気仙沼では短時間ずつしか眠れなかったし、掃除&介護でなれない肉体労働したから、帰りの新幹線は熟睡。東京に戻っても、時差ボケのようになっていて、少し辛い。
月: 2003年8月
近況
かっつ、喜市君、ふみのり君と南町の「実のり」で飲む。バンド連中なので、いくつになっても、趣味の話で楽しい。次のライブは秋に開催されるらしい。なんだか東京住人よりも気仙沼の方がバンド活動は充実していると思う。
この数日、Macを開くことさえも億劫になり、メールのチェックも怠った。
介護はエネルギーを吸い取られてしまうんだなぁ。
唐桑(からくわ)のお寺まで
おば(父の妹)が嫁にいった唐桑のお寺に遊びに行く。父が元気な時には、夏/冬には必ずドライブしたんだけど、病気になってからは足が遠のいていた。
お寺は広いので「父は歩けるかしらん?」と不安に思ったが、意外にも父はスイスイと歩いて、皆を驚かせる。狭い場所は「ぶつかるかもしれない」と思って足がすくむらしい。足が悪いわけではなく、脳の病気だから、そういうものか。
久しぶりに見る従姉妹がデカくなっているのには驚いた。女子大生と女子高生になった。
気仙沼みなと祭り
うちの前をパレードが通り、目の前の気仙沼湾ではカッター競争があり、夜になると、祭り囃子と花火を見ることが出来る。
家の前に椅子を出して座っているだけで、祭り気分を満喫出来る。いい場所なのよ。朝から父を座らせて、時々、トイレに連れていって、また座らせる。
父は沿道を通る多くの人に声をかけられ、気を良くしている。今年の花火は、秋田の大曲の花火職人が来ているとかで、最後の方はいつになく盛大だった。父も私も浴衣を来て、やっぱりオヤマ家は祭りが好きだなぁ。
弟一家が横浜から到着
父は数年前に脳梗塞を煩ってから、歩行が困難になり、今年は相当、悪化している。私がいつも寝てる部屋は弟一家(子供3人いる)に明け渡し、父と母と川になって寝た。
すると、、、1時頃に寝て、3時に起こされ、5時に起こされ、7時に起きた。2時間ずつしか眠れない。母は、これが毎日、続いているらしい。介護は、相当にエネルギーを要する。
同じ時刻に2階では、姪っ子(8ヶ月)が泣き声をあげていたから、赤ん坊をかかえた皆様も大変なんだなぁ~。
気仙沼みなと祭り
父を車椅子に乗せて、弁天連のお神輿を見に行く。斉吉のお父さん達が寄付をして作ったので「見にだいん(おいで)」とお誘いがあった。父は、久々に外に出て、みんなから「社長さん、お久しぶりです」などと挨拶されて気を良くしている。