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熊田(旧姓:小山)利英子です。 1961年(昭和36年)3月6日、気仙沼市生まれ。 小さなIT系の会社を経営しています。

走ってますよ~

9月、会社にジョギング部を創り、週に一度、新宿御苑のまわりを一周している。所要時間は約30分。部員は(熱心な勧誘にもかかわらず)私一人だが、時々、あと2人が参加してくれる。2ヶ月経った。

ジョギングのおともはiPodシャッフルとJ’s Miura(気仙沼・キーチ君のお店)で買ったナイキの時計。
そして、先日、購入したiPodシャッフル用のアームバンド(3,400円)。

iPod用のアクセサリって高いよね。これもどうかな~?と思いながら買ったんだけど、いやー、ジョギング用としてはイイっすよ。おかげで軽やかに走れた気がする。

読書:ひらがなで考える商い(上・下)

「ひらがなで考える商い(上・下)」伊藤雅俊・著。

著者はイトーヨーカ堂の創業者。前身の羊華堂(ヨーカ堂)は兄が創業した。伊藤さんは戦前は少しだけサラリーマンの経験をするが、戦後は北千住に移った「羊華堂」で母と兄と下で働く。2坪の洋品店。母から商売を一から叩き込まれる。

お客様は来てくださらないもの
お取引先は売ってくださらないもの
銀行は貸してくださらないもの

一番大切なのは信用であり、信用の担保は、お金や物ではなく、人間としての誠実さ、真面目さ、そして何より真摯である。

商人は自由人であり、商人には高い志が必要である。

イトーヨーカ堂は大企業へと成長したが、その過程で、経営目標をかかげたことがない、というのだ。これは意外。一つ一つの積み重ねで、たまたまこうなったというのだ。

松下幸之助さんに「人材」について伺った時のこと、松下さんがおっしゃった言葉で強く印象に残っているのは
「伊藤さん、町工場に東大出の人が来たら、それは人材でっか」町工場で欲しい人と、大会社で求める人とは、必ずしも同じではない。
松下さんは「あんまりインテリが集まりすぎている会社は、発展しない」とも言われた。思慮分別のかたまりになると、冒険するエネルギーがなくなり、頭を垂れる商売人の精神が乏しくなるということなのだろうと思います。

「大企業病」という言葉があるが、まさにインテリが多くなりすぎた弊害なのかもしれない。

「おかげさまで」という心。
母は毎日のように言っていました。
「ご近所あっての羊華堂だから、周りにほこりを立てないように打ち水をしなさい。そして何よりもお客様を第一に考えなさい。お客様あっての羊華堂ですから」

これが日本に伝わる商売の心得だと思う。私は古いと思われてもかまわないから、この精神を受け継ぎたい。

母のポリープ

先月、叔父を亡くした後、母は市の「大腸がん検診」を受け、「再検査」と知らせが届いた。

叔父を大腸がんで亡くした直後だったので母のショックは大きく、何も手につかないまま1ヶ月が過ぎ、本日、再検査(内視鏡検査)を受けた。

結果は(子供達の予想通り)「悪性ではないポリープ」ということだ。

「癌」という病気を本人に告知する時代になったが、それとともに精神的なケアをどうするか考えないといけないと思う。
「大丈夫だって!」という母の声は、10代の娘のように、はしゃいでいた。いがったね。

やっとPowerBook G4を修理に出す

PowerBook G4初期不良の「モアレ」を修理してもらうために、購入してから2年が経って、やっと修理に出した。初期不良なので修理代は無料。2年も経過しているので無料かどうか心配したけど良かった。修理には3~4日かかるらしい。

PowerBook G4/500MHzに接続したのHDD(yano Mobilshuttle)から起動して、これを書いている。Tigerを使っているので、少しは遅いが、それでも予想したほど遅くないのは意外。

読書:採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長

「採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長」安田佳生・著。

著者は株式会社ワイキュープの社長。上場以外の会社でありながら学生の就職人気ランキング・トップ10に入る会社。その自由で独特なオフィスはTVで取り上げられる。
同著者の本では「採用の超プロが教えるできる人できない人」も、鮮やかな切り口だが、この本は社長にグサリと提言する。

難しいのは会社をつくることではなく、つくった会社をつぶさないことだ。

ホントそう。創るのは簡単だが、継続させることは難しい。

企業はまぎれもなく「人」で決まる。
(社長は)優れた人材観を持っているだろうか。

「人材観」と改めてきかれると明確に答えられない。もちろん、漠然とはある。いまいちど、吟味する必要がある。

人は育てるものだと思っている社長は多い。

ハイ。思ってます(笑)
ところが「どんな人材でも教育さえすればなんとかなると考えるのは大きな間違いだ。」最近、このことに気づき始めた。

社長にとってもっとも必要な能力、それは営業力ではなくマーケティング力である。営業出身の社長は、現場で売るのが得意なので、当初は売上をガンガン上げていく。だが、社長個人の営業力に頼っていると、遠からず限界が来てしまう。

安田さん自身が陥ったことだそうだ。ベンチャー企業が多い(私のところも例外ではないだろう)。

読書:プロ経営者の条件

「プロ経営者の条件」折口雅博・著

著者は、日商岩井(現・双日)社員だった1991年当時、伝説のディスコ「ジュリアナ東京」を企画・運営し、退職後は「ヴェルファーレ」をオープンさせる。そしてグッドウィル株式会社を起業し、株式会社コムスンを傘下におさめ、グッドウィル・グループ株式会社のCEOとして成功する若き経営者。六本木ヒルズにオフィスをかまえるヒルズ族。私と同じ1961年生まれ。

この華やかな経歴から想像したものとは裏腹に苦労があった。
父親の会社が倒産すると、それまでの坊ちゃん育ちから一変して、生活保護を受けるまでの苦しい生活を経験する。
中学生の時には高校生と偽ってアルバイトをし、高校は「陸上自衛隊少年工科学校」に入学し、厳しい訓練を受けながら勉強をする。給与が出るので、それを家に仕送りをする。著者は貴重な(そして少ない)自由時間に猛勉強をし、防衛大学校に進学する。「ジュリアナ東京」からは想像出来ない経歴の持ち主だった。気仙沼でヌクヌクと生きていた私は複雑な思い。

著者は成功は「運が良かった」のではなく、なるべくしてなったと言う。著者が「センターピン理論」と名付ける理論があって、ディスコのセンターピンは「いつも賑わっている」こととして徹底した。そうして大成功へ。

しかしながら、「ジュリアナ東京」が大成功したにもかかわらず、著者は4000万円の借金を背負うことになる。その借金は7000万円にまで膨らむ。普通ならば、ここで挫折するだろう。しかしながらこれを乗り切るところがすごい。

コムスンは、13の拠点から一気に1200までに増やすことに成功した。その「スピード」については「完璧症候群をなくす」としている。9割出来てから次へ行くのではなく、7割の出来で次へ進むという理論。他にも随所に「スピード」に関する考え方がある。

著者が「介護ビジネス」に参入した時に「(あのジュリアナ東京の人が)それは、またどうして?」と思ったが、それは父の介護にあった。私も経験したが、介護が必要な人であっても、(家族以外の)他人の前ではシャンとしようとする。家族には甘えてしまう。家族は介護による疲労が蓄積され、悪循環に陥る。「介護をビジネスにするのは難しい」言われるが、介護ビジネスは必要なことだと私も思う。いろいろと考えさせられる1冊だ。