気仙沼地方の葬儀

お葬式の仕方は地方によって異なる上に、各家庭によっても異なる慣習があるので難しい。
慣習を変えるのは親戚連中を説得しなければならず、場合によっては皆を敵にまわすことになる。こういった緊急事態の場では避けたいもので、「前はこうやった」という事に従いつつ、若い喪主がわずかに新しい事を取り入れ、まぁ、そうやって微妙には変化しているのだろう。

気仙沼地方では、告別式の前に火葬をする。
このことを東京で話したら、ことのほか驚かれた。

つまりこうだ。
人が亡くなると、まずは自宅で仮通夜といってごく親しい人だけに「お知らせ」してお越しいただく。火葬許可がおりると火葬をする。火葬許可が降りるには24時間過ぎてから、と決まっているから、その間が仮通夜ということになる。ここで御日柄が悪く、友引にでもなろうものならば、日を改める。

火葬には、親しい人などが集まる。
火葬した遺骨をそなえて、本通夜となる。
その後に告別式。

こういう段取りだから、東京の葬儀よりも長くかかる。

聞いてみると、同じ宮城県であって仙台では告別式の後で火葬するようだから、気仙沼地方の慣習のようだ。その理由はハッキリとはわからないが、海の事故で亡くなると、遺骨なしの葬儀になってしまうから、まぁ、そういうことからこうなっているのかなとは思う。

本日、叔父の火葬と本通夜が執り行われた。

読書:これからはあるくのだ

「これからはあるくのだ」角田光代・著。
これからはあるくのだ

前から気になっている作家・角田光代氏の本。まずはエッセイから読んでみようと思った。
本のタイトルにもなっている「これからはあるくのだ」は、たまたま前方から歩いてきた老人がころんでしまった時に、角田さんが乗る自転車を指差し「猛スピードでぶつかった」と事実と異なることを言い、そんなことから、二度と自転車に乗るまいという決意し、「これからはあるくのだ」となる。

その様の描写が活き活きとしていて良い。
小説も読んでみたい。

叔父・亡くなる

父の弟(三男)が亡くなったと知らせが来た。
今年の正月明けに倒れてから意識がなく、家族が付きっきりで看病したものの帰らぬ人となってしまった。

私が子供の頃、叔父が結婚する前は一緒に住んでいた。
叔父は新しいもの好きで、そういう点は祖父に似た。

叔父のカメラのおかげで私の赤ちゃん時代の写真は豊富にある。
8ミリカメラを買っては撮影をし、夜は上映会を行った。
家業に早くからパソコンを導入したのも叔父によるところだ。

叔父は口は悪いが心根は優しい人だ。歌が好きで、キチっとしている。
それでいてパチンコが好きで、煙草は最後までやめなかったらしい。

数年前に大病をし、「手術も出来ない」と言われたようだが、化学療法で奇跡的に手術可能な状態になり、手術をした後は奇跡の復活を成し遂げたが、今回ばかりはそうはいかなかった。
正月休みに娘が帰ってきていたから、ホッとしたのかもしれない。

一人また一人といなくなってしまうのは本当に寂しくて悲しい。

読書:Web2.0でビジネスが変わる

「Web2.0でビジネスが変わる」神田敏晶・著。
Web2.0でビジネスが変わる

Web2.0関連の読み物があると、つい手にとっちゃうなー。出版社の思うツボだなー(笑)
この本には、Web2.0的なサイトの紹介があり、どういうところが2.0なのか説明している点がわかりやすいと思う。

眠眠打破」では懸賞などを設けてみる人をあきさせない工夫。
情報考学 Passion For The Future」というサイトは著者の知人が書評などを書いている。
百式 – 100SHIKI.COM」はおもしろいサイトを紹介する。

この本の中にはかなり多くのサイトを紹介していて、それを見ていくだけでもおもしろい。著者もまずはやってみることを薦める。それをどのようにビジネスに活用していくかがキーなんだけど、そこんとこがピン!とくればいいわけだが。

ウォーキング:3時間

昨日、善福寺川緑地辺りを3時間ほど歩いた。
ジョギングコースとして良さそうだと前々から思ってはいた。思ってたけど行ったことがない。

公子ちゃんの本「はずかしい」にここをジョギングした話が出ていて、触発されて行ってみた。

自宅からその善福寺川緑地に行くまでに歩いて1時間かかった。
その途中の道には、「日本じゃないみたい」な某宗教団体の大聖堂を見ては写真を撮ったり、テレテレと歩いた。
大聖堂

大宮神社。その裏手には緑地が広がる。
大宮神社

オオオ、これはいい感じですのー。
ジョギングする人、歩く人、バーベキューする人、ベンチでお弁当を食べる人、犬を連れている人。
善福寺川緑地

善福寺川緑地

善福寺川緑地

さらにテクテク歩き、緑地の終点まで来た。
みると、東京で始めて暮らした住所・杉並区成田西4丁目じゃありませんか。おもわず、そちらに方向を変える。前方にどこかの駅に向かっていると思われる学生もいるので、まぁ、いずれどこかに着くだろうと呑気に考えながら、まわりをキョロキョロ見ながら歩く。
すると、突然、目の前に私達が暮らしたあの女子寮が表れた!
旧・共立女子大寮

旧・共立女子大寮

ここだ! ここが東京で始めて暮らした女子大の寮でござんす。
卒業してからゲゲゲーーー25年ぶり。
女子寮は、今年、新しい寮に移転したのを機に閉鎖されたので、誰もいないだろうガランとしたたたずまいだが、あの日のままだ。

ここですぞ、この玄関で同級生と待ち合わせて、一緒に通学した。
旧・共立女子大寮・玄関

玄関を見ると2階建てだたが、私は新寮と呼ばれた4階建てで2年間を過ごした。
そちらにグルリとまわってみる。
旧・共立女子大寮・新寮

当時は、女子寮はバラの木で覆われ、そのトゲで外部の侵入を防ぐという策を講じていた。そのバラの木はなくなり、こういった鉄のものに変わっていた。

デンジイと呼んでいたおじさんが毎日バラの手入れをしていた。デンジイは60代ではなかったろうか? 元々は電気関係の仕事をしていたらしい。寮のあらゆる修理も担当していた。それで電ジイという名前だったように思う。

今思うと、こんなに道路に面して建っていたのか。
庭のテニスコートは草が生い茂っていた。ちょっと小高くなったところにはビニールハウスがあって、そこでデンジイが花を栽培していたはず。今はあるじを失って、草だけが生い茂っている。
旧・共立女子大寮・お庭

その昔はこの辺りは別荘地だったと聞いた。大きな邸宅が並び、全体にひっそりとしていた。各家には緑が多く、人口密度が低いから道路を通る人は少ない。非常に閑静な住宅街だった。朝になるとお迎えの黒塗りの車が並ぶというそういう場所だった。

その大きな邸宅は何棟ものマンションに変わっていた。そのうちの一つが女子大の「新しい寮」になったようだ。

もう一周する。
玄関の上は、お裁縫室だった。
当時の女子寮には500名近い生徒がいて、当時でも「部屋にコンセントがない」ことは同級生を驚かせたわけで、電気が使えるのはお裁縫室だけだから、髪をかわかす為にドライヤーを持って、コンセント待ちをした。同級生同士でブローしてあげたり、そういうことも楽しい思い出だ。

この玄関で、私は私の両親と始めて別れた。

その翌年、下級生を向かえる係として玄関で案内をしていると、一つ下のリカちゃん(目がクルっと大きい、リカちゃん人形のようなかわいらしい人)は見送りに来た家族と別れる時に、大泣きをした現場に遭遇した。

「大丈夫ですよ。すぐに慣れますから」などと上級生らしくしっかり者を演じた。私もその前年は寂しくて泣きたかった事を思った。

あの時と同じ通学路を南阿佐ヶ谷駅に向かって歩いてみる。マンションに建て替えたところが多くて迷う。そんな中、最初に身の回りのものを買ったと思われる店はある。「須賀神社」もあの日のままだ。変わった建物と古い建物を交互に見ながら、南阿佐ヶ谷駅にたどり着く。
須賀神社

南阿佐ヶ谷駅の上の本屋さん、まだあるかなー?とのぞいたら、あった。
あの時と同じく、所狭しと本が積んである。学生が多い街なので、昔も今も文学的な本が多く並ぶ。詩や短歌のコーナーもある。ユリイカはバックナンバーも置いている。嬉しくなった。ありがとうの感謝の気持ちを込めて本を2冊買い、地下鉄に乗って帰った。

読書:はずかしい

「はずかしい」白石公子・著。
はずかしい

詩人、作家、そしてエッセイストである白石公子(こうこ)ちゃん(高校の同級生)の書き下ろしエッセイ。

帯は「うんうんわかる。こそっと笑える。40代のひとり暮らし。」

40代はもちろん、頑張ってる女性に読んで欲しい本。肩の力が抜けてやさしい気持ちになれる。公子ちゃんの感性があちこちに光る(女性の気持ちがちっとも理解出来ない男性にも読んで欲しい)。

「ズボン」のところは、思わず声をあげて笑いそうになるのを押し殺した。「ズボン」って言わなくなったねー。

ズボンの語源を探ると国語学者であり歌人の落合直文「ことばの泉」にたどり着く。落合直文は気仙沼出身者。生家は「煙雲館」。

「犬」のお話に、小太郎君とおぼしき犬がチラリと登場いたしまする。公子ちゃん、うまく書くねー。

公子ちゃんが卒業した大妻女子大では「恥を知れ」が校訓だそうで、そのくだりが面白い。
結構、私達って「はずかしーーー」って言ってるね。
「はじらい」とか、そういう言葉は最近聞かなくなったが、いくつになっても「はじらう気持ち」は残していたい。

この本は2004年に出されていたのに、今頃でごめんね。
今年のお薦めの本を1冊教えてと言われたら、迷わずにこの本ををあげたい。

MacBook Proバッテリー交換

「MacBook Pro15インチバッテリー交換プログラム」で申込をしていた新しいバッテリーが届いた。

福山通運さんが持ってきてくださり、その場で交換。ダメな方を渡しておしまい。

自分で送る手間って面倒だけど、持っていってくださるのは助かる。アップルとしても「返却しない」人の対応が面倒だろうからこの対応はいいよね。

配達の人は待ち時間が嫌だろうけれど、まぁ、少しは涼んでいただけただろうか? それにしても今日は暑い。

CSS Nite Vol.11 中村亨介氏

アップルストア銀座「CSS Nite Vol.11」は、株式会社ロクナナ中村亨介氏がゲスト。

中村氏は、mixiで「【優雅な】Web制作者の会」コミュを立ち上げ、仕事に追われるWeb制作関係の仕事をいかに「優雅」なものに変えていくかを提唱しているそうだ。

Photoshop、CSS、JavaScriptにおける具体的に時間を短縮出来る方法を披露した。
内容についてはテレパスでは実践済みの事だったが、私がいた通路(混んでいて通路にじか座り)付近では「へーーー」の声が上がり、ああ、こういう事って案外、知られていないのか。

その後の飲み会を申し込んでいたのに、通路に座っていたら、だんだん具合が悪くなってしまい、、、ドタキャンして帰ってしまいました。主催者の皆さん、申し訳ありません。

元気です!