次の3ソフトのデモを見る。
・STORM
・Live
・REAKTOR
いずれもMac/Winどちらにも対応
■STORM(29,800円)
STROMは使った事があるので、「MIDIの書き出しは出来るか?」という質問をしたところ、「出来ない(今後の予定としても難しい)」とのこと(残念)。MIDI接続した「MIDIキーボード」からの入力可能。先頃、1.5.1というVerが出て、アシッダイズ・ファイルを完全に扱えるようになった。また、らしい(今までは不完全だったのね(^^;) VSTプラグイン部分にあったバグを解決したとのこと。
■Live(49,800円)
Liveは、リミックスという点を強調したデモを行った。オーディオファイルから、欲しい部分を簡単に抜き出して、それをパソコンのキーボードにアサインして、あたかもパソコンが楽器であるかのようにリアルタイムで演奏しているのがおもしろい。オーディオファイル(例えばオーディオCDから読みとったファイル)から、小節の頭を決めるのが簡単に(デモンストレーターは簡単に行っていた)出来るので、アシッダイズ・ファイルと合わせることにも問題ないということを強調。それをオーディオファイルとして保存することが可能。
■REAKTOR(60,000円)
このソフトは、ソフトシンセとしても使うことが出来るし、単独でも使えるということだったが、設定が難しいという印象が残った。ソフトシンセ的な意味合いでは、音作りが深いところまで出来るので、音作りが好きなマニアにはたまらないかもしれないが、そういう事が好きじゃない人は安易に手が出せないと思う。Windowsでのデモだったが、メモリ管理がよくなくて(Winの問題かもしれない)、ソフトを再起動せざるを得ない場面があった。単独で利用する方法は、結局、よくわからなかった(–;
近々、発売予定のDX7の音源(最終ベータ版)を見せてもらった。あのDX7の音を徹底的に再現し、それに加えて、まったく別のものであるという深い音作りが出来る。ソフトシンセとしては、こちらの方がおもしろい。4万円近くするようだ。
■全体に…..
3つのソフトを見て、音楽初心者が簡単に音楽を作れるかというと、やっぱり敷居が高いのかなぁ~。楽器店での開催だったので、「ほーら、エフェクトが豊富」とか、「カスタマイズがここまで出来ます!」といった事を強調していたからかもしれない。
また、ループ系のものは簡単に出来そうだけれど、音楽ジャンルとしてはダンス系などにかたよってしまうのかなぁと思う。
まぁ、そうは言っても初心者にはMIDIシーケンサーソフトよりも、簡単に楽しめるかもしれない。
それにしても休日の渋谷は若者で混んでいるなぁ。