昨日の懇親会では、iPod以外にもいろいろなモノが紹介された。
● 新PowerBook G4の見分け方
後ろの蓋部分にも通気口が出来た。ここ以外は外観は同じだそうである。
新しい電源アダプタは、小型/軽量で持ち運びもスッキリといく。
サードパーティの方が軽量だが、あえてサードパーティ製を買わない人も増えるのでは? (ツ~か、普通は付属するもので充分なんだけどね)。
● MacOS X まだ知らなかった・いろんな事
OS Xでのアイコンはこんなに違うのだ。アプリケーション・デザインに関するアップルのこだわりが感じられる。
アプリケーションは斜め上から、ユーティリティは真正面から見ていることで統一されているそうだ。
またOS Xでは、OS9にあった「作業環境マネージャ」いらずの「自動ネットワーキング」を採用。「動作中のネットワークポート」を選んで優先準備を設定する。ネットワークの1つ目から順次探しに行くようになっている。(そうだったのか!)
● ACDSee for Mac 1.6J
私の注目は、ACDSeeという画像ビューアソフト(4,800円/ダウンロード版は3,800円)
これまでWindows版だけだったようだが、いきなりMacOS Xにも対応している。
サムネイル画面にすると…左欄は階層を表示する。その右隣に「よく使う項目」フォルダを用意することが出来る。写真用として用意しているフォルダをここに登録しておくことで作業がスムーズに流れる。
こういった画面構成はどうかという提案。左下のプレビュー画面を大きくする。サムネイルは右側に一列だけ表示しておく。そうすると矢印キーを押すだけで次の写真を見ることが出来る。
サムネイルの表示方法は4種類ある。サムネイルからドラッグ&ドロップで他フォルダに移動することも可能。サムネイルをHTML保存が可能。ただし、HTML化した時の大きさのカスタマイズは出来ない。
名前を一括して付けることが出来るのはいい点。写真ごとにコメントを入力できる。が、それをキーワードに検索できないところは要望点。
カスタム印刷機能があり、写真を何枚印刷するかなどの設定が出来る。いくつかの要望点はWindows版では出来ているかもしれない。Macも同機能に追いついて欲しい。
● ViaVoice Miremium for Mac
Winは22,800円に対して、Mac版は19,800円で登場。アップデート差分パッチ(14MB)は3,600円でダウンロード可能。
パッケージ版には手持ちマイクを同梱。両方の手を使うためにヘッドセットマイクも同梱している。ここで使われているマイクは、単体販売で7,000~8,000円はするものだそうだ。
MacOS Xではマイク入力が出来ないために、現時点ではOS 9対応となっている。音響モデルを全面的に更新したことによりWin版と同じ水準までに引き上げている。また、Mac版だけの機能としてAppleScript対応による音声認識が可能になった。あらかじめAppleScriptでくんでおく。それをViaVoiceで登録する。すると、AppleScript対応ソフトを音声によって制御できるというもの。この機能は、昨年のこの懇親会にて、AppleScriptでお馴染みの長野谷さんが質問したことから考察され、USまで掛け合って機能が追加されたそうである。これによって新しい可能性が出てくる。
● ViaVoiceを使ってどんなことが出来る?
「バカムービー研究会」でお馴染みの長野谷さんが、ViaVoiceを使ってデモをする。
音声を使ってのデモは気を遣う。というのは家で出す声と、人前で話し声質は異なるのが普通なのである。
自宅でさんざんエンロールを繰り返して本番にのぞんだが、いくつかのアクシデント発生。
アクシデントさえもお笑いに変えてしまうあたりは、さすが!
無事に音声によるスクリプト制御が出来て拍手喝采。
IEのページを「上」「下」などの声でスクロールさせるのは、単純だが実用的である。
● 宛名職人 & Phothoshop Elements
Operation Mac Zの有田さんからは「今年こそMacで作ろう年賀状」というおもしろい切り口。宛名職人で住所録の管理をしつつ、「Phothosop Elements」を使って写真を簡単で見栄えのあるものに仕上げる。「Photoshop Elements」は、インターフェースがやさしく、それでいてPhotoshopのいい機能を受け継いでいる。