読書:企画力

「企画力」田坂広志・著。

こッ・これはッ! 涙ウルウル。

仕事で企画書を書く。説得力なし。力づくで仕事を取る。こんなやり方には限界がある。「これではいかんな~」と思っていた時に読んだので、目からウロコ。

「企画力とは何か?」という問いから始まる文書は明解で、的確。

「人間と組織を動かす力」と著者は言う。著者がアメリカのシンクタンクで経験したことをおしげもなく書いてくださっている。この本一冊まるまる私の指導書となる本だ。この本に会えてよかった。

読書:内側から見た富士通「成果主義」の崩壊

「内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」城繁幸・著。

ウー。うなりました。元社員が書いたものは説得力がありますな~。著者はホントは富士通が大好きなんだと思った。だから良い方向に変わって欲しいんだろうね。

テレパスも成果主義を取り入れていて、それはそれで大変だ。きちんと「評価する/評価される」ことに日本人は慣れてないと本にも書いてあるが、その通りだと思う。

なぜ「成果主義」が失敗したか?
導入時はどうったのか?
そして失敗にいたる過程が明確に書かれていて参考になる。

多くの大企業でかかえる問題、もっと言うと日本の封建時代から続いた慣習は、そう簡単には変わらないのではないかと思う。
けど、「簡単に変わらない」から諦めるのではなく、「変革しよう」と思うことで、第一歩が始まる。がんばろう~っと。

読書:加速成功

「加速成功」道幸武久(どうこうたけひさ)・著。

精神的に弱っていた時だったので、かなり元気付けられた。私に足りない事がたくさん書いてある。

例えば、「とことん成功者をマネすることから始めろ!」とか、「近道を見つけることに全力を注げ!」とか。

そして、氏が考えた「三つの観覧車」や、ビジネスを高める3つの力(営業力、時間管理力、短縮発想法)、「七つの目標設定(仕事、家庭、健康、趣味、ファイナンス(蓄財)、能力開発、社会貢献)」は、なるほど、と思う。全体に明解でわかりやすく、そして、なにか「やれるゾ!」という気持ちになる。

特に弱っていた私を元気にしてくれた言葉は「”できる人” と “できない人” の違いは、”できる” と考える人か、”できない” と考える人か、そこにあるのです」、私も心のどこかで「できない」と考えていたのかもしれないね。

道幸氏は1972年生まれで若い。最近は若い人から学ぶ機会が増えた。年齢は関係ないんだなぁ~。

読書:Good Luck(グッドラック)

「Good Luck(グッドラック)」アレックス・ロビラ、フェルナンド・トリアス・デ・ベス著。田内志文・訳。

この本は amazon.com で注文したので、届いた時に「あら、薄い」と思っちゃう。別に本の厚さが価格に反映するわけでもないけどさ、「世界のベストセラー」に意外性を感じたりする。

内容は童話仕立てではあるのだが、深いんだよね。考えさせられる。

読書:「人望」とはスキルである

「「人望」とはスキルである」伊東明・著。

目次には、「ほめる」「しかる」「動かす」「励ます」「目標となる」といった言葉が並ぶ。あたりまえと言えば当たり前だが、それが出来ないわけよ。

「ほめて励ましたつもり」が、実は、「なんだとー!」という気持ちにさせていたかもしれない。ちょっとした言い方、心配りで、違ってくるんだ。特に私にあてはまるのは「人の話をさえぎらない」皆さん、すんません。

読書:40歳からの仕事術

「40歳からの仕事術」山本真司・著。

「○歳の…」というタイトルの本はこれまでに読んだことがない。なんだか期間限定みたいで嫌だったんだけど、やっぱり歳でしょうか?(笑)つい、手にとってみました。というのは、やっぱり30代とは違って、体力的なふんばりがきかないのね~。で、読み応えたっぷりで、同年代のビジネスマンの皆様にはお勧めしたい1冊。

私達の年代は、それより上の世代からは「ツベコベ言わずに仕事しろ」と命令され、いざ上司になったら、やれ「IT技術」だの、「自由な発想だ」ってことで、どうしていいのか迷える世代だ、と思う。だって、私達が若い頃は、「年功序列は当然」だったし、「MBA」なんて「何それ?」って感じだったし、「バイリンガル」な人も少なかった。円は高かったから、留学は「ホントに頭のいい人」か「とってもお金持ち」の特権だった。それが、あっという間に時代は変わったよね。そういう我ら40代だピョーン!

さて、この本には「有限な時間を効率的に使うには?」というヒントがあちこちにある。これ、私の最大の課題。ただでさえ、足りない時間に、たっぷりすぎる睡眠。効率の悪い仕事ぶりに勉強ぶり。これではいけない、と毎日、思っている。思っているけど、行動出来てないシ。

「何をするか」という事よりも「何をしないか」を真剣に考え、思い切り、絞り込み必要があると感じた。前よりは絞ってるつもりだったが、まだまだ足りないんだなぁ~。

読書:朝10時までに仕事は片づける

「朝10時までに仕事は片づける」高井伸夫・著。

「早起きしよう~」っと思ったりする。朝のスッキリした頭で仕事を済ませてしまうという事が、どうして効率的でいい仕事が出来るのか、なるほど納得なわけ。仕事が出来る人は朝早い?

この本は古本を買ったんだけど、本自体も新しいままで、得した気分。

読書:ツイてる!

「ツイてる!」(CD付き)斎藤一人・著。

私は運がいい。ツイてる。オヤマ家にはツイてる人が多くて、父を頭(かしら)に、母も弟達もツイてる。だから、そういう星の下に生まれたのかと思っている。

この本の帯には「あの大金持ちの秘密がわかる」などと書いてあるので、「ツイてる」ことには何かメカニズムでもあるのかな?と思って手にした。

ところが、その答えは、いたってシンプルなんだ。誰だって「ツイてる人」になれる。そういう事だったか!
詳しい事は本を読んでみて下さい。おもしろい。

読書:逆さメガネ

「逆さメガネ」養老孟司・著。

養老さんは、私の母と同じ世代の方で、母からも「戦後、教科書に墨を塗った話」を聞いた。そんな経験から「教科書が必ずしも正しくない」ことを身体で理解しているのだろう。いろいろな角度からものごとを見つめることで、本質が見える。

視野を上下させる「逆さメガネ」という特殊なメガネがあって、それをかけると、最初は何も出来ないが、徐々に慣れていき、普通に行動出来るようになる、という力が人間にはあるらしい。「変化」に適応する力。

私のまわりは、ものすごいスピードで変化している。私も、この頃は変化していると思う。もうしばらくは変化を続けたい。

読書:1年で1億2000万円ネットショップをつくる!

「1年で1億2000万円ネットショップをつくる!」市田美加・著。

帯には「ショッピングモールに頼らず年商1億2000万円!」とある。読んでみると、この人のパワーがあちこちに出ていて元気づけられる。最初はネットビジネスの素人だったと思うが、またたく間にいろいろなスキルを身につけ、顧客のニーズに応えていたく強いエネルギーを感じた。これからネットビジネスを始めたい人は読んでおくといいと思う。ネットビジネスのみならず、お商売の基本となる心意気も学ぶことが多い。
お若くて美しい著者は、株式会社アロンジェの代表取締役でもある。