母に電話

父がなくなってから母は沈みっぱなし。月日が経つにつれ、よけいに力がなくなっているような感じ。

「ゴールデンウィークに帰るから仙台まで遊びに行ってみる?」と聞いたら、「四十九日が終わるまではどこにも出ない」と言ってる。とじこもってる。

「弘前の桜が咲いたね」と話す。母は父と2人で「弘前の桜」を見に行く予定にしていた。2人では心配だから、私も付き添おうかと考えてたわけ。それだけ父が亡くなったのは突然のことだったのよね。

父が愛用したものを「見ると悲しくなる」ので、「何も見たくない」らしい。時が経てば復活するだろうけど、今はそっとしておくしかない。私にも悲しみが伝染して辛くなっちゃうな。

Search Engine Strategies Conference & Expo

新宿NSビル・イベントホールで開催中の「Search Engine Strategies Conference & Expo」に行く。カンファレンスで説明する方々は若い。人が多くて「SEO、SEM」は旬だなぁ~。

興味深い内容ではあるが、カンファレンスの椅子に座るための長蛇の列におののき、ちょっと立ち見で聞いたものの、ブースでお話を聞いた後は早々に退散。

今日は夏のような気温で半袖で過ごす。気持ちいい気候っすね~。

近況

この土日は何もする気になれず。ただただボーっとするばかり。

学校を卒業した23歳から今までの20年間、親の援助を受けることはなかったが、心のどこかで「困った時にはきっと父が守ってくれている」と思っていたんだな~と、父が亡くなってから気付いた。今度は父の代わりに母を守る(守らないといかんね)。

父の唯一の願いだった「娘の結婚式に出る」ことをかなえてあげられなかったことが、一番の親不孝だった。さてさて、母の同じ願いにも応えることは難しいなぁ~と思っている。申し訳ない。

読書:商売の原点

「商売の原点」鈴木敏文・著

新幹線の移動中に読んだ本。

セブンイレブンの毎週開催される会議で鈴木氏が話した内容を記録し、それを緒方知行さんが本にまとめている。この会議は1300回以上に及んでいるそうだ。問題点を洗い出し、解決する。

言うは易しだが、継続するのは難しい。いろいろな意味で手本となる書。

石山寺

仕事が終わると、クライアントさんのお取り計らいで、琵琶湖近くの「石山寺」に連れていっていただいた。

紫式部が源氏物語の構想をねったと言われる(書き始めたとも言われる)お寺で、イメージは「こじんまり」かと思っていたが、実際には山全体がお寺になっていて広い。石(岩)の上に建立された勇壮なお寺だ。平日の昼間の、しかも暖かい気候の中、ゆっくりと参拝した。

琵琶湖近くにて

琵琶湖の近くで仕事。徹夜仕事が続いた後の父の危篤の知らせ。徹夜の看病、そして父の死と葬儀。

東京に戻るやいくつかの会議に出た後、今日の出張。なにか、夢の中にいるようで現実感がない。

初めて見る琵琶湖は夕日が美しい。比叡山に向かって手をあわせる。