読書:ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人

「ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人」荒井玲子・著。
ソフトウェア開発 で伸びる人、伸びない人

「技術者」あるいは「技術者になりたい人」には、コミュニケーションが不足している人が多いように見受ける。

この本から引用すると、

コミュニケーションに問題がある技術者は、仕事に即支障がでてしまいます。

技術力が高くても、それだけでは仕事にはならない。
技術力とともに、コミュニケーション力が必要。
最近の女性は、この両方を備えた方が増えているように思うのは気のせいか?

伸びる人の7つの要素
1. 言語力
2. 目的指向
3. 構造力
4. 日々の習慣
5. 人との関係
6. 美的センス
7. プロ意識

あれ、これって、ソフトウェア開発だけではなく、他のあらゆる業種にも言えることではないかしらん。

「楽しくなければ仕事ではない」という、楽しさを最優先する最近の風潮に、私は疑問を感じます。それは、「楽しい仕事というのは誰かが与えてくれるもの」という受動的な考え方が垣間見えるからかもしれません。
もちろん、ソフトウェア開発者にとって仕事の楽しさは重要です。しかし、プロの技術者は、最初に楽しさを求めません。最初に求めるのは仕事です。楽しさは重要ですが、必須条件ではありません。

ここに私も同調した。というのは、新人採用の面接で「質問があるか?」と聞くと「楽しさ」について聞かれることがある。

「楽しさ」は人によって異なるし、それは自分で作るものだと思っているから、「あなたの楽しさなんか私は知らないよ」と言うと(もうちょっと優しく言うけど)驚いた顔をする。

「仕事の楽しさ」は、やり終えた充実感や達成感であり、それをまだやってもいない新人に熱く語ったところで温度差が広がるばかり。テか「自分で自分の幸せを探せ」、「幸せはつかみとれ」と言う。
「頭で考えるよりも、まずは身体を動かせ」だ。それって古いかしらん?

それで、私自身は、結構、幸せにやっている。

新年度スタート

テレパスは3月決算じゃないから、会計的には4月は新年度じゃないけど、お客様の会社の多くが新年度だから、やっぱ4月は新年度と呼んでいるわけだ。

テレパスにも新人が入りましたよー。
久しぶりに女性ですぅ。待ってました。
ともに歩みましょうゾ。

マラソン完走クラブ(4回目)

マラソン完走クラブ」の練習会「第23回 駒沢公園ランニングクリニック」に参加した。

本日の「駒沢公園」は満開の桜が美しい。
朝から場所取りの人々が青いビニールシートを広げている。
駒沢公園の桜

練習会に参加している、って言うと、かなり練習をこなしているか、と思われるかもしれないが、実は荒川のフルマラソンの後はまともに練習してない。

意思が弱いので一人では練習不十分。人と一緒に走ることでモチベーションアップをはかっているってわけだ。

今日は「ゆっくり走ってフォームを見直そう」というテーマ。3つのグループに分かれて走る。いつもはタイム別だが今日は「ゆっくり」なので、血液型で分かれてみると、意外にもきれいに3つに分かれ、私はスタッフのエビちゃん選手組(A型チーム)。

ところがこの組だけペースが速かった。
2kmを3周するだけで、あたしゃ、かなりヘトヘトになる始末。
おまけに本日は、初夏のような暖かさ。

次は出身地別に分かれて、あと2周する。階段の上りも取り入れる。最後には全力で走ったりする。いい汗かきかました。ハイ。

それにしても、、、私って、こんなに足が遅かったのねー。もう随分とまともに運動してないんだからしょうがない。ま、ボチボチ参りましょう。

今日で3月はおしまいかー

年度末・最後の日。
毎年、この日は仕事している。1年で一番忙しい時期。

平日のランチ時は混んでいて入れない「セラヴィーナガノ」に、13時を過ぎてから行ってみた。5分くらい待ってから中へ。テレパスの事務所から近いが裏通りの、しかも地下にあるので目立たない。

フランス料理のランチが1260円で食べられるので、いつも混んでいる。今日は土曜日、ゆっくりと頂いた。おいしゅうございました。女性客が多い。女性は食い意地が張っているよね(アタクシも)。
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夜は小太郎と、うたたね。
小太郎が守っている「赤いもの」は犬用の「コング」。
小太郎の大事な宝物でこれを見張っているわけだ。
「取らねーよ、小太郎の宝物なんか」と言ってるが、人の話を聞かない。

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吉例:テレパスお花見2007

朝は雨が降り天気を心配したが、その後は天気予報通りに晴れた。

いつもの四谷へGo-ー!
四谷駅近くの「外濠公園」
外濠公園の夜桜

桜は満開。だが、、、今夜は風が強くて寒いっスのー。
こんな乗り物?子供の遊び場?があって、それに乗ってはしゃぐ大人達であります。
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こーんな感じ。
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二人乗りするやからもあり。
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私も乗ったよ。これ、楽しいー。

PHP:csvファイルから読み込み

本日の東京は暖かい。春を通りこして初夏の陽気。桜は満開。

昨晩、いろいろ試していたPHP(csvファイルから読み込んで表示するPHP)は、自分としてはかなりシンプルに書けたと自己満足〜。

ところが、、、「Web creators5月号」の92ページにシンプルな記述例が掲載されていた。ギャフン。最初っからこれを見ていたらあったいう間に出来たのに…。回り道したけど、ほぼ同じ書き方だから、ヨシとしましょ。

$data = file_get_contents('sample.csv');
$lines = explode("n", $data);
foreach($lines as $line) {
$data = explode(",", $line);
}

私はこれにlist()関数を利用して、複数の変数に値を代入してみた。

list($date, $title) = explode(",", $line);

次は入力部分の実装だワン。

読書:UMLは手段

「UMLは手段」荒井玲子・著。
UMLは手段

「UMLは手段」と「アーキテクトに未来を賭けた」の2部の構成。
どちらかというと、技術者向けというよりは導入決定者や、「なぜ社内にアーキテクトが育たないのか」と思っている私のような立場(経営者とかマネージャ)が対象かと思う(リファレンスではないので技術者には、物足りないかもしれない)。

ってことで私にはわかりやすかった。文書はスッキリと読みやすい。

第1章が「なぜUMLで失敗するのか」ですからね。
設計の時に利用したとしても、現実にはドンドン仕様は変わり(膨らみ)、納期には追いまくられて、ドタバタとシステム構築する、それが現場の声だ。それを打破するために、いろいろなツールがある。けれどツールを利用すれば薔薇色といはいかないことよくよく書いている(おそらく管理者向けに)。

勝ち組に共通する成功パターン
・目的を明確化する
・企業ニーズに合わせた適用と技術者を育成する
・企業ニーズに合わせたUML表記のフィルタリングをする

2部は「アーキテクト育成」の話。
アーキテクトに向いている人とそうでない人を見極める力が、要求される。そこの見極めが良くないうえに、育成する手段が間違えているから、アーキテクトが不足している(ようだ)。

正しいアーキテクト候補とは(メインフレームの技術者が多い企業では)
・ミドルの開発経験がある技術者
・保守開発の経験がある技術者

マラソンの写真

大きなマラソン大会に出ると「プロが撮影した写真をネットで販売する」というビジネスが展開されている。

あたしゃ、マラソン大会には一人で出場しているので、自分が走ってる写真って持ってないから、ナンチューか、見ると嬉しいわけ。ものすごーく自己満足な世界なんだけど(^-^)。

以前、谷川真理マラソン大会の時にこのサービスで1枚写真を買った。結構、高いのねー。これが。旅先の記念写真みたいなモン。

荒川マラソンでは、この種のサービスのチラシが5枚も入っていて、ちょい安いのもあるから、イソイソと自分チェックをしたわけだ。

   へ・・・?

   ない・・・。

   なんか、アタシ、いない。。。

(あのマラソンは夢だった、ってことないよね? マジに探す)

サービスごとに、いろいろな表示があって、グロスタイム順だったり、ゼッケン番号で検索出来たり。5つのうち1つのサービスは、「まだ準備が整わず、4/4頃の公開」となっていたし、一つは閲覧がよくわかんないシ。

で、やっとこさ、1枚だけ見つけた! いたいた。
前回も購入させていただいた「All Sports Community」さん。こちらはゼッケン番号検索がわかりやすく、写真もきれい。ただ高い。

うーーー。でも、初めてのフルマラソン記念ですから、買っとくか。バカバカー。

読書:若者はなぜ3年で辞めるのか?

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」城繁幸・著。
若者はなぜ3年で辞めるのか?

内側から見た富士通「成果主義」の崩壊」の著者でもある城繁幸の本。
「年功序列」が若者に大きな閉塞感を与えていることを書いている。

この本によると、豊臣秀吉が「奉公構い(ほうこうかまい)」という制度を作る前までは「七度主君を変えねば真の士(さむらい)にあらず」と言われたようだ。それまでは武士と領主の間はどちらかというと対等の契約関係に近かったらしい。
奉公構いとは…

たとえば、ある大名が、自分の許可なく勝手に家臣を辞めた人間を「奉公構い」扱いと宣言したとする。すると、どんなに有望であっても、他家はけっして彼を採用出来ない仕組みだ。

これが江戸時代まで続いたそうだ。

ギュっと縛り付けると、それから抜け出したいと思うのが人情。
けれどもそこから抜け出した先には、いつも「希望」があるわけでもないのではないか。

私はフリーター(派遣社員)を経験した。派遣される会社の、どこもかしこも似ていることに驚いた。会社としての個性がない、と感じた。

「会社の個性をつくる」ことは、「個性」をどちらかというとつぶしてきた日本社会には難しい課題かもしれないが、ここに来てIT企業には増えている(気がする)。

テレパスも「年功序列」ではないし、「次に向かう力」が必要で、呑気な会社員生活を送ることは出来ない。常に刺激がある。しかしながら、小学校から大学まで、他人と同じように生きてきた人達に、それは厳しい世界とも言える。以前(私が創業したボニートという会社の頃)「自分にはIT業界は向かない」と言って辞めた新卒者が、その後、公務員試験を受け直して公務員になったケースもある。「幸福感」は人によって異なる。

著者は日本を代表する大きな企業にいた方だ。そういうところで「年功序列」や「組織が大きすぎてなかなか変えられない現実」に辟易している方がいらしたら、テレパスのような会社に入ってみるのもおもしろいかもしれませんよ(^^)