旧古河庭園

母と一緒に泊まったのは「ソラリア西鉄ホテル銀座」、こちらで朝食です。
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外はあいにくの雨。
今日は一日じゅう雨らしい。
ホテルで傘を購入。長い傘が1つ600円(税込み)。

サ、出かけますゾ。
母の荷物の半分強は宅急便で送り、残りの荷物を持ってイザ。ホテルのエレベーターを降りまして、外に出ます。
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「東銀座」で地下鉄に乗り、「日比谷」で降りて、いったん地上に出て山手線の「有楽町」に移動し、山手線に乗って移動。「駒込」で降りて、そこからはタクシーじゃ。向かうは「旧古河庭園」ですゾ。

事前に葉書を出して応募してあります。
10時半のコース。
建物に着くと、10時半の見学者は私たちの2人だけでした。

他には学生さんでしょうか?
結構、大勢の方がいらしたけれど、そちらは団体予約のようです。

事前に何も読んでいなかったので、iPhoneで検索。
この建物を建てた「古河虎之助」さんは美男子。

そして、慶應義塾普通部からコロンビア大学に進むなど優秀な方です。
こちらは虎之助の邸宅だったもので、「ジョサイア・コンドル」さんの設計による。ジョサイア・コンドルさんの他の建物としては、旧岩崎邸や、三井邸(綱町三井倶楽部)旧島津公爵邸(清泉女子大学)などがある。多くは戦争などでなくなってしまったため、いくつかの残る建物は貴重。

じゅうたんは、壁まで敷き詰められていないのが特徴。理由は、掃除機がない時代に真ん中から端にゴミを出して掃除したから。階段はゆるやかで、着物やドレスを着たご婦人が上れるようにしたらしい。

「特徴は2階にあるんです」と話される。
廊下から見る部屋は洋室のドアだが、実は和室の方が多い。ドアを開けると、小さな廊下があり、その向こうは和室。素晴らしい作りです。

戦争があり、進駐軍が使った時期もあったが、建築した当時のガラスが残ってる箇所がある。よくよく他と見比べてみると違いが、私にもわかる。

庭園は「小川治兵衛」さん。

写真が飾られている。古河虎之助氏が28歳で男爵になった記念の写真。隣にいる奥様は十二単。

そして、大正時代に、なんと!水洗トイレを利用されていた。
お風呂の浴槽は大理石。
五右衛門風呂に近い作りになっている。
お湯はボイラー室があったそうで、この時代に、すごいですねぇ〜。

ここの敷地は9300坪だそうです。
雨が降っていて、庭園散策はしないでしまったが、広いんですねぇ〜。

見学が終了した後は、コーヒーを頂きました。
一杯800円。
私達2人のために、ストーブも付けてくださり、ありがとうございます。
ゆったりしました。
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このドアから外へ出て、
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外は雨です。
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そして、タクシーを呼んでいただき、駒込駅へ。
駒込からは山手線に乗り、東京駅へ。

東京駅にある「山形酒菜一」さんで、蕎麦。
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新幹線の時間まで、まだ少しあるので、お茶しましょう。
Fari-beurre」さんで、母はレモンスカッシュ。
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そして、母は帰って行きました。
あいにくの雨だったけど、楽しかったね!