MacOS Xで便利なもの

昨日はMacOS Xの嫌な面ばかりを書いてしまったが、いい面もある。例えば…

1.システムがフリーズしない

使い初めてから、一度もフリーズしていない。個々のアプリケーションを「強制終了」したことは何度もあるが、フリーズはない。これは、すごいことだ。快適だよ。

2.カラム表示はよい

あんなに大好きだったアイコン表示をやめ、「カラム表示」に統一した。これがいいんだよね。あとは「ラベル」(ファイルやフォルダに色を付ける機能)を復活して欲しいんだけどなぁ。

3.ネットワーク

サーバ接続や、別のネットワークへの切り替えが非常に簡単だ。私はノート型パソコンを利用しているので、会社と自宅でネットワークを切り替える必要がある。あらかじめ「会社用」と「自宅用」を設定をしておき、「アップル」メニューの「場所」から選ぶだけ。処理も速い。

4.きまったものはきまった場所に

MacPower誌の中でバスケ氏が「MacOS Xはきちんとさんだ」と書いていて、うまい言い方をするなぁと感心している。「きちんとさん」ではないMacユーザが、MacOS Xに移行する時に最初に感じる違和感がこれ。「もう、散らかしてはいけないのか?」と叫びたくなる。

しかし、決まりに従って、あるべき場所に置くことを心がけてみると、整頓されたウィンドウが気持ちよい。カラム表示を標準としたので、整然としていくんだよね。まぁ、まだ1ヶ月程度でなんとも言えないが、整理されたデスクトップは、新しい部屋を借りて引っ越したばかりの、「これからは部屋をきれいに使おう」と思う、あの感じが、少しの間、継続しているようにも思える。

ま、それ(部屋をきれいに使おうという意識)は、たいがいは1~2ヶ月の間に、もろくもくずれさり、あっという間にグチャグチャになるので、これはもう少し様子を見るとしよう。

MacOS Xに慣れたとは言うものの…

やっとMacOS Xに慣れてきた。使い始めて、2/5頃からメインにしたから、まだ1ヶ月は経っていないが、だんだん、しっくりと馴染んできた。けど、まだ快適とはいいにくい。例えば…

1.処理を待つことが多い

なにかの拍子に処理中の丸アイコンがグルグルとまわっている。幸い、別のソフトを起動出来るから、別の処理をして待つことは可能ではあるが、そこで思考回路が止まるのは嫌で、そのまま画面をにらみつけてしまう。Cocoaアプリケーションになったら、これは回避されるのだろうか?

2.誤ってDock上でクリックしてしまう

(Dockを右側に表示している) ウィンドウをリサイズしようとして、誤ってDockのボタンをクリックすることが多い。すると、何かのソフトが起動する間、待つことになる。

3.マウスの動きがしっくりこない

Macと言えばマウス操作(だと思っている)。一つボタンが大好きで使っているのだが、その動きが、ほんのわずかに遅い。「遅い」という程遅いわけではないが、OS9のようには、しっくり来てない。よって、マウスを持つ手に力が入り、疲労感がすごい。(開発者は、あまりマウスを使っていないのだろうか?)

4.文字はやっぱり読みにくい

最初に一番違和感を感じたアンチエイリアスがかかった文字だが、意外にもこれには慣れた。いいとは思えないが慣れた。不思議~。

SNAX1.2.4(シェアウェア30ドル)

2月のTMUG例会で会長のトネさんが紹介してくれたソフト。OS XのFinderで「使いにくいなぁ」と思っていたあらゆる部分を解決してくれて嬉しい。特に[新規フォルダ]を作成する時に、「コマンド+Nキー」が使える。(OS Xは、これをコマンド+shift+Nキーにしちゃったんだよね)

逆に標準Finderにはあるのに、SNAXにない機能は「アイコン表示」。これを犠牲にしたくない方にはお奨めできず(内蔵HDなどもアイコン表示されない)。

で、感想は、今日いちにち使っただけで止められなくなった。う~ん・買っちまいそうだな。

PumatechはMeetingMakerとライセンス契約

MeetingMakerはスケジュールソフト。実にシンプルで、かつネットワークで共有でき、クロスプラットフォームという優れたソフト。日本語版がないので、なじみのない方も多いかと思うが、良いソフトである。最近はグループウェアソフトに押され気味の感があるが、SF MacExpoでも元気に出展していた。今年の後半にはMeetingMaker7.1を予定しているようだ。

MOTU828のトラブル原因は設定ではないらしい

購入してから、ず~~~っと、悩みっぱなしのMOTU828の音が出たり、出なかったり問題だが、どうやらMacの設定の問題ではないらしい。

先日、うまくいっていた設定で試すがダメだったので、ダメもとで、DigitalPerformerを起動したままケーブルを抜き差ししたら、うまくいった。う~~~~ん。一度、うまくいくと、その日はず~っと調子がいい。なんか、 私のPowerBook G4 固有の問題のような気がしている。

(本来、この機材は、FireWireケーブルを差し込むだけハードディスクレコーディングが出来るというユーザーインターフェースのやさしさといい、機能的にも充分に満足できる逸品なのだ・・・が・・)

ASUG Conference in PAGE 2002

池袋・文化会館でPAGE 2002が開催されている。

その中で、AppleScriptUserGroupによるConference(無償)が開催された。新居さん、市川せうぞーさん、2人のデモを拝見。デベロッパーに配布されている「AppleScriptStudio」というのは、それが単体のソフトではないということを説明。

「Interface Builder」と「Project Builder」を使って記述していく。それでCocoaアプリケーションが作れてしまうんだ。Cocoaアプリケーションは、JavaかObjectivCで記述する、と思っていたら、ここのAppleScriptStudioが登場したというのは意味深いよね。なんかプログラミング(C/C++)がわからなくても作れそうな気分にだけはなる。実はそうはやさしくないと思うけど。

PAGE2002には顔を出さずに帰ったが、結構、賑わっていた。印刷業界、デザイン業界にMacは強いんだなと実感。