読書:原稿用紙10枚を書く力

「原稿用紙10枚を書く力」齋藤孝・著。

弟からの勧めで読む。
目次を読むだけでもグッとくる。
  ・書くことはスポーツだ
  ・書くことは考える力を鍛える
  ・「書く力」とは構築力である
  ・文体を身につける

「書くことはスポーツだ」の章では、「原稿用紙に10枚を書き続けること」とある。マラソンのトレーニングと同じで、マラソンもいきなり42km走れるわけでではなく、毎日5km走り続けることから始まるのと同じ。

何にでも言えるよね~。
最近私は「ちょっと忙しくて」と言い訳を見つけて、持続力が足りないワン。

「文体を身につける」の章では「書くことは、吐き出すよりは、エネルギーを溜める。考えを溜めて、自分の中の内圧を高める行為なのである。」なるほど~。

歌舞伎座・昼

4月の歌舞伎座は満席でチケットを取れずに諦めていたんだけど、mixiで譲ってくださる方がいて見ることが出来た。ありがとうございます。

ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)では、中村勘太郎と市川海老蔵が、いい役者に成長しているな~としみじみ思う。2人が子供の頃から見てるもんね。なんか、私も婆さんくさい。

京鹿子娘道成寺では、人間国宝・中村芝翫(なかむらしかん)が「きいたか、きいたか」と言って登場する「きいたか坊主」を演ずるという、襲名披露ならではの配役で客席がわいた。新勘三郎の白拍子花子は舞踊の巧さが光る。娘らしく、そしてリズミカルに、しっとりと、最後には蛇になるという難しい舞踊。六代目・菊五郎はこんな感じだったのかなと想像している。

与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)は、片岡仁左衛門、坂東玉三郎、新勘三郎と当代の人気役者がそろい、これがお目当ての方も多かったのでは?「いやさ、お冨、久しぶりだな」というおなじみの台詞に場内からは「待ってました」の声がかかる。

それにしても場内は混んでいた。おみやげ売り場は身動きが取れないほど。

読書:黄金のおにぎり

「黄金のおにぎり」高橋朗・著。

弟から借りた。おもしろい!
小説仕立てで、楽しみながら「ブランド」について理解出来る。難しいビジネス書と違って身近な題材と、ごく普通の登場人物など、設定がいい。文体は読みやすい。

開店して3ヶ月目の売れないおにぎり屋さんが舞台。
ふとしたアイディアからどんどん「売れる店」になっていく。
現実はそれほど簡単ではないだろうが、でも、やれば出来そうな気にさせる。

「コンセプトの構造」を図で説明している。上から「コアバリュー、パーソナリティ、ベネフィット、ファクト」という階層に分けられる。
 コアバリュー:ブランドが顧客に提供する価値の核心。
 パーソナリティ:ブランドを象徴する人物の人格(個性)
 ベネフィット:ブランドが顧客に提供する具体的な便益
 ファクト:パーソナリティとベネフィットを実現するための事実(仕組み)

弟からは「これを読んだらおにぎり屋さんを開きたくなるかもよ」って(笑)

終盤に気づいたのだが、著者は株式会社マインドシェアの方だ! テレパスはマインドシェアさんと取り引きがあるので、驚いた。

MOSAセミナーに参加

昨日と今日の2日間、MOSAで開催された「nibファイルとCarbonEventの活用」セミナーに参加した。

C言語でMacOS Xのアプリケーション開発する時は、Carbonを使う。でも、Carbonに関する書籍は少ない。
どのくらい少ないかというと、たぶん、日本語で2冊しか出てないと思う。そのくらい少ない。

あとは、アップル社の英語の文章を読まないといけない。進まない。

講師は、私が知る2冊のCarbonの本のうちの1冊「MacOS X Carbonプログラミングガイド」の著者でもある有限会社オッティモの小池さん。説明がわかりやすい。

セミナーに参加したおかげで、頭の中が整理された感じ。がんばろうっと。

読書:渋谷ではたらく社長の告白

「渋谷ではたらく社長の告白」藤田晋・著。

サイバーエージェント社長の藤田氏の著書。女優・奥菜恵さんのご主人で、まだ31歳の若き社長。

将来、何になればいいのか、将来が見えなかった高校生、大学生時代。会社設立のドタバタや、上場後にインターネットバブルが崩壊し、それに翻弄された苦悩をわかりやすい文章で書いている。

まだ31歳という若さなのに、いろいろな経験をされたんですね~。

渋谷ではたらく社長のblog」に掲載中の日記には、おもわずクスリと笑っちゃう楽しい文章で 、こんなに苦労をした方とは思わなかった。苦労を乗り越えた人は、年齢に関わらず、魅力ある人になるね。

5月の歌舞伎座・・・

最悪~。
1月に初めて歌舞伎を見た母は感動して「また見たい」と電話の向こうで訴える。ここんとこ『勘三郎・襲名披露」でチケットが取れないんだってバ。

本日・5月分の発売日。
一般の発売日は15日だが、私は歌舞伎会の会員で2日早く買える。Webでのチケット販売が始まり、電話よりは楽に入手出来る(気がする)。10時を待ってWebを開く。

「土曜日の夜の部で」クリックして、、っと。あれ、空いてるじゃないかい。そっか。襲名披露も3ヶ月目に入るしな~。なーんだ、結構、大丈夫じゃーん。「母と私の2枚分」をポチっとして、実家に電話。「取れたからねー」

と・ころが、、、
あれれれれ、確認のメールを見ると、そこになぜか「舟木一夫」の文字が見える。およよ。

よくよく見ると、「新橋演舞場」とある。れれれれれ~。

もう一度、ホームページを見ると、歌舞伎座の下に新橋演舞場のボタンが。。。ウルウル。間違えてこちらを押してしまったのか。。。

気を取り直して、歌舞伎座をクリックすると、「満席!」3階席が残るのみ。私一人ならば3階席で充分だが、わざわざ気仙沼から来る母に3階席はチトかわいそう。

電話。
「お母さん、やっぱ取れなかった」
「・・・」電話の向こうで残念なため息が。
「カレンダーさ「印こ」付けだのに…」
「また、来月、がんばるからさ、毎月やってんだがら」って、なぐさめになってない。

それよりも、この舟木一夫のチケット、どうしよう~~~。ぐしゅ。

日本女性技術者フォーラム

知り合いから、活躍する女性社長を紹介され、楽しい宴席となった。とてもエネルギーのある方で、私よりも年上だが、そのパワーはまるで10代のよう。お誘いに応じて「日本女性技術者フォーラム(JWEF)」に参加することにした。

「あの~、私、技術者じゃないんですけど…」
「大丈夫、大丈夫」ってことなんで。
「私の会社には技術者がおりますんで」って、わけわかんない事を述べてみたりして(笑)

フォーラムの主旨は、「会社には女性技術者は少ないので、女性が抱える悩みなどを話し合える場としたい」ということのようだ。

また、「日本企業では、技術者としての女性の管理職が少ない。中間管理職に女性を登用していく道筋を作っていきたい」という希望もあるようだ。そのことで、「女性の意識が向上し、やりがいのある職場作りをしていきたい」

私も常々,女性の地位の向上を願っており、主旨に賛同した次第。しかしながら、、、現在、テレパスに女性技術者はいない。女性技術者に魅力のある会社作りをせねば。

規模も実績も違うが、女性でありながら「男性社員の多い会社」の経営の話で盛り上がる。同意見として「男性って繊細よね~・ガハハハハ!」