「十七番地」さんに行きましょう。
投稿者: oyama
読書:絵本 湾
気仙沼に住む千田基嗣さんが執筆した「絵本 湾」が届いた。先日、妹であるチダさんにお金を払っている。1,500円。思うより早く届いたので驚く。
そして、その内容もまた良い。絵は気仙沼に移住した山本重也さんが担当している。気仙沼の絵だ。こちらもまた素晴らしい。
「イーストリアス オンラインストア」さんから、お買い求め頂けます。ぜひ、お手に取ってご覧ください。
歌舞伎座:壽 初春大歌舞伎(昼の部)
歌舞伎座です!
今日のお席は、東3の1番。東桟敷席。お隣の席(東3の2番)は空いていた。ゆったり座る。
今月は「松竹創業百三十周年、壽 初春大歌舞伎」だ。
一、寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)
曽我五郎時致:坂東巳之助
曽我十郎祐成:中村米吉
大磯の虎:坂東新悟
小林朝比奈:尾上右近
化粧坂少将:澤村宗之助
八幡三郎:澤村精四郎
近江小藤太:中村吉之丞
梶原平次景高:大谷廣太郎
梶原平三景時:松本錦吾
鬼王新左衛門:市川中車
工藤左衛門祐経:中村芝翫
いろいろ問題がある芝翫さん、元気に登場しハツラツとした演技。この演目は通称「対面」といい、初春に演じられている。兄弟の兄(5歳)と弟(3歳)が18年後に父の仇を討つという逸話に基づいている。仇討ち三大(「赤穂浪士の敵討ち」「曽我兄弟の敵討ち」「伊賀越の敵討ち」)のうちの一つ。250年に渡り、あらゆるところで演じられている。坂東巳之助、中村米吉、坂東新悟の3人は昨年までは「新春浅草歌舞伎」に出演していたが卒業し、今年は歌舞伎座に出演しているのだそうだ。舞台は、いたるところに工藤家の家紋「庵木瓜(いおりもっこう)」が記されている。
二、陰陽師(おんみょうじ)
夢枕獏・作、今井豊茂・脚本(大百足退治)、戸部和久・脚本(鉄輪)
<大百足退治>
藤原秀郷:尾上松緑
大蜈蚣の魂魄:坂東亀蔵
永薙姫:中村魁春
休憩が入る。
<鉄輪(かなわ)>
安倍晴明:松本幸四郎
源博雅:中村勘九郎
徳子姫:中村壱太郎
呑天:大谷廣太郎
蜜夜:市川笑也
蜜魚:澤村宗之助
海老:澤村精四郎
青牙:市川青虎
暗妃:市川笑三郎
赤鬼:市川猿弥
藤原兼家:市川門之助
蜜虫:市川高麗蔵
蘆屋道満:松本白鸚
夢枕獏さんが39年前(1986年)に執筆しシリーズ化した「陰陽師」は700万部以上発行しているそうな。昨年は映画「陰陽師0(ゼロ)」が上映された。
歌舞伎は2013年9月歌舞伎座で上演された。市川染五郎(現在の松本幸四郎)さんが安倍晴明を演じた。能の「鉄輪」が元になっている。今回、松本白鸚さんは座ったままの演技だった。調べると82歳だ。その昔、中村歌右衛門さんの最後の舞台も座ったままだったことを思い出す。
休憩。トイレに行く。
三、玩辞楼十二曲の内 封印切(ふういんきり)、恋飛脚大和往来
新町井筒屋の場
亀屋忠兵衛:中村扇雀
丹波屋八右衛門:中村鴈治郎
傾城梅川:片岡孝太郎
肝入由兵衛:寿治郎
阿波の大尽:桂三
槌屋治右衛門:中村東蔵
井筒屋おえん:中村魁春
大阪の廓が舞台。見せてはいけない金を見せ、そして渡してはいけない金を渡してしまう。そのやり取りが何とも言えない。残りの金を持って、二人でどこかに向かって旅立って行くところで舞台は終わる。
舞台が終わったのは、15時48分頃。急いで写真を撮る。
「中村扇嘉(せんか)」さん。初代・扇嘉さんだそうです。中村鴈洋さんだった方。名題昇進でございます。
「市川段一郎」さん。佐藤健次さんだった方。名題昇進でございます。
「中村蝶三郎(ちょうざぶろう)」さん。名題昇進でございます。
もう次の方々が入る準備をして表で待っている。記念の写真を撮る。
この後、赤坂見附か四谷あたりまで歩こうと思ったのだが、道を誤り、何か同じところをグルーっと回ってしまい、さっき、見たはずの「国会議事堂前駅」にまた来てしまった。ガク。ここから電車に乗って帰ります。次は地図を見て歩こう。
れすよし@新中野
ラ・パウザ@新宿三丁目
「ラ・パウザ 新宿伊勢丹前店(La Pausa)」さんでダンナと待ち合わせ。初めて、昔、喫煙だった場所に入る。今は全席・禁煙。
私は期間限定メニュー、包み焼きパスタ(とろたまベーコンのロゼクリームパスタ)、1,380円。麺は半分にして頂いた。
あじいち@新中野
お昼にたくさん食べて、お腹がすかない。「あじいち」さんに、いつもより遅い時間、19時で予約した。「席はどこでも良いです」と伝えてある。久しぶりに入り口近くの席。
皇記@四谷
驚いた! 少し早めに行ったのに、もう、ほとんどの方がいらしている。いやぁ、驚いた。お金も集めて頂いている。すみませーん。持参した参加者リストを渡し、それに印を付けて頂く。
11時半に開催。まだ、いらしていないのはお一人だけ。すみません、先に始めましょう。参加者は13名。5,000円で飲み放題付き。
最初はビールお願いします! カンパ〜イ!(写真撮り忘れ)。最後のお一人も到着。改めまして、カンパーイ!
本日のデザート(写真撮り忘れ)。
お茶して帰ろうと言うことになり「サンマルクカフェ」さんでコーヒーを頂いた。
皆様、本当にありがとうございます! 楽しい会になりました!
織田フィールドへラン!
内藤新宿300RCの皆さんと「織田フィールド」に集まる日。
私は足を負傷していて走れない。直接「とんかつ代々木庵」さんへ。歩いて向かう。
イシイさんも到着。イシイさんは最初っから「熱燗」。
美味しいです。楽しかった。お二人は二次会へ。私は帰ります。お疲れ様です。
ゆずのたね@新中野
夕食は一人。「ゆずのたね」さんに行きましょう。
こちらで働く若者が東京マラソンに出場される。私が応援している場所を示し、そしてお名前を伺う。今年はバッチリ会えると良いなぁ〜。
美味しいです! また来ます!
映画:サンセット・サンライズ
久しぶりに映画館で映画です!
「サンセット・サンライズ」だ。気仙沼が撮影の現場。抽選に申し込んでいた。前日にローソンでチケットを受け取る。
座席は、M列7番と8番。
もうね、気仙沼弁が炸裂です。「おだづなよ〜」は「こういう意味」ってセリフが入るけど、「らっつぁねぇな」なんて何の説明もないから、皆さん、わかっただろうか?
出てくる場面は知らない場所ばかりで、我が魚町は出ない。どうやら唐桑や大島のようだ。そして大船渡市。
ストーリーも良いですね。そして笑いが会場全体に広がります。楽しい映画です。もう一度、観たいなぁ。
映画の後に舞台挨拶。写真を撮っても良いそうです。ただし「プロの撮影の前後にしてください」と注意が入る。
舞台挨拶では、中村雅俊さんが「(映画で)初めて宮城弁でしゃべった」そうで、「女川出身だから宮城県の言葉は大丈夫だと思ったのだが、実は難しかった」と話す。女川と気仙沼では言葉が違うよね。役場の人も宮城出身者、小日向文世さんは「元・付き人」だったそうな。初めて同じ作品へ出演したそうで「エンドロールで、名前が並んで出てくるのは初めて。特別な思いでした。すごく嬉しくて、最後のタイトルを見た時、あぁ、小日向と俺が映ってる」と話した。
井上真央さんは「腹巻とかももひきがすごく似合ってて」と話す。そうそう、似合ってました。
岸善幸監督も「魚のさばき方とかを地元の漁師さんと一緒にやっていくうちにどんどん漁師に見えてきた」と話す。
三宅健さんはすっかり気仙沼の若者になっていた。脚本の宮藤官九郎さんも「気仙沼の人だと思った」そうだ。三宅さんは「モモちゃんへの思いは、それぞれ強い」と話す。質問で「飲み会はアドリブあったのですか?」と聞くと「ない」そうで、全部、脚本通りだったそうです。自然だったもんね。
岸善幸監督は「現場も笑いがいっぱいだった」と楽しそうに話す。
菅田将暉さんは最後に「気仙沼にも足を運んで頂けると嬉しいです」と話してくれた。ありがとうございます!
舞台挨拶の後。右端は監督の岸善幸さん。左端は脚本を書いた宮藤官九郎さん。
14時半を過ぎていました。昼食は食べずに帰ります。良い映画でした。