「武山米店」国の登録有形文化財に指定

気仙沼市魚町1丁目の「武山米店」が国の登録有形文化財に指定されたそうな。気仙沼で3件目らしい。すばらしい。
 1件目:角星(魚町2丁目)
 2件目:男山本店(魚町2丁目)
 3件目:武山米店(魚町1丁目)

いずれも魚町だ。魚町は1929年(昭和4年)の「気仙沼/昭和の大火」で、ほとんどが焼失してしまった。オヤマ家も全焼した。
「武山米店」はその後、1930年に気仙大工の手で作られたそうな。

読書:日産を甦らせた英語

「日産を甦らせた英語」安達洋・著。

安達氏は、企業の英語力をつけるための仕事をしているが、私のように、当面は仕事に英語が必要ないように思っちゃってる者にも参考になる。私も「英語力をつけたいな」という願望はある。
IT系の仕事に従事していると、最新技術は英語で公開されるケースが多いので、実は切実な問題で「願望」などと言ってる場合ではない。

安達氏は、バッサリと「どんなに日本人が努力しても、ネイティブな人達にかなうわけがない」と切り捨てる。そういうところで競うのではなく「仕事に使うための英語」を考えることと言う。おっしゃる通りだ。

それから大事な事は「スピード」だ。スピードは、一人でやっていてはドンドン自分の心地よい「ゆっくり」になってしまう。その辺をフォローしていくのが、グループ学習であり、講師が「スピードを上げるように指導していくことが必要」としている。私はプログラミングを勉強しているが、同じことが言える。自分の「ゆっくりペース」になっている。これでは、いつになっても仕事では使えない。たしかにそうだ。

それでなくてもビジネスマンは忙しいが、「忙しい」を言い訳にしないこと、とグサリとくる言葉を述べている。
これもその通りで、私よりもはるかに忙しい人が、私より短期間に新しい技術を習得しているのだから、「忙しい」ことを言い訳にしては、「何も出来ない」と音を上げているようなものだ。その対策としては、細切れな学習を提唱している。たとえば1日5分しか時間が取れないとしても、10日あれば50分になる。そういうことだ。

私はTOEICを受けたことがないんだけど、一度、受けてみようかな~。
いつの日か、アメリカで暮らしてみたいという夢は持ち続けているわけだし。