の左右にわかれて配置されます。そして、舞台の背景には大きな藤の花。そして、松の大木。それを大きく見せるためにも楽器は雛壇ではないとしたそうです。舞台の工夫も面白いですね。

そして玉三郎は舞台の後ろで数回にわたり衣装の替えを。そして出てくるたびに、客席では、はぁ〜というため息が漏れます。美しい。美しすぎる。大・大・大満足でございます!

先代の芝翫さんの当たり役でもありました藤娘。先代を思いお越しつつ、そして時代は流れているのだなぁ〜。

帰る時に1階に降りると、オオ、勘三郎さんの姉さんの波乃久里子さんがいらした。きちんと着物を着て、どなたかと話しをされている。普通の状態でも立派。

甥っこの七之助さんが出演しているし、弟の亡き勘三郎さんの奥さんは襲名した芝翫さんの姉さん。波乃久里子さんを検索してみると、年齢が70歳と出てました。エエエエエ!若い。私より少し上程度かと思うほどに若い。恐れ入りました。

歌舞伎座の外に出ます。
2016_1019_04

襲名披露らしい写真。
2016_1019_05

「藤娘」じゃ。
2016_1019_06

歌舞伎座よ、今月もありがとうございました。
2016_1019_07

歌舞伎座・2016年9月 秀山祭九月大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座秀山祭九月大歌舞伎」夜の部です!

地下のお店に入りまして、お弁当買って、イヤホンガイドも借りて、
2016_0914_01

地上に上がりまして、
2016_0914_02

写真取りまくりですよ(^ー^)。
2016_0914_03

そして、トイレも済ませて、席につきまして、イザ。
席は1階の12列16番。ダンナは隣の15番。

1. 妹背山婦女庭訓 吉野川
 「妹背山婦女庭訓」はいろいろな舞台を見ているはずだが、はて?「吉野川」は見たことがなかったかも?
 
 凄い舞台です。
 花道が左右にあり(2つあるという意味)、そして、2つの家の間を「吉野川」が流れているという舞台。

 左手には雛鳥(菊之助)が美しい。そして右手には久我之助を染五郎。

 そして、清澄は吉右衛門で、定高を玉三郎が演じます。

 家に帰ってネット検索すると、前に玉三郎が出たのは2002年1月のようです。残念ながら、その舞台は観ていないから、やっぱり初めて観るのか?玉三郎はこういう役がとてもよく合うようになりました。年齢でしょうか。以前は歌右衛門の役でしたね。

ダンナは用事があって遅れて到着です。玉三郎が演じてるあたりで席につきました。

夕食はお弁当を買いました。
2016_0914_04

2. 眠駱駝物語らくだ
 こちらも初めて観るかもしれません。
 紙屑買久六は染五郎。へぇ〜、こういう役もこなすんですね。ひょうきん顔も似合ってます。

 手斧目半次は松緑。お父さんの辰之助が40歳という若さで亡くなり、苦労されていると思います。松緑という大きな名前。菊五郎からの指導。さまざまな経験を積み重ねています。頑張って欲しい。

3. 元禄花見踊
 こちらも初めて観ると思います。
 玉三郎を中心に、皆さんで踊る日本舞踊。華やかでいいですね!

いつも舞台写真を買うのだけれど、今月は明日から販売だそうで売ってません。ガクッ。どうしよう、歌舞伎座に買いに来ようかしらん、、、。

外に出ると、辺りは真っ暗です。
2016_0914_05

銀座駅まで歩きます。オオ、三越のライオンが帽子をかぶって、蝶ネクタイをしてました。久しぶりの銀座だわぁ〜。
2016_0914_06

歌舞伎座・2016年8月 納涼歌舞伎(第三部)

歌舞伎座納涼歌舞伎」第三部です!

8月は「昼の部」、「夜の部」ではなく、第三部制になっており、その第三部。18時開演。

しかし、、、本日、体調が優れずに会社を欠勤。
果たして、歌舞伎座に行けるのか???

16時を過ぎてから、少しだけ身体を起こしてみたりして準備する。ダメ、パタリ。
少し時間をおいて、もうちょっと少〜しずつ動いてみる。オ、なんとか行けそうかも。頑張るゾ。

17時に家を出発。
ダンナに連絡して、先に行ってもらい、お弁当を買っておいてもらうということに。
座席は、1階「14列25番」と「26番」。14,500円(税込)×2枚=19,000円なり。

私も頑張って、なんとか行けた。歌舞伎座到着は15分前。
急いで中に入り、トイレも済ませて、準備OK。
イヤホンガイドも借りた。

1.新古演劇十種の内 土蜘

橋之助が3人のお子さんとともに出演し、いい演技をしています。
お子さん達も大きくなりましたなぁ。しかも3人とも男のお子さんとは嬉しい限り。

橋之助という名前で出演するのは、これが最後だそうで、次は中村芝翫という名前、お父さんの名前を継ぐことが決まっています。2016年10月の歌舞伎座から新しい名前に楽しみですなぁ。

それにしても、だ。体調が悪いとはいえ、私はかなり寝てしまいました。すみません。
良いところで不思議と目を覚まして拍手を送ってはまた寝るという、本当に申し訳ない。

この後の30分休憩に弁当を食べました。美味しいです。今日、最初の食事。
2016_0826_01

2.廓噺山名屋浦里

笑福亭鶴瓶さんの新作落語から新歌舞伎になったというお話。
もともとは、タモリさんが「実際にあった話」として話してくれて、「落語にしてよ」と言われたそうです。それで、くまざわあかねさんに台本にしてもらって落語になったとか。このネタおろしを聞いた勘九郎が「歌舞伎にする」と話したとか。

亡き勘三郎さんと鶴瓶さん。不思議な縁ですね。良い仕事になりました。

さて、その舞台は、大変におもしろく、勘九郎にも合ってる役だと思います。七之助の花魁は美しくて品があり、良いです。これから、様々な方にも演じてもらいたい芝居ですね。

舞台が終わって外に出ると夜です。
真っ暗な中に歌舞伎座は美しい。
2016_0826_02

病み上がりな顔ですみませんが、嬉しくてこちらもパチリ。
2016_0826_03

歌舞伎座・2016年1月 壽初春大歌舞伎(夜の部)

歌舞伎座「壽初春大歌舞伎」夜の部に参りました!

東銀座駅を降りて、歌舞伎座の地下に行くと、オオオ!雛人形じゃ。
私の雛人形は震災とともにどこかに流れて行きました、なぁんてことを思いながら眺めます。
2016_0121_01

地上に出まして、
2016_0121_02

今月はこのような展示があります。こういうのを見るのも楽しみ。
2016_0121_03

夜の部の一番のお目当ては玉三郎が出る「廓文章」です。
2016_0121_04

16時を少しだけまわってから中に入りました。
1階「7列25番」という席です。チケットは19,000円(税込)。

座席にお弁当やコートを置いて、トイレに行き、310円のコーヒーを買って座席へ。
私の右隣も女性お一人様。私よりも少し年齢が上の方。
左は男性2人組。こちらも私より少し年齢が上の方。

1.猩々(しょうじょう)
 15分という短いお芝居。
 「猩々」は中国の古典に登場する酒好きな想像上の動物だそうです。
 酒売りは尾上松緑。
 松緑さんはお父さん、お爺さんを相次いで亡くなられて、大変だったろうと思います。
 何というか親戚のおばちゃんのような気持ちで見てしまいます。そういう方も多いのでは。
 猩々は、梅玉さんと橋之助さん。
 お正月らしい気持ちになる良い演目です。

2.秀山十種の内 二条城の清正(にじょうじょうのきよまさ)
 加藤清正に松本幸四郎、秀頼に金太郎。
 実際のお爺さんとお孫さん。金太郎さんは立派に演じてました。
 お爺さんも厳しく指導されたのでしょうね。舞台にもずっと出ていて、将来を期待させるものです。
 最後の方で、すみません、寝てしまってごめんなさい。

この幕間にお弁当です。
今日は幕の内弁当。「お正月らしくお米はお赤飯です」と販売されました。1100円。
2016_0121_05

3.玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)吉田屋
 本日のお目当ては「廓文章」の坂東玉三郎の夕霧。
 前に見てるのは片岡仁左衛門と演じたものだったと思うが、今日のお相手は鴈治郎さん。
 玉三郎がスーっと立つと鴈治郎さんより背が高くて不釣り合いになっちゃうけれど、玉三郎がスっと膝を曲げて、ちょうど良い高さに持っていく。また、仁左衛門とのコンビでも見たいものです。
 華やかな舞台で、そして、ちょっと物悲しい。こういう筋が歌舞伎らしくて好きです。

4.雪暮夜入谷畦道(ゆきのゆうべいりやのあぜみち)直侍
 染五郎が良い役者になってますねぇ。
 ちょいと悪い役で、真正面から見るんじゃなくて、こう斜めから見るみたいな。
 本当はお坊ちゃんだから、そんな生き方はしてこなかったろうに役者ですねぇ。
 芝雀の三千歳とのやりとりも良かった。

見ている間に、私よりも少し歳が上で相次いでなくなってしまった勘三郎、団十郎、三津五郎を思い出していた。この舞台なら誰が良いなとか。そして、病気の後、舞台には出ていない福助も思い、何というか、ある年齢層がスコンといなくなってしまった寂しさを思う。

舞台が終わって、外に出ると21時を少し過ぎてました。
2016_0121_06

玉三郎の舞台写真と、舞台写真を入れるファイルといったらいいか、それを買いましたら、こちらの歌舞伎座紙袋に入れていただきました。この色合い良いですなぁ〜。
2016_0121_07