「第8回 えちご・くびき野マラソン」です!
50kmの部にエントリーしています。
5時起床。
私、実は朝が弱いのです。
ダンナに電話をしてもらって起こしてもらうと、あらら、声が出ない。
電話の向こうでダンナが「もしもし、もしも〜〜〜し」
私は「ハイ」と言ってるのに、空気のような「ヒュー」といった音が伝わるばかり。
それが声だとわかると、
「エー、そんなんで走るの?」
「喉以外は大丈夫だから・・・」
ホント、それ以外は元気でございます。喉が痛いだけ。
ロビーで待ち合わせた皆さんに「おはようございます!」
「オ・オ・オヤマさん、ど・ど・どうしたの?その声」
「声が出ないんです〜〜〜」
うーん、相変わらずの健康管理が出来ないわたくしでございます。
おやじランナーさんの車に乗せて頂いて、シャトルバスが出る「リージョンプラザ上越」に参ります。
50キロの部のスタート地点は「うみてらす名立」です。
そこまではシャトルバスが無料で送迎してくださいます。おおよそ30分ほどかかります。
大会事務局に「シールが入ってなかった」ので、もらいに行きますと、
「あらら、風邪ですか?」とな。
「ハイ・・・」私。
すると、トローチをくださいました。事務局の皆様がとても暖かく、
「無理しないでくださいね」
「ハイ!」
いざいざ、バスは名立に向かってGo−!
右手に日本海が見えます。
ここを走るんですね。
7時にはスタート地点に到着したでしょうか。
8時半のスタートには、十分な時間があります。
また、おにぎりやバナナを食べたり、記念の写真を撮ったり、なんともまぁ、なごやかな雰囲気で、これから50キロ走るという悲壮感はまるでありません。
50kmの人だけに配られるという鉢巻きを頭に巻いて、イザイザ!
本日の天気は「午後から雨」とな。
しかし、もうパラリと来ています。
念のため用意したカッパを持つことにしました。
それほど気温は低くはないから、カッパを着ると暑くなるかも。その辺の調整が難しいですね。
こちらのトイレの数は多くて、トイレ待ちは全くありませんでした。
しかも、綺麗なトイレで助かります。
これ、女性は本当に大変な問題なのであります。
女性50kmの部のエントリーは、109名のようです。
そして8時半のスタートが来ました。
皆さんと一緒にカウントダウン!
本日、ここに立てたことに感謝します。
3・2・1・ワーーーー!
長い旅が始まりました。
ゆっくり入ります。
最初は、ゆっくり、ゆっくり。
クマさんは、三度笠です。
その出で立ちは実に格好良くて、そうして目立ちますから、ランナーから、そして沿道の応援の方からもヤンヤの喝采です。
今日は風が強くて、時々、三度笠を押さえないといけないようで、クマさんのように走力がないと難しいでしょうね。
私は最初はキロ7分程度で入ったでしょうか。
本日の目標は、ただただ「完走!」ですが、もしうまくいったら5時間半というのが2つ目の目標です。キロ6分半で走ることになります。ま、そんな記録よりもランを楽しみましょうゾ!
沿道に人が大勢います。
小雨が降る中、どのお宅からも人が出ていて、暖かい声援を送ってくださいます。
その応援の多さは、東京マラソンにも匹敵するのではないでしょうか。
すばらしいです。
そして、さらにすごいのは、皆さんが名簿を持っていて、ゼッケン番号を見ては名前で声援してくださいます。名簿には「東京都」と書いてありまして、
「東京から〜、わざわざ、はぁ〜」と言ってくださって、本当に嬉しい。
いくつかのエイドでは、エイドに入る前に、マイクでゼッケン番号を読み上げていて、エイドに入った途端に「オヤマさん、お疲れさまです」と声を掛けてくださいます。名前を直接呼ばれて応援されるって、とても嬉しいです。ありがとうございます。
エイドはとても充実しています。
バナナ、オレンジ、レモン、チョコレート、飴、etc…。
そして何といっても、おにぎりが美味しい!
さすが米どころです。
バクバク食べて、両手にも持って、走りながら、食べながら。
午前中は降ったり止んだりだった雨は、午後からはシトシトと降り始めました。
私は持参したカッパを着ることに。
おやじランナーさんとmarukoさんは、サブフォーランナーですから、私よりずっと早いのですけど、時々、待ってくださって、一緒に走ってくださいました。
坂道では、marukoさんのパワー全開!
力強い走りはさすがです。
25キロまでは、今日は調子良いか?なんて思いましたけど、やはりその後はボロボロになりつつ、なんとか完走しました!
記録は5:32:54
ネットタイム:5:32:36
ラップタイムは次の通り。
5km:32:21
10km:30:46
15km:29:45
20km:(計測忘れ)
25km:1:06:01
30km:33:40
35km:33:07
40km:37:06(坂道がありました)
45km:37:58(坂道がありました)
50km:32:05
この大会の100キロの部は、峠が5つもある難コースです。
高尾山を4つ、5つ走る感じ。
今の私には太刀打ち出来ませんが、いつの日か走ってみたい。
さてさて、この大会のすごいのはボランティアの力です。
ゴールすると、地元中学生らが、甲斐甲斐しくお世話をしてくださいます。
完走のメダルをかけてくれて、
「毛布はいりますか?」「ハイ、ください」
「飲み物はいりますか?」「ハイ、お願いします」
そして椅子に誘導され、
「何か食べますか?」「うどんお願いします」
その間に、ゼッケンをはずしてくださり、預けていた荷物を持ってきてくれます。
本当にいたれりつくせりで、中学生の動きはとても良くて、嬉しい。
ボランティアの皆様、ありがとうございます☆
途中のエイドも、ご年配の御婦人が担当してくださっていて、暖かい声を掛けてくださいます。
街全体がこの大会を盛り上げています。
これはまた来たくなる大会ですね!
この大会は、2年に一度しか開催されません。
次は2012年。
また来ます!