小太郎のトレーニング#12(最終回)

とうとう、小太郎のトレーニングは最終回を迎えました。

最後のトレーニングは散歩。

散歩の時に引っぱらない。
飼い主の左横を、飼い主の歩調に合わせて歩くという難題。

小太郎はそれなりに出来ては来たが、恐いもの・例えば、猫(子犬の時に猫に追いかけられてから猫が恐い)、大きな犬などを発見すると、スタコラサッサと逃げようとする。リードを引っぱる。まわりが見えなくなる。

これくらいはいいのでは?…
と思っちゃうのは、甘い飼い主(私)の浅はかな考えで、
先生は、どんな状況においても飼い主の言うことを聞かせる、そうでないと、急に飛び出して車に引かれることもあるとな。なるほど。

たまたまトレーニング中に大きな犬と遭遇。
小太郎、逃げる…。

そこで、先生がパシっとリードを引っぱって小太郎を制します。
飼い主がいれば大きな犬がいても大丈夫という信頼関係を作るのだそうです。

信頼関係がまだまだってことなんですね。
その方法を教わりまして、そして質問を。
「病院に行くと犬がたくさんいて、恐がって吠えまくるのですが、どうしたらいいのでしょ」

小さな犬は抱いているケースが多い(ハイ、小太郎もそうです)。
まずは下に置いてください。
椅子に座って待つなら、犬は飼い主の両足の間に。
なるほど〜。

やっていることが全て裏目だったようです。

先生には感謝、感謝、感謝。
本当にありがとうございました!

小太郎くん、無事に卒業したよ!

小太郎のトレーニング#10

小太郎のトレーニング10回目。

外に出ようとしたら雨です。
ということで、部屋の中で「お悩み相談」となりました。

ちょっとした疑問に先生が答えてくださいます。
例えば「”おいで” をしても来てくれないのはどうトレーニングしたらいいのでしょ?」とか。

「ドッグランに連れて行きたいけど、ドッグランで他の犬に追いかけられてしまうこともあると聞いたが本当ですか?」とか。いろいろ。

先生は一つ一つ丁寧に答えてくださいます。
本当は犬を飼う前にこういう事を知っておくべきだったと、犬を飼って7年も経っているってぇのに今ごろ気づくことも多く…。小太郎にはすまないことをした。

小太郎は順応性が良いというか、意外にも賢いというか、先生もビックリの習得力。あと少しだから頑張ろうね。
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小太郎のトレーニング#9

小太郎のトレーニング9回目。
さっそく「外でのトレーニング」です。

先週は、誠に大変な状況でして、これまで小太郎は「散歩が大好き」で、「散歩!」と言うと、シッポをビュンビュンふって喜んでいたのに、、、

あれ以来、「散歩」というと後ずさりする小太郎くんであります(−−〆)。

先生は毅然とした態度ですが、トレーニングが終わった後は、目一杯ほめてくれるんです。「ヨーシがんばったね。いいこ、いいこ」って、飴と鞭がハッキリしている。

だから、最初はビビっていた小太郎も、この頃では先生に甘えています。

ですが、トレーニングが始まると一変。
小太郎がリードを引っぱろうとすると、
「ここでは、キチっと制してください」
「今、ここが大事ですよ」とな。パシっ。

それでも、先週がひどすぎたこともあり、今週はいくらか進歩したので褒めて頂きました。小太郎は(シニアにしては)適応出来ているとのこと。

寒い日も散歩がんばってるもんね。
あと少し!
がんばろうね、小太郎くん!

小太郎のトレーニング#8

先週から外でのトレーニングが始まりました。

散歩の時に、飼い主の左側を、飼い主のスピードで歩くことがポイントです。
引っ張っちゃダメ。
マーキングもダメ。

これには小太郎くん、、、辛い。
今まで小太郎の行きたい方向に私が付いていく状況でしたから…。

それではいけないってんで、先生がリードを持ったら、小太郎は抵抗して動かない。
先生、ひるまない。

犬の言いなりになってはいけません。
小太郎、、、動かない。
小太郎、、、引っ張られる。
小太郎、、、抵抗して、地面に張り付く。
小太郎、、、涙目で私に訴える。

・・・・・こたろう〜〜〜〜!(目と目で会話する)

先生「ここでひるんではいけません」とな。
「ハ・・・ハ・・ハイ」

小太郎はズルズルと引きずられながら進み、、、
そうこうしているうちに、観念したらしくなんとか歩き出しました。

こんな感じで頑張ってください。
明日から試練じゃのぉ〜。

小太郎のトレーニング#7

小太郎くん、今年最初のトレーニング。

課題の「おすわり待て」と「ふせ待て」が、ほぼ完璧にクリア出来ております。

先生にご覧に入れます。
鼻高々の小太郎くん。ドージャ。
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では「外に出てみましょう」と、次なる課題。
家の中で出来ても、外では思うほどうまくいかないそうです。

・・・と聞いておりましたが、
思った以上に、、、全然できな〜〜〜い。

犬を左側にして、リードは長過ぎないように持って、、、
イザ小太郎。

歩かない。。。
どうした小太郎、「おいで!」ダメ。フリーズ。

先生が、「ゆっくり歩いてください」
小太郎の首が引っぱられて、ゲホゲホゲホゲホ。

先生がリードを持つと、歩き出すのに。
私が持つと、フリーズ。

「えさ」でつる。
「こたろう〜」と猫なで声で言ってみる。
「おいで」と恐い声を出してみる。ダメ。

先生がいろいろ試してくれて、何とか少しずつ歩き出す。
すると今度は、引っぱって先に行こうとする。
「引っぱったら、リードを上にクイっと上げて制してください」とな。

こうでしょうか?
(うまく出来てないシ)

うまくいったら「えさ」を上げてください。
(タイミング遅いシ)

とにかくトレーニング方法を学んで本日はおしまい。
明日から、外でのトレーニングです。

寒い日に、鬼のようなトレーニングが待っているのだ、小太郎くん。

小太郎のトレーニング#6

今年最後の小太郎トレーニング日。

小太郎は良い子!
あまりの順調さに先生もビックリ!
「おすわり」「ふせ」も完璧です!

次は、これに「待て」が加わるのが課題。
「おすわり・待て」「ふせ・待て」
ここまで出来れば、外でのトレーニングが始まります。
それは散歩解禁を意味するわけで、小太郎ともども待ち通しですのー。

小太郎のトレーニング#5

早いもので、小太郎のトレーニングは全12回のうち5回目です。

最近「小太郎はどうしてますか?」と聞かれるようになりました。
ご心配をおかけしております。
小太郎はとても良い子です☆

でも今日は宅急便や配管掃除の人が来まして、特に配管掃除の方2人が部屋の中に入ります時に、ワンワン吠えました。他人が部屋に入ることを、ことごとく嫌うのです。

でも、例のグッズで脅すと、いっぺんにシュンとなりまして、おとなしくハウスにおりました。
掃除の間じゅう、おとなしくしていましたから、かなり良い成果ではないでしょうか。

と先生にご報告を。
「それは良いですね!」と褒めて頂きました。

小太郎はスッカリ先生にビビってしまって、ハウスから出てこない、やっと出てきたかと思うとおすわりをした状態で震えています。震えていてエサも食べない。ジっと私の方を見て救いを求めます。

チワワにはビビりが多いですが、小太郎はその中でも相当なビビリではないでしょうか。

さて課題は「おすわりとふせ」が確実に出来るようにします。
「おすわり」は完璧ですが、「ふせ」は一度ではやらないこともありますから、それを徹底しましょうという課題です。

がんばろうね、小太郎くん。

小太郎のトレーニング#4

先週開始した「悪いことをしたら脅かすトレーニング」の効果は絶大です。

先生がいらっしゃる前にお電話をくださり、
「これから行きますので(脅しの)準備をしてください」
「ハイ」

私は立ち上がり、脅しのグッズ近くにスタンバイ。

そしてチャイム。
ピ〜ンポ〜〜〜ン。

小太郎・吠えない!
むしろチェイムの音に怖がって、しっぽは垂れ下がり、部屋の隅に向って身体をくるりと後ろ向き。

最初のチャイムはマンションのオートロックを開ける時のもので、玄関のドアの前でもう一度、ピーンポーン。

小太郎・吠えない!

私が玄関のドアを開けると、先生も笑顔、私も笑顔。
先生が「すごい、すごい。吠えませんね」
私「ハイ!」

先週のトレーニングの後、たった2日で、小太郎は完璧に良い子になりました。
驚きの効果です。
まったく吠えません。

これには先生も驚いたようです。
その前に「徹底的に無視する」が効いているようです。

実は「徹底的に無視」が出来ない飼い主さんが多いそうです。私は冷蔵庫に張り紙をして、辛くなるとその紙に書いた「小太郎を無視する!」と声を出して読み上げて辛抱したのです。

「その成果が出ましたね」と褒めて頂きました。

ただ小太郎はこれまでの7年という関係がありますから、ふとしたことで、前の甘えた状態に戻ることがあります。

「この関係を継続すること」が大事だそうです。

さて小太郎は先生にすっかりビビっちゃって、先生がいらっしゃる間じゅう震えていました。
先生から「根に持つタイプ?」と。そ・そ、そうそうなんです。

それで、いつもは完璧に出来ている「おすわり」が、先生の前では出来なくなっちゃったけど、これまでのトレーニングに「おすわり」「ふせ」を追加することになりました。

小太郎くん、がんばろうね。

今日の小太郎

昨晩、「小太郎が悪いことをしたら脅して止めさせる」というトレーニングをして、シュンとうなだれる小太郎を不憫に思いながら寝たら夢を見た。

私から無視され、脅かされ、ストレスがたまった小太郎は体調をくずし、白いうんこをした。
わぁー、どうしよう!?という夢でした。はぁ。

これまでは私が座るソファに並んで座っていましたが、「犬は足元」と先生から指導を受けまして、今日はこんな感じで足元におります。
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