読書:帝王学

「帝王学」山本七平・著。
サブタイトル:「貞観政要(じょうがんせいよう)」の読み方。
帝王学

漢字がたくさん出てくるからか? なさけないかな読み終わるのにだいぶ時間がかかってしまった。

中国・唐の2代目皇帝・太宗(たいそう)は名君だそうで。その太宗が、「こういった」「ああいった」ということを、呉兢がまとめたとされているのが「貞観政要」である。

「貞観政要」の読み方をまとめたのがこの「帝王学」。
徳川家康、北条政子(おそらくは源頼朝の影響)らが「貞観政要」を教科書としていたようだ。

最初に「創業と守成いずれが難きや」というサブタイトルがある。これは「貞観政要」の次の太宗の有名な質問らしい。

貞観十年、太宗、侍臣に謂(い)いて曰く、帝王の業、草創と守文と孰れ(いずれ)が難き、と。

創業した人なら誰もが「守成」と言うのではないだろうか、と思いつつ読み進めると、この質問に、房玄齢と魏徴は、まったく異なる意見を述べる。それに対して太宗は、

房玄齢は、私と共に乱世に打ち勝つのに大変苦労した。その経験があるから創業が困難だと見るのだろう。一方魏徴は、平和の持続と政権の維持を私と共に勉め、驕(おご)りと逸脱の兆候があれば必ず危険に遭遇すると常に考えている。これが守文(維持)の方がむずかしいと考える理由であろう。共に一理あるが、今や創業の困難の時は去った。これからは守文の困難さに、諸君とともに慎重に対処したいと思う、と。

名君と言われた人の言葉の重みと、いつの時代になっても古くささを感じない内容は、また、時を経て読んで、さらに理解を深めたいと思う1冊。

4月は気仙沼つばきマラソン

気仙沼の大島で4月に「気仙沼つばきマラソン」がある。
「最近、走っているのだ」と豪語したもんで、先日、母がわざわざ申込用紙を持って来てくれた。
「帰っておいでー」とサ。
「ほんで、出でみっぺが」となったわけ。

公式ページを確認すると、ゲゲ!ハーフの制限時間は2時間。しかーも16kmを1時間半で走らないと失格。ぶひー。あたしゃ、ハーフは2時間以上かかりまするー。しかも、私の苦手な「坂道」あり。「10kmに出場だな」と思いつつ、昨年の結果を見ると、うひー、同い年のいっちゃんが1時間42分で走ってる。ホンマかいな?

いっちゃんが制限時間内でハーフを走るなんて悔しいなー(いっちゃんとは魚町2区の町内会なのだ)。かといって、制限時間に走れなければ失格だしー、と悩んでいると、母から催促の電話「申し込んだのスカ?」だと。

「それがっさー、ハーフか10kmか、迷ってでっさ」
「5kmでイイんでないの?」と呑気な母であります。
「出ることに価値がある」と、母は私にはそういう教育方針(参加することに意味がある)でいてくれたので、私はずっと呑気に生きてこれたわけでして。でもー、もうちょっと悩む。

皇居をジョギング

もうすぐフルマラソンなのに、このごろトレーニング不足。
気を引き締めて、イザ、皇居。

4周して(20km)走って家に帰る、予定だったが、、、3周でいっぱい・いっぱい。四谷3丁目まで走ったり、歩いたりするも、力つき、、、後は電車に乗ってしまうという体たらく。

こんなことでは42kmはほど遠いのであります。どーするよ。。。

ぐーたらな休日

風邪は良くなったが、休日の本日。動けない。
横になって、撮りだめていたビデオを見ながら、動けない。
しょうがないので、動かないことにした。

横になって、ずっと、テレビ画面を見る。
ずっと見ていたら、頭が痛い。
そこまで画面を見なくてもー。

というグータラな休日を過ごしてしまいました。

PLUGBEAT聴きながら

昨日、頂いた「PLUGBEAT」を社員らと視聴。
音と(同期して)一緒にギターを弾く手がいじらしいのであります。
PLUGBEAT

社員Meetingの後は、社員のギター演奏を聴きながら宴席という、なんともいいですのー。若い社員が昔のロック好き。1960〜70年代はギターの黄金時代でしょうか?

カレーとROCKの会!

1月の飲み会で「次はインドカレーを食し、うるさいロックを聴こう!」ということになった。なんとしてでも風邪を治したかったのは、本日のこの催しのためであります。昨晩も薬を飲んで、ぐっすり寝たので体調はだいぶ戻り、六本木に参上した。

インドカレーは「ラージマハール」というお店。
「インド王侯貴族の料理店」だそうで、おいしいーーー!
私、是非、インドに行ってみたい。神秘の世界よねー、インドってのは。

そして次は「バウハウス」というお店。
22時のライブにちょうど間に合った。店内は会社帰りのスーツ姿あり、外国人あり、ロック野郎ありと様々。東京に長いこと住んでいるのに、こういうお店に来たのは初めて。パワーが出ます!

誘ってくださったKさん、ありがとうございます。また行きましょう〜。
私の友人・知人のロックな皆様、楽しかったよーーーん。今度、一緒に行きましょう〜。

Kさんが前にビンゴで当たったプレゼント「PLUGBEAT」を私がもらってしまいました。重ね重ねありがとうございます。明日、会社でロックな社員達に見せびらかそうっと!
PLUGBEAT

PLUGBEAT

まだ風邪

私の最初のフルマラソンまで1ヶ月を切っていて、きちんと練習しなければいけないのに、風邪で歩くのも辛い。

のどを触ると、扁桃腺が腫れてゴロっとしているものに触れる。
気をもんでも仕方がないので、薬を飲んで寝るしかあるまい。
小太郎、そういうわけだから、今日も早く寝るゾよ。

風邪

出社前に中野の病院に行く。薬は会社近く(新宿区)の薬局へ。
すると、「その薬は在庫切れ」とのこと。
近くの薬局に連絡を取り合うも、薬は入手出来ず。

「中野の薬局に行けばあったかも・・・」といった言葉を頂き、うーむ、薬は調剤薬局で求めることになったわけで、たしか、「かかりつけの薬局」を決めた方がよいらしいと聞き、会社近くの薬局を「私の指定薬局」と決め込んでいるのだが、ハテ、いかがなものか?

結局、病院に連絡を取って、その薬局にある薬に変更して良いと確認される。ただし、予定の薬には咳止めも入っていたが、こちら(代替薬)には入ってない。
「咳はどうか?」と聞かれると、
「今はそれほど咳は出ない」
「では、これで」ってことに。

少々,納得いかぬ。
案の定、夜になったら咳が出るんですけど…。
ということで早めに寝ます。

旧岩崎邸庭園 & 横山大観記念館

あいにくの雨の中、湯島の「旧岩崎邸庭園」に行く。

母を東京案内するために、私も行ったことがない東京の名所を見て回る。新しい発見があって楽しい。
旧岩崎邸庭園

「旧岩崎邸は1896年(明治29年)に三菱創設者・岩崎家本邸として建てられた」洋館と和館とが共存する、すばらしい建築物。
旧岩崎邸庭園/洋館

洋館の中で広い庭をバックに撮る。あいにくの雨でよく見えないが芝生がすばらしい。
旧岩崎邸庭園/洋館から庭を見る

和館は江戸時代の大名の屋敷のようだ。洋館・和館は渡り廊下でつながっている。その廊下の向こうとこちらとで全く異なる空間をスーっと自然に結びつけた辺り、すばらしい。和館で「抹茶」500円を頂く。美味しいでございます。
和館で「抹茶」

「旧岩崎邸庭園」から数分のところにある「横山大観記念館」に行く。
横山大観記念館

建物の中に入ると、ここが東京であることがウソのような静寂。横山大観が、この場所で、次々に作品を書き上げたのか、と想像すると、なんとも言えない気持ちになる。横山大観の作品が展示してあって、それは圧倒的なすばらしさ。

2階の窓から外を見ると、不忍池が海のように見えて絶景。庭の手入れは行き届いていて、和の建築の良さは日本人として誇らしく思う。

サ、そろそろ母が帰る時間がせまっている。さっきの雨がウソのように晴れた。今朝から晴れればマラソンの人が楽だったろうに。
東京駅

弟一家と東京駅で待ち合わせて、皆でお茶する。甥っ子や姪っ子の成長が楽しみなおばちゃんであります。
弟一家