「秀山祭九月大歌舞伎」じゃ。
夜の部は「通し狂言 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に玉三郎が乳人政岡役で出演。
通し狂言ですから、次の演目を。
花水橋
竹の間
御殿
床下
対決
刃傷
仁木弾正は、中村吉右衛門
細川勝元は、市川染五郎
荒獅子男之助は、尾上松緑
八汐は、中村歌六
沖の井は、尾上菊之助
いい役者が揃ってますから、場内は満席!
いつも東銀座駅を出てすぐの地下街でお弁当を買うのだが、今日はいつも買ってるお弁当が売り切れで、MAISENのサンドイッチにした。
さて、玉三郎の政岡はどうかというと、いやぁ、本当にこの役がピタッと合ってます。
自分の息子が亡くなってしまうところ、もうね、見てる方も涙、涙ですよ、ホント。
ストーリーがわかっていて、次にこう言うってのもわかってるのに、その場がくると、みんなジーンと来ちゃうんですね。
ところで、前にも通し狂言で見たのだったろうか?
吉右衛門の仁木弾正が、なんというか、ブルッとするほど良かった。
勘三郎、団十郎、三津五郎が亡き今となっては、幸四郎や吉右衛門には長生きして頂きたく。
染五郎は、あんなに大きな怪我をしたことがウソのように良い役者に成長しています。菊之助もいいですね。次が楽しみな歌舞伎です。