ダンナと「さかな日和」さんで待ち合わせ。夜は23度目。
あら、ダンナはまだ来てない。トイレに入る。その間にダンナ到着。生ビールお願いします!
宮城:純米・日高見(超辛口)、850円。
「新中野内科クリニック」さんへ。
なんてことだ。「健康診断の結果」を忘れ、いつも家でつけている「血圧表」を忘れる。口頭であぁだ、こうだと伝えるも、今一つ。次回、持参いたします。
薬を処方して頂いて終了。
「なかむら整形外科」でリハビリです(184回目)。
今日は「103回」、もう一つのマシンは数えないでしまった。
「十八世中村勘三郎十三回忌追善 猿若祭二月大歌舞伎」です。
勘三郎さん、57歳という若さで亡くなってしまった。「これから」様々な役に挑戦出来ただろうに、本人が一番、悔しがっているだろうと思う。
東銀座駅に到着すると、すぐにお弁当を買い、わっ、今日は混んでますね。列に並んで買う。そして、いつもの場所で写真を撮る。今月も参りましたよぉ〜。
今日のお席は東桟敷「東3の2番」。
一、新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)「野崎村」
久作娘お光:中村鶴松
丁稚久松:中村七之助
油屋娘お染:中村児太郎
百姓久作:坂東彌十郎
後家お常:中村東蔵
鶴松さんのお光。良かったです。大根を切ったり、お灸をすえたりする。十八世・勘三郎さんが可愛がっただけある。勘九郎・七之助の弟分のような鶴松さん。この役、三回忌の時は七之助さんが演じたそうだ。その良いお芝居の途中、寝てしまいました。すみません。今、風邪をひいているので、そのせいに違いない。鶴松さんの登場を可愛らしく見守り、そして寝てしまった。トホホホホ。気がついた時にはラストシーン。拍手。トホホ。
お弁当を頂きます。今日は「和牛すき焼き弁当」、1,800円。
二、釣女(つりおんな) 河竹黙阿弥 作
太郎冠者:中村獅童
大名某:中村萬太郎
上臈:坂東新悟
醜女:中村芝翫
明治34年歌舞伎舞踊劇として上演されたのが最初。これがまた愉快な舞踊劇です。踊ってみたかったなぁ、こういう作品。勘三郎さんを思い出しながら見ます。そして愉快な女性が芝翫さん。アハハ、もうね、愉快愉快。楽しい舞踊でした。
休憩時間はそのまま席に座ってました。そして最後の演目が始まります。
三、籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)、三世河竹新七 作
序幕
大詰 吉原仲之町見染の場より
立花屋二階の場まで
佐野次郎左衛門:中村勘九郎
兵庫屋八ツ橋:中村七之助
兵庫屋九重:中村児太郎
下男治六:中村橋之助
兵庫屋七越:中村芝のぶ
兵庫屋初菊:中村鶴松
遣手お辰:中村歌女之丞
女中お咲:中村梅花
若い者与助:中村吉之丞
絹商人丈助:大谷桂三
絹商人丹兵衛:片岡亀蔵
釣鐘権八:尾上松緑
立花屋女房おきつ:中村時蔵
立花屋長兵衛:中村歌六
繁山栄之丞:片岡仁左衛門
勘九郎さん、良い演技です。またまた勘三郎さんを思いながら見てました。そして七之助さんも良い八ツ橋です。以前は玉三郎さんが演じてました。しかし、その前は歌右衛門さんの独占場だった。それを福助さんに伝授。そして、玉三郎も。玉三郎からは七之助へ。良い演技の継承。
花魁道中という華やかな舞台から始まり、そして、最後は殺してしまう。まさかまさかの展開に本当になんていうお話なんでしょう。「よく切れるなぁ」というセリフが不気味。勘九郎さん、立派になったなぁ。