読書:ウェブ進化論

「ウェブ進化論」梅田望夫・著。

ブログとかPodcastとか、そういったことを総称して「Web2.0」と言われている。それは、その世界にいる人間にとっては、すでに感覚として捉えていることだが、いかんせん、そうでない方々に「これ」と伝えるのは難しい。
それを「こちら側」と「あちら側」という言葉で表現する。わかりやすい。
「あちら側」を説明するためにグーグルという会社を出し、「こちら側」としてマイクロソフトを出しての対比がわかりやすいのだ。

著者は私と同い年。だが、私よりもはるか前の中学生時代からコンピュータに接し、インターネットに驚き、その後、シリコンバレーに移り住む。

ニューヨークにテロがあった2001年9/11を人生の折り返し地点と定義した。
「人生の折り返し」を考えた著者は、「次の世代」に向けて、いろいろな事を始める。そして、昨年からは「はてな」の取締役に就いた。
この本を読んでいると、Webの次の世界に「ワクワク感」をおぼえるとともに、私も「がんばるぞ」というような気持ちがわく。

著者のブログはこちら。