MacExpoTokyo2001 Report:会場風景

会場に入る前に…ジョブズの基調講演が終わると「New iMacカラー」の看板が出てた。

今年は4・5・6ホールを使用。

MacWorldの看板とともに「Adobe」の看板が目立つ。

入り口にも大きな「Adobe」の文字(むしろAppleより目立ってる)。

「5」ホール前が受け付け。

「4」ホール前には「PowerBook G4」看板がでかい。

会場内の食事:今年は会場内(ホール内)で食事がとれるのはここぐらいのようだ。

最終日の土曜日は、あいにくの雨。急に冷え込んだ幕張に人は来るかしらん? という不安をよそに会場内は熱気にあふれた。開場(10時半)とともに押し寄せる人の波。

あっという間に人・人・人。

サヨウナラ・MacExpo Tokyo2001。ブースの片づけを終え、6時10分頃、会場を後にするとメッセ前の大きな看板をはずすためのトラックが乗りつけいた。さよう~なら・来年も来るね!

MacExpoTokyo2001 Report:音楽系

「musetex」、「DigitalPerformer3」。この夏には発売できるという「DigitalPerformer3」は大きく変わった。Aquaライクなインターフェース。MIDI画面に複数トラックを同時に表示可能。MIDIとAudioをひとつの画面で表示可能。Movieを「ムービートラック」に表示可能になったことで、映像に音をジャストで合わせる作業が楽になる。マルチプロセッサ対応。動作環境:PowerMac G3以上・MacOS8.6以上・空きメモリ128MB以上(とうとうPowerBook2400ではきつくなるな)。

「Macで音楽クラブ」副会長のAurora氏がブースの人に「DigitalPerformer3」の展望を聞いているところ。

「ホントに予定どおり出るんすかね?」と「828」のカタログを手に嬉しそう~!

「MOTU828 FireWire」、PCIカードを搭載できないPowerBook・iMac・G4 CubeなどでHDRを楽しむことが出来る。「とうとう出た!」「待ってました」という感じ。3月中に10万円程度で発売を予定。

「yano」ブースでは、それと接続する外付けHD「Cerulea G.B.」45GB/75GBを展示中。

「Steinberg」、「Cubase VST5 for Macintosh」。

「MIDIA」、「Logic Audio 2001」。

「HOOK UP」、「MetaSynth Studio」はステージにてデモを(途中から)見る。グラフィカルな操作(ドラッグ&ドロップで)サウンドが変化していく。特に効果音などを作成するのには非常に良いツールのようだ。また別の機会にゆっくり見たい。

MacExpoTokyo2001 Report:周辺機器

「センチュリー」、SF Expoで話題になった「片手で入力するキーボード」。「Half Keyboard for Mac (USB)PC」は3月中くらいから発売予定。定価:12,800(くらい)。「触らせてくださぁ~い」と懇願したが、ガラス張りの中にあって「出来ない」とのこと。とても残念。Palm 用と、USB接続用の2つがある。さっそく要望を…。「Palm用とUSB用のケーブルを変えるだけで、キーボード自体はどちらも使えるようにしてほしい」。ブースの人は、「なるほど。開発元に伝えます」って。発売になったら、1つ買って試してみるね!

「フォーカルポイント」、Jukebox 6000。

「hp」、インクジェットプリンターがよい。

「KENSINGTON」、マウス。新しいのは「Mouse in a Box Optical Pro」(光学式マウス)。私は1つボタン以上を使うと指を痛めるので、当分はApple のPro Mouseを使うけど、2つ以上のボタンを必要な方には、こちらの製品はなかなか良い。

「MICROLINE」

「MTi」、CDデュプリケータ DSR-12100。12倍速CD-Rライター対応。

「Perm Computing World」

「RATOC」、FireWire CD-RW。

「SANYO」、デジカメの展示がほとんどなかったので、SANYOのブースは目立つ。「iDshot」は静止画と動画のどちらも撮影できる(そして高品位)。定価:160,000円。730MBの大容量「iD PHOTO」メディアを採用。20Mbpsの高速記録再生。

「yano」、「L-Box」。

MacExpoTokyo2001 Report:Web Objects & Server

「オープンテクノロジーズ」、iTools。MacOS X Server用インターネットツール。

「rolan(ローラン)」、fDesign。WebObjectに用製品。Webでアンケートを自動更新したり、Webで得たデータを簡単に集計したりすることが可能。450,000円~。

「テクニカル・ビット」、Web Objects用自習教材を販売。Web Objectsで有名な倉橋さんの会社。

MacExpoTokyo2001 Report:ソフトウェア

「A&A」、VectorWorks。

「act2」、MacMP3は MacOS Xに対応。速度が速く、音質が良いのがうり。5分の曲は2分でエンコード出来る。

いち早くMacOS Xに対応したMP3エンコードソフト。

「Adaptec」、Toast5。5月発売予定。

Aquaライクなインターフェースに一新。バックグラウンドレコーディング可能。iMovieから「ムービー書き出し」を選択した後、「Toast VideoCD」を選ぶだけでVideoCDを作成出来る。さっそく要望を出してみる。ハイブリッドCDなどを焼くときにマスターとなるCDをコピーするだけで良い。現在のToast4では、ハイブリッドを選択した後、それぞれのデータを選択するという手間が必要である(まだ開発に間に合うかも、ということで言うだけ言ってみる)。

「amulet」、SoftMac2000。なんとも不思議なソフト。Windows95/98/NT/Me/2000上で動作するMac OS エミュレータ
定価:14,800円(Expo価格9,800円)。68系MacOSに対応。オールドマックの環境がWindows上に数倍のパフォーマンスで復活
自分のオールドマックからROMデータを取り出して使う。

MacExpoTokyo2001 Report:Microsoft

MicrosoftブースはOffice2001カラーでまとめたブースがきれい。

Office2001デモには、始まる前から多くの人が集まって関心の高さがうかがえる。

Office2001の勉強会を別ブースにて開催。なかなか使いこなせてない方は、チャレンジしてみては。

Outlook2001が参考出展している。このバージョンで「ExchangeServer」でWindowsと同様な機能が使えるようになる。日本語版発売は夏頃を予定。

MediaPlayer7(参考出展)。自慢の「Windows Media Audio」フォーマットはQuickTimeやRealPlyaerと比較すると、圧縮率が高いことが売り。また、著作権保護機能「Digital Rights Manager」が特徴。いくつかの機能がMac版では使えないが、とりあえず音は聴けるとのこと。Mac版で出来ないのは、「スキン機能」と「CDから直接、Windows Media Audioフォーマット保存することが出来ない」こと。春のおわる頃(それっていつですか? 4~5月頃だって)に出る予定。

ヘッドフォンで聴いて、どの音質が一番いいと思うか、というのを試させてもらった。QuickTime→Windows Media Audio→Real Audio という順に感じた。こうして聴き比べるとReal Audioは、全然よくない。

「explorer」(新しいマウス)の参考出展。光学式トラックボール型マウス。発売は春頃。手にしっくりとくる。が、自慢の5つボタンをうまく使いこなせるかどうかは試してみないとわからない。

MacExpoTokyo2001 Report:ファイルメーカー

ファイルメーカー・ブース。

デモには多くの人が集まり、関心の高さが伺える。Webでデータベースを公開するデモを行っている。

ブースでお会いした寺沢さん。西新宿のカレー店「CARRY TAPIR」のHPを作成したそうな。聞くと、実家は大船渡(気仙沼の近く)だって!

BRAINS HOUSE。ファイルメーカーProをベースにした「給与計算」「販売管理」システムなどを展示。HISAGO用紙にきれいに印刷が出来る。

rolan(ローラン)ブース。「SakuraBar」ファイルメーカーProにバーコードをプラス。

東音(TO-ON)ブース。ファイルメーカーProのスクリプトの本を出している。開場前のブース(準備中)。ファイルメーカーチームは若手3人のミニプロジェクトでがんばってるそうだ。

MacExpoTokyo2001 Report:EPSON

EPSONは2階建て。

コンパニオンのお嬢さんもきれい。

2階にはインクジェットプリンターが並ぶ。PM-880C。定価:54,800-。6色カラー。A4&ロール紙対応。速度も出ていてコストパフォーマンスがいい。

PM-900C。定価:69,800-。7色カラー。A4&ロール紙対応。CD-Rのラベル印刷が出来るキット(別売り2,000円)がある。「Macで音楽クラブ」の印刷はこのプリンターを利用した。

MacExpoTokyo2001 Report:Adobe

Adobe In Designには立ち見も多く期待の高さがうかがえる。このブース前を通ることが大変なほど。

Adobe製品のパレットは、すべて同じインターフェースで統一。これによって、ソフトを変えるたびに新しいインターフェースを覚える必要がない(ことがウリ)。In Designに取り込んだ「photoshop」データやJPGファイルをダブルクリックすると、Photoshopで編集する画面が開き編集することが可能。Illustratorから「ドラッグ&ドロップ」すると、「スウォッチパレット」に色設定が取り込まれる。DTPユーザの必需品「Quark」からの移行が楽に行えるように「ショートカット編集」で「Quark用」を選択できる。

テキストデータは、アウトライン化出来る。テキストフレームとして機能していることをデモする。「高解像度」を選択することで、EPSファイルの表示やPDFの表示を美しくすることができる。フォントの設定を「サンプルウィンドウ」で確認することが出来るので、作業を効率化することが出来る。小塚明朝プロがバンドルされているので、第2水準文字では出ない漢字を表示することが可能。

DTPユーザにいたれるつくせりの機能を搭載。さて、「Quark」からの移行は進むだろうか? とりあえず、PageMakerユーザは移行するだろね。

Adobe Premire6。