母に電話

父がなくなってから母は沈みっぱなし。月日が経つにつれ、よけいに力がなくなっているような感じ。

「ゴールデンウィークに帰るから仙台まで遊びに行ってみる?」と聞いたら、「四十九日が終わるまではどこにも出ない」と言ってる。とじこもってる。

「弘前の桜が咲いたね」と話す。母は父と2人で「弘前の桜」を見に行く予定にしていた。2人では心配だから、私も付き添おうかと考えてたわけ。それだけ父が亡くなったのは突然のことだったのよね。

父が愛用したものを「見ると悲しくなる」ので、「何も見たくない」らしい。時が経てば復活するだろうけど、今はそっとしておくしかない。私にも悲しみが伝染して辛くなっちゃうな。